この不具合は、ユーザーのPCに大量のファイルを保存させてフリーズさせた末に、エラー警告を表示する手口に利用されていた。 米GoogleのWebブラウザ「Chrome」で修正されていたはずの「ダウンロード爆弾」と呼ばれる不具合が、最近になって公開された「Chrome 67」で復活したと伝えられている。この不具合は、過去に技術サポート詐欺に悪用された事例が報告されていた。 ダウンロード爆弾の手口は、2018年2月の時点でセキュリティ企業のMalwarebytesが伝えていたもので、ファイルをローカルに保存するための「window.navigator.msSaveOrOpenBlob」というAPIを悪用していた。 攻撃には悪質な広告や改ざんされたWebサイトが利用され、ユーザーのPCにファイルを矢継ぎ早に保存させてフリーズさせた末に、エラー警告を表示。「直ちにMicrosoftに電話を。この重大
現代のブラウザ戦争が本格的に始まったのは2004年のことだ。Mozillaの「Firefox」が2004年、「Internet Explorer」(IE)の完全かつ絶対的な市場支配に戦いを挑み、それから5年足らずでユーザー数を0人から数億人に伸ばすことに成功した。 Googleも2008年、「Google Chrome」ブラウザを発表して、それに続いた。Chromeは2012年にはFirefoxに追いついた。 この戦いは2014年に遂に終結したのかもしれない。 この10年間で多くのことが変わった。現在、モバイルデバイスの台数は従来のPCを上回っており、デスクトップブラウザの重要度はモバイルウェブクライアントやアプリに大きく劣るようになってしまった。現在の主要なプレーヤーは、Appleのモバイル版「Safari」とGoogleのChromeだ。Mozillaは大きな過渡期を迎えており、Mic
米GoogleのWebブラウザGoogle Chromeのユーザーは、米MicrosoftのInternet Explorer(IE)ユーザーよりもCalcuDokuパズル(数独のバリエーション)を解くのが速い――。英パズルサイト「calcudoku.org」を運営するパトリック・ミン氏がこのような調査結果を発表した。 この調査は、2010年と2011年に同クイズサイトにログインしてパズルに挑戦した100万以上のユーザーデータに基づいている。ログイン時に使っているWebブラウザ別にユーザーを分け、IE、Firefox、Chromeの3つのグループのパズルの解き方を分析したという(Safariはユーザー数が少なかったため、今回の調査から外された)。 一般的なパズルでは大きな差は見られなかったものの、解く時間を競うパズル(右図参照)では、はっきりとした差が現れた。Chromeユーザーが最も速く
米Googleは10月7日(現地時間)、Webブラウザ「Google Chrome」経由でのリモートデスクトップ操作を可能にするChromeの拡張機能「Chrome Remote Desktop BETA」を公開した。 リモートデスクトップは、ネットワークに接続されたPCから他のPCを操作できるようにする技術。Chrome Remote Desktop BETAは、ChromeブラウザをインストールしたWindows PC、Mac、Linuxと、Chromebookで利用できる。Chrome上で生成するワンタイムのアクセスコードを入力することで、リモートのPCに接続し、操作できる。 Googleは、「リモートITヘルプデスクでの利用が考えられる」としており、企業ユーザーを意識しているようだ。同社はChromebookの企業採用の拡大を目指し、「Chromebooks for Busines
Security Essentialsのバージョン情報画面例。「更新」タブをクリックすると表示される。「ウイルス対策のバージョン」および「スパイウェア対策のバージョン」が1.113.672.0以降(1.113.672.0を含む)なら問題はない 米マイクロソフトは2011年9月30日(米国時間)、同社のウイルス対策ソフト「Security Essentials」で誤検出が発生したことを明らかにした。米グーグルのWebブラウザー「Chrome」をウイルスと判定した。現在では問題は解消済み。 マイクロソフトによれば、Security Essentialsが、Chromeを「PWS:Win32/Zbot」というウイルスだと誤検出したという。同ウイルスはパスワードを盗むウイルスの一種。感染するとWebアクセスを監視し、特定のWebサイトに送信したパスワードなどを盗聴し、攻撃者に送信する。 誤検出の原
米Googleは5月5日(現地時間)、Google検索の世界での利用状況を地球上の立体的な分布表示でビジュアライズする「Search Globe」を公開したと発表した。Webブラウザで3D画像を表示させるオープン標準技術の「WebGL」を使っているため、利用できるのは同技術に対応するWebブラウザ(Google Chrome 9以降またはFirefox 4、MacではWebKit Nightly)のみ。 このツールは、1日にGoogle検索で検索された件数を、3Dの地球上に棒グラフとして表示する。棒は言語によって色分けされている。例えば北米や英国はブルー(英語)の長い棒がぎっしり立っているが、アフリカ大陸はほとんど真っ暗な状態だ。 Search Globeは、WebGLを使った視覚化プラットフォーム「WebGL Globe」を利用している。GoogleはSearch Globeのほかに、地
Google、ChromeブラウザにFlash Playerプラグインを統合:HTML5を推進しつつ Google Chromeの開発者向け最新βに最新のFlash Playerがバンドルされた。将来的にはSandbox対応でより安全になる見込みだ。 米Googleは3月30日、Webブラウザ「Google Chrome」の開発者チャンネルの最新βに、米Adobe Systemsの「Flash Player」をプラグインとして統合したと発表した。可能な限り早く全Google Chromeユーザーに統合版Flash Playerを提供する計画という。 今回は、WindowsとMac版のバージョン5.0.360.4およびLinux版のバージョン5.0.360.5に、Flash Playerのバージョン10.1のβ3(10.1.51.95)を統合した。同β版は開発者チャンネルからダウンロードでき
GoogleのChrome OSがNetbookに搭載されるのは2010年末ごろだが、同OSがMicrosoftを打倒しようとしていることが次第に明らかになっている。 Chrome担当の主任エンジニアは、Windowsに組み込まれているWindows Media Player(WMP)と似た機能を持つメディアプレーヤーをChrome OSおよびChromeブラウザに統合するとArs Technicaに語った。 Chrome OSは、GoogleがWindowsやMac OSの代替選択肢としてNetbook向けに開発しているオープンソースのWeb OS。Netbookは数秒から数分で起動する。 Chrome OSはNetbookをさらに短時間で起動する。さらにChromeブラウザと併用することで、わずか数秒でWebアプリケーションをロードできる。Googleはユーザーがオンラインでもっと高速
Googleは、同社ブラウザ「Google Chrome 4.0」の「安定版」をリリースし、これまで何カ月間も開発に費やしてきた、Chromeのカスタマイズができる拡張機能(エクステンション)や、より強力なウェブプログラミング技術に対応した。 しかしながら、この新バージョンはWindows版のみとなっている。Mac OS XおよびLinux向けのChromeは、Windows版の最初のリリースから1年以上を経てベータ版がリリースされ、まだ(Windows版へ)追いつくまでには道のりがある。 今回のリリースがバージョン4.0と呼ばれていることに関して、Googleは、ブラウザのバージョン番号を重視する方針を廃止しており、より優れたブラウザへの単なる「マイルストーン」を示すに過ぎないとの見解を打ち出している。Chromeは、デフォルトで自動的にアップデートする仕組みを備えており、ユーザーは常に
いろいろとGoogle Chrome拡張機能を試していたら、入れすぎたらしく、壊れてすべてリセットされるアクシデントに見舞われましたw おまけにChrome テーマまで綺麗にデフォルトへ戻してくれるとは、、、ともかく入れすぎは注意なので、厳選したものだけをご紹介します。 → 新着のおすすめChrome拡張機能はこちらです。 組織のマインドマップツールをマインドマイスターにすべき理由 伸びてる産業、会社、事業を紹介しまくるStrainerのニュースレターに登録!! 厳選Google Chrome 拡張機能 まとめ 【永久保存版】 今回のコンセプトは、 複数機能をひとつにまとめられるものを優先 ボタンはなるべく少なく済ませる といったものです。大事なことなので繰り返し言いますが、何せ入れすぎると壊れるから。。。 また、あまりにも不安定すぎて、使いものにならないと判断したものも、ここではご紹介し
ライバルはChrome OSをどう見ているか Googleが披露したChrome OSに対し、同社のライバル各社はさまざまな意見を述べている。Microsoftの広報担当者は「見たところ、まだ開発の初期段階のようだ。当社の顧客はWindows 7がWebとデスクトップにわたり、あらゆるサイズのPCで動くことに満足している」とコメントしている。BIOSメーカーで、最近LinuxベースのインスタントオンOSを開発したPhoenix Technologiesの社長兼CEOは、インスタントオンOSでは1秒でWebアプリにアクセスできる。7秒は長すぎる」としている。 Linux Foundationの幹部はChrome OSを歓迎しており、「Chrome OSにとっていいことはMoblin(モバイルLinuxOS)にとってもいいこと。その逆もしかり。Chrome OSの技術の多くはMoblinプロジ
Google Chromeの最新のβ版ではHTML5の機能が本格的に組み込まれたほか、新規タブページのカスタマイズ機能が向上した。 米Googleは8月5日、Webブラウザ「Google Chrome」のβ版をアップデートしたと発表した。新バージョンは「3.0.195.4」になる。現在公開されている「安定版」よりも30%高速になったという。対応するのはWindows VistaおよびXP SP2で、ダウンロードサイトから入手できる。 新バージョンではvideoタグやマルチスレッドプログラミングを可能にする「Web Workers」など、HTML5の機能を組み込んだ。高速化のためにJavaScriptを強化したほか、DNSキャッシング、DOMバインディングの改良、プロキシ自動設定のV8エンジン採用などにより、ページ読み込み速度が速くなったという。 ユーザーインタフェースではタブページの機能が
Google OSのうわさが現実になろうとしている。Googleのブラウザである「Google Chrome」がベースになるようだ。 Googleは米国時間7月7日夜、同社ブログで「Google Chrome OS」を発表した。同社によると、2010年後半にはある製造会社のネットブックと呼ばれるローエンド向けPCに搭載される予定だという。どこの製造会社かは明らかにされていない。このオープンソースプロジェクトの内部ではLinuxが稼働するが、アプリケーションはウェブ上で稼働する計画となっている。 製品管理担当バイスプレジデントのSundar Pichai氏とエンジニアリング担当ディレクターであるLinus Upson氏はブログ投稿で、「Google Chrome OSは多くの時間をウェブに費やしている人々に向けて開発されている。そして、小型ネットブックからフルサイズのデスクトップシステムに至
米Googleは7月7日、同社独自のOS「Google Chrome Operating System」を発表した。年内にコードを公開する予定だ。 Chrome OSは同社が昨年リリースしたChromeブラウザの延長線上にある新プロジェクト。同社はChromeを「Webで生活する人々のために設計した」が、Chromeが載っているOSは「Webのなかった時代に設計されたもの」であるため、OSの開発に着手したという。 Chrome OSはオープンソースの軽量OSで、初めはNetbook(低価格の小型ノートPC)を対象とする。Googleは年内にChrome OSのコードをオープンソース化し、同OSを搭載したNetbookは2010年後半に発売される見通しという。 Chrome OSはスピード、シンプル、セキュリティを柱とし、「数秒で起動してWebにつながる」という。ユーザーインタフェースは最小
最初のリリース時から14回のアップデートを重ね、15回目にして正式リリースとなったという。公開100日で、全世界のユーザー数が1000万人以上に達したことも明らかにした。 正式版では、最大の課題だったビデオとオーディオのプラグインの不具合が改善された。またV8 JavaScriptエンジンの動作速度は、最初のβ版と比べると、SunSpiderベンチマークで1.4倍、V8ベンチマークで1.5倍の高速化を実現しているという。 ユーザーから改良の要望が多かったブックマーク機能については、ほかのブラウザとのブックマークのインポート・エキスポートがより簡単に実行でき、大量のブックマークも管理できるようになったとしている。なおユーザーのプライバシーに影響のある機能についての説明が、一カ所に統合された。
現在、市場で生じている景気後退の原因が何であれ、無料製品サービスの市場は、時が経つにつれて、回復傾向をたどるだろう。それゆえに、Microsoftのコア事業である「Windows」および「Office」に対抗し、引導を渡す企業が現れるのも、もはや時間の問題となっている。 しかしながら、アプリケーションやデータが、ますます「クラウド」環境で実行されるようになるにつれて、それらのアクセスにはブラウザが使われるため、ブラウザがどれほどこの流れを率いるものとなるのかに関しては、まだ不透明な部分も多い。 すでに筆者は、Mozillaの「Firefox」ブラウザが、Internet Explorer(IE)のシェアを奪いつつ、市場シェアの拡大を続けているため、Microsoftは、ブラウザ市場において、かなり厳しい競争にさらされていることを伝えてきた。とはいえ、さらにMicrosoftにとって災いとな
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