ニュージーランド代表のアリー・ライリー主将は、トランスジェンダーへの支援を示す水色、ピンク、白のネイルを右手の指先に施して試合に臨んだ=ニュージーランドのオークランドで2023年7月20日、AP サッカー女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会では、各チームの主将が「ジェンダー平等」など8種類のメッセージが記されたキャプテンマーク(腕章)から一つを選んで巻いている。昨年の男子のW杯カタール大会で同様の行為が事実上、禁じられたのとは対照的だ。積極的な発信ができる意味を選手や関係者はどう捉えているのか。 男子では「警告」対象 「私たちは応援します」 米ハリウッド俳優のジェニファー・ガーナーさん(51)は、7月20日の開幕戦でW杯初勝利を挙げたニュージーランド代表のアリー・ライリー主将(35)のさりげないアピールをSNS(ネット交流サービス)で称賛した。出生時の戸籍の性と性