技術者魂で素人から挑戦 作品は、風景画が中心。その作風は、繊細そのものです。例えば大作「夢の鞆の浦」は、複雑な岩肌や、細かい波頭、さらには満開の桜が細かく描かれています。海に島が映り込んでいる様子も、色の濃淡で巧みに表現されています。 しかし、事務作業の象徴のようなエクセルで、なぜ絵を描こうと考えたのでしょうか。 2000年に定年を迎えるまで、堀内さんは絵を本格的に描いた経験も、エクセルを使った経験もありませんでした。しかし、定年後に時間をもてあまし一日中パソコンをいじっているうち、かつて会議資料で見た、カラフルなグラフや模式図が頭によみがえってきました。 「エクセルで図形を組み合わせれば、絵が描けるんじゃないか」。ふとした思いつきを、迷い無く実行に移せたのは持ち前の技術者魂があったからだといいます。堀内さんは電機メーカーで長年、殺菌装置の研究や、事務機器の開発に打ち込んできました。 「人
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