★KMP★くさつ未来プロジェクト 「子どもを抱っこする手はいくつあってもいい」が合言葉。 1人で子育てなんて無理だから。 ママは1人じゃないよ。 助けてって言っていいんだよ! みんなでみよう、みんなの子。 大人も子どもも夢を持ち、実現できる社会を目指してサークル活動をしています。
新年を迎え、ユウジは友達の年賀状を見るため、ポストに郵便物を取りに行った。 たくさんの束になったものを見ながら、家に入る。 すると、その中に1枚の年賀状を見つけた。 写真とコメントが入っており、差し出し人はよく知っている人だった。 少し気が滅入るように思いながら、写真を見る。 そこには、中学のクラスメイト全員が笑顔で映っていた。 体育祭のときに撮ったのだろう。 少し土埃が付いた体操服を着て、ハチマキを頭に巻き、「すごく充実しています」と言うかのような笑顔で同級生はこっちを見ていた。 この体操服を最後に着たのは、いつだろうか……。 思い出すこともできないくらい、しばらくの間、ユウジは中学校へ行っていなかった。 せっかく、先生が送ってくれた年賀状。 仕方ないな……。 ユウジは、ポツリとつぶやきながら、返事を書こうと、新しい年賀状を引き出しから取り出した。 なにを書こうか……。 チラッと、先生か
*この記事は、「ライティング・ゼミ」にご参加のお客様に書いていただいたものです。 【2月開講】人生を変えるライティング教室「天狼院ライティング・ゼミ《平日コース》」〜なぜ受講生が書いた記事が次々にバズを起こせるのか?賞を取れるのか?プロも通うのか?〜 記事:猪瀬祥希(ライティング・ゼミ 平日コース) 「自分のこと、いつも後回しにしているでしょ?」 その日初めて会ったセラピストは、私の背中を軽く触れただけでピタリと言い当てた。 たしかに、自分でもお人好しだと思う。 他人から、面と向かってそう言われたこともある。 例えば、友人と食事に行くときは、自分がお店選びと予約をするのが通例だ。 よく食べ歩いているので、安くて美味しいお店をたくさん知っている。 そのせいで、頼りにされているうちにその役割が定着しているのだ。 あと、人の悩みを聞いたり、解決するのも得意だ。何気ない会話から、悩み相談に発展して
あれは、たしか小学5年生のときだった。 塾で、宮沢賢治の『よだかのほし』を読んだ。 そこから宮沢作品にハマり、たくさんの作品に目を通した。 「宮沢賢治は、自分がしんどくて死にそうなときにでも、地域の人が困っているから助けたんだ」 塾の先生にその話を聞いたとき、子ども心に「宮沢賢治、カッコイイ!」となって、その頃から僕の憧れは宮沢賢治になった。 今、世の中には不登校で悩んでいる保護者さんがたくさんいる。 不登校の小・中学生は、全国に、134,398人(文部科学省)もいる。 親族を合わせると、その3倍近くの人たちが不登校で悩み、苦しんでいる計算になる。 不登校は、まるで交通事故のようなもの。 予兆もなく、突然おこる。 「え? うちの子が?」となり、心の準備をする暇もない。 分からないことばかりで、オロオロする。 「どうしたらいいの……」と不安になるし、とにかく困る。 急に後ろからぶつかられたよ
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