機内食と同様のロッシーニ仕立ての料理=宮崎県提供 【張守男】日本航空(JAL)の成田発ニューヨーク行きなど欧米線6路線のファーストクラスで、9日から3月末まで宮崎牛を使った料理が提供される。昨年、和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」で2連覇を達成したことなどが評価されたという。宮崎県が8日発表した。 料理は、ミシュラン三つ星の日本料理店「龍吟(りゅうぎん)」(東京)のシェフ監修による洋食のメーンディッシュ。1、2月は宮崎牛のヒレ肉にフォアグラとリンゴを合わせたロッシーニ仕立て。3月は別の料理を予定しているという。 県などでつくる「宮崎牛及び県産食肉販売戦略会議」のメンバーらが働きかけて実現したという。河野俊嗣知事は「輸出に力を入れたいと思っているなかで世界にアピールできる。宮崎牛が日本一で非常に質が高いことを多くの人に知ってほしい」と期待を込めた。 関連記事和牛日本一祝い県民感謝