レイトレ合宿9(*)のセミナー発表スライドです。 * https://sites.google.com/view/rtcamp9/home - 2023/09/08 “除算法2”追記。(@Reputelessさんありがとうございました)
このブログは、株式会社フィックスターズのエンジニアが、あらゆるテーマについて自由に書いているブログです。 この記事はC++ Advent Calendar 2022の9日目の記事です。 皆さまこんにちは。今日もソフトウェア高速化してますか? 私も相変わらず色々と高速化している日々ですが、最近、私が書いたループ展開のコードを見て「どういう仕組みで展開されるんですか?」と社内で聞かれたことがあったので、せっかくなので共有しておきたいと思います。 TL;DR: N段ループ展開コードは、最近のC++機能を使えば以下のように簡潔に書けます。 template<std::size_t... unrollIndices> void vectoradd(double z[], const double x[], const double y[], const std::size_t n, std::ind
C++で新しいプロジェクトを作成するときに自分が定型的にやっていることを備忘録的にまとめました。完全に我流なので「こういうやり方もあるよ」などのアドバイスは歓迎です。 この記事中では各ファイルで説明が必要な部分だけを示しますが、全てのサンプルはgithubにおいてあります。 cpp-template: https://github.com/m-mizutani/cpp-template 前提 UNIXベースのCLIで動作するアプリケーション or ライブラリを作る コンパイルはcmakeを使用する ファイル名はソースコードが*.cc、ヘッダファイルが*.hppだとする サンプルではcpptemplate というプロジェクト名だと仮定します プロジェクト用ファイルの準備 CMakeList.txt サンプル cmakeでビルドするための設定ファイルです。このサンプルではCLIアプリケーション
21st Century C by Ben Klemens was a great read. It had a section with an intro to autotools, git, and gdb. There are a few other useful tools that came to mind that I’ve used when working with C and C++ codebases. These tools are a great way to start contributing to Open Source C & C++ codebases; running these tools on the code or adding them to the codebases. A lot of these favor command line, op
1. はじめに 本ページでは、精度保証付き数値計算を行うためにC++で作成した ライブラリ群を公開している。 特に非線形計算の精度保証を行うとき、template機能によって 複雑な数値型をすっきり記述でき、なおかつ "zero-overhead principle" で 計算速度が遅くならないC++は、非常に適していると言える (ほぼ唯一無二であると作者は考えている。)。 精度保証付き数値計算とkvライブラリの概要については、 このスライドを見て欲しい。 kv-intro.pdf (全84ページ) 2007年秋頃~2013年春頃の間は、区間演算を行うのにboostに含まれている intervalライブラリを用いて開発していたが、 boost.intervalは残念ながら不完全な部分が多く ライブラリ本体に手を入れざるを得なかった。 boost全体がアップデートする度にinterval部分
こーいう方法があるようです。 http://okwave.jp/qa/q6902744.html ちょと読みにくかったので書き直します。 namespace myLib { namespace { // privateな実装 namespace prv_impl { void hoge_impl() { /* ほにゃらら */ } } // publicな定義 void hoge() { prv_impl::hoge_impl(); } } namespace prv_impl {}; // 実装が書いてある方のprv_implへのアクセス殺し。 }void func() { myLib::hoge(); // これはOK。 // でも myLib::prv_impl::hoge_impl(); はNG! }これはVC2010でコンパイル通りました。最初さっぱり意味がわからなかったので、さ
今回は "Double-Checked Locking" (以下DCL)というマルチスレッドプログラム向けのイディオムを例にして、C++0xの(低レイヤ向け)マルチスレッド機能の利用方法を紹介してみます。 DCLとは、「ロック→条件判定」というロジックを「条件判定→ロック→(再度)条件判定」と書き換えるイディオムで、主に遅延初期化などの処理においてロックのオーバーヘッドを減らすために用いられます。DCLはシンプルかつ効果の高いイディオムだったので、一時期もてはやされました。ところが、DCLはコンパイラやCPUによるリオーダーの影響により正しく動作しない場合があることがわかったため(参考1、参考2)、今ではアンチパターンと呼ばれることすらある始末です。 しかし、DCLの問題点は、メモリモデルに関する知識があまり知られていなかったことと、プログラミング言語の仕様でメモリモデルが正しく定義されて
あ\n こんにちは、fadisです。★最近話題の某A社で働いています。★きな言語はC++、好きなエディタはVim、好きなディストリはGentooですが、昨日東京の方でやっていた闇鍋プログラミング勉強会によると、★この3つはTLから変態を検出するキーワードとして使えるらしいです。ちょっと、こんなに健全な人が変態に分類されるとか誤認識にも程があると思うのですが、\n こんにちは、fadisです。★最近話題の某A社で働いています。★きな言語はC++、好きなエディタはVim、好きなディストリはGentooですが、昨日東京の方でやっていた闇鍋プログラミング勉強会によると、★この3つはTLから変態を検出するキーワードとして使えるらしいです。ちょっと、こんなに健全な人が変態に分類されるとか誤認識にも程があると思うのですが、\n こんにちは、fadisです。★最近話題の某A社で働いています。★きな言語はC
C++ でlexer/parserをかくなら re2c+lemon がオススメな件 yacc や lex をつかっていても「なんかよくわからんけどうごく」という状態になりがちだったり、グローバル変数にまみれたりしがちだが、re2c + lemon だとそのへんがすっきりする。 レキサを以下のようにかく。yyfill を自前でかかなければいけないのがちょっと面倒だが、このようなクラスを手軽にかけるのはやはり便利である。flex ではこうはいかないのだ。 #ifndef CALC_SCANNER_H_ #define CALC_SCANNER_H_ #include <stdio.h> #include <string.h> #include <string> #include <sstream> #include <vector> #include <iostream> #include <
はじめに C++では通常、クラスのprivateメンバに外部からアクセスすることができない。 アクセスするためには、friend関数やfriendクラスを用いる。 しかし、 http://bloglitb.blogspot.com/2010/07/access-to-private-members-thats-easy.html で話題となり、Daveが、 https://gist.github.com/1528856 にエッセンスを抽出したコードを起こしているが、privateメンバに外部から合法的にアクセスする方法がある。 Daveのコードのコメントだけで必要十分かもしれないが、私は理解するのにかなり時間がかかってしまったので、その経緯を忘れないためにもここに書いておきたいと思う。 メンバポインタの復習 まずは、このコードを見て欲しい。 http://ideone.com/dGRqg
monoチームからCXXIという新しいコンポーネントが登場しました。これはC++とC#のinteroperabilityを実現するフレームワークだそうです。 》 CXXI: Briding the C++ and C# worlds. http://tirania.org/blog/archive/2011/Dec-19.html 以前からcppinteropという名前で作っていたハカーたちがいて、7月のMonospace conferenceでも発表されていたのですが、それがブラッシュアップされて登場したのがコレです。 》 mono / cxxi https://github.com/mono/cxxi 以下、6割方↑記事の内容を引っ張ってきています。 CXXIの機能・特徴 CXXIが実際にサポートする機能は、ざっと次のようなものだそうです(便宜上C#と.NETはまとめてC#と書きます)
Plowing through some devilish details of template argument deduction, the conditional operator and the macro preprocessor, Eric develops a robust FOR_EACH iterator. Whether you're using arrays, strings, or containers, this one does it all. Conditional Love: FOREACH Redux My CS201 "Software Development Methods" professor taught that all anyone would ever need to know about C++'s ternary conditional
http://anond.hatelabo.jp/20100222033058 あなた・・・『覚悟してdisってる人』・・・ですよね。 人を「dis」ろうとするって事は、逆に「dis」られるかもしれないという危険を、常に『覚悟してdisってる人』ってわけですよね・・・
分散KVS kumofs のコードは、全体で約2万行です*1。 そのうち、ネットワークI/Oやプロトコルに関するコードは約1万行*2で、全体の約半分を占めています。 ロジックは残りの半分*3だけで実装されています。 この実例から分かりますが、kumofsのような分散アプリケーションを開発するにはI/O周りの実装が大変で、とてつもなく大きな障壁になっています。*4 さらに今日では、性能を稼ぐためにマルチスレッド化が必須です。また、多数のクライアントを少ないリソースで効率よく相手にするには、非同期・イベント駆動型のアーキテクチャも必要になります。さらに、究極的な性能を達成すべく GC を利用しない C++ においては、実装のみならず設計も大変です。 これに加えてソケットAPIの難解な挙動に対処にしなければならないため、C言語やC++によるネットワークプログラミングは、vimの使いこなしなどと同
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