私が記事を書いている媒体の1つに「日刊ベリタ」というオンラインの新聞がある。 課金制度をとっているので全文が読めないようになっており、申し訳ないが記事の紹介をすることができない。 しかし、日本のネット新聞がどうなっていくのかを知る良い材料にも思えるようなインタビューが毎日新聞に載っていたので、紹介したい。 編集長に聞く: 日刊ベリタ・永井浩さん 「ネット新聞」の目指すもの フジテレビとライブドアの争いの中で、インターネットとジャーナリズムの関係が議論を呼んでいる。ネットは新聞に代わるのか。ネット上のジャーナリズムにはどんな展望と課題があるのか。元毎日新聞海外特派員で、インターネット新聞「日刊ベリタ」編集長の永井浩さん(63)に聞いた。【中島みゆき】 --ライブドア参入問題が波紋を広げています。 実は、ベリタもライブドアにニュースを提供しています。昨年11月から国際ニュース面に1日1本。他の
「市民が記者」ネット新聞苦戦 市民記者による報道をうたい文句にしてきたインターネット新聞「オーマイニュース」が、8月いっぱいでニュースサイトとしての看板を下ろすことになった。2000年代に入ってネット上に次々と登場した市民メディアだが、ブログとの競合などもあり、ビジネスとして軌道に乗せるには道のりは遠いようだ。 オーマイニュースは、市民から募集した記者がニュースを書いてサイトに掲載するスタイルのメディアで、00年に韓国で創刊。現在は約6万人の記者が登録している。02年の大統領選では盧武鉉(ノムヒョン)政権誕生に影響を与えたとされる。 日本版が始まったのは06年8月。運営会社には、韓国のオーマイニュースが70%、ソフトバンクが30%出資した。登録した市民記者が書いた記事を、マスコミ出身者らによる編集部で編集。記事1本につき300円の報酬を払い、運営会社はサイト上にはりつけられた企業広告など
わたしも売文稼業の末席を汚しエイャで原稿を書き散らかしては編集部から丁寧な添削を受ける度に感心するクチだから、ネット上の文章について藤代さんが厳しい目を向ける気持ちは分かる。しかし市民メディアは「コンテンツの質が低い」以前に深刻な自己矛盾を抱えているのではないか。既存のマスメディアでさえ、今後もコンテンツの質と威信を担保し続けられるかは疑わしい。 しかしながら、ネット上の言論がこのようなマスメディア批判から抜け出せていないのも現実だ。他人の記事を批判するならまだしも、自らニュース記事を書いて発信するとなると、とたんにハードルは上がる。25日についにオーマイニュースの閉鎖が発表されたが、市民メディアと呼ばれるメディアが広がりを見せないのは、コンテンツの質が低いからに他ならない。 ITのもたらしたチープ革命で表現の場を与えられたにも関わらず、マスコミの権威性に憧れて市民記者を標榜し、けれども充
神保哲生 ビデオジャーナリスト 1.日本のメディア機能 もし、メディアが根こそぎやられてしまっていたらどうなるのか、これが今日のテーマです。結論から言ってしまうと、根こそぎやられている。どういう構造が背景にあるのかを、お話ししたいと思います。たぶん、驚かれると思います。その驚かれるところが実は非常に重要なポイントです。メディアが根こそぎやられていることを知る手段は、基本的にありません。とにかく、根こそぎですから。 皆さんたちのコミュニティでは、独自のネットワークが働いている場合もあるかもしれませんが、もっと行政レベルまで広げたとき、政治、経済、社会…スポーツも、それらの100%に近い情報は、メディアを通じて知っているのではないかと思います。メディアの業界用語で「チャンネル」と言いますが、そういうパイプを通じて入ってきた情報を元にして、自分たちの世界あるいは地球がどういう状況になっている
4月28日に閉鎖した市民参加型ニュースサイト「オーマイニュース」の関係者が、創刊から閉鎖までの3年弱を振り返るイベント「No more! OhmyNews ~オーマイニュース消滅記念!(元)編集部発・最後の炎上大会~」が、東京・阿佐ヶ谷の「Asagaya/Loft A」で5月25日に開かれた。 元編集長の元木昌彦氏と平野日出木氏、元編集部員や元市民記者のほか、市民参加型メディア「PJニュース」編集長の小田光康氏らが登壇し、オーマイニュースが創刊から3年足らずで終了した背景について、アルコールを交えての暴露話で総括した。イベントには約50人が参加。元市民記者という参加者からはオーマイニュースに対する不満の声なども上がり、イベントは19時30分の開演から23時過ぎまで続いた。 ● 最後まで描けなかったビジネスモデル オーマイニュースは、“市民記者”が投稿したニュース記事を掲載する韓国の「Ohm
まだ少し先の話だが、9月17日に東京の駿河台で、「第21回人権と報道を考えるシンポジウム 市民による 市民のためのメディアを」というイベントがあり、私もパネリストの1人として参加する。 当日はまず、かの韓国のネット新聞・「オーマイニュース」代表の呉連鎬(オ・ヨンホ)さんが講演する。後半のシンポジウムは「日本でオルタナティブ・メディアをどうつくるか」をテーマとし、パネリストには、<1>呉連鎬さん <2>フリージャーナリストとして警察腐敗・武富士・記者クラブ問題などの追及を続ける、私の友人でもある寺澤有さん <3>元毎日新聞編集委員で国際ニュースに強い永井浩さん(現在は神田外国語大学教授、かつネット新聞「日刊ベリタ」代表) <4>市民記者で同志社大学大学院留学生の李其珍(リ・ギジン)さん <5>私・高田 の5人が参加する予定だ。司会は、人権と報道・連絡会世話人で同志社大教授の浅野健一氏が務める
プロのジャーナリストじゃなくても、映像や音声で<<発信>>したい。 伝えたいテーマはある。道具もある。そんな人達が、各地で動き出しています。 探そう!あなたの近所の市民メディア!!
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