――第1章の制作や評価を経て、第2章となる『キルケーの魔女』ではどのようなコンセプトを立てたのでしょうか? 村瀬 第1章は『機動戦士ガンダムUC』など、それまでのサンライズ第1スタジオのガンダムシリーズの制作スタイル――とくに3Dの使い方を大きく変えました。『ガンダムUC』の頃は2D(手描き)でレイアウトを取ったものに当てはめるかたちで3Dのモビルスーツを動かしていたのですが、『閃光のハサウェイ』では第1章から(複雑な地形が多い)地上戦が多かったこともあり、レイアウトの段階で3Dを使う方法にシフトしました。僕が監督を務めた他の作品ではすでにそういうことをやっていたので、自然な流れと言えるかもしれません。 ――ガンダムシリーズの映像制作に、村瀬監督が培ってきた手法を取り入れたと。 村瀬 そういう枠組みの転換を、第1章では制作をしながら進めていくことになったのですが、第2章は最初から取り入れて

