日本政府のフェイクニュースへの危機感は非常に乏しい。マクロンフランス大統領からフェイクニュースの発信源と批判されているロシアメディア「スプートニク」に河野太郎外相のインタビューが掲載され、政府サイトのドメイン管理が出来ておらず、フェイクニュースサイトに誘導するリンクが設置される可能性すらある。 この記事は、『「フェイクニュースから見るデータ社会のインテリジェンス」 ~プラットフォーム企業、広告モデル、民主主義のあり方~』(日本ジャーナリスト教育センター、政策分析ネットワーク主催)と題したパネルディスカッションでの議論を再構成したものです。 前回の記事:フェイクニュースの議論で欠落する、国家間の「情報戦」「ビジネス戦」という視点 パネリスト:発言は個人の見解です 足立 義則(NHK報道局ネットワーク報道部副部長。ソーシャルメディア情報を分析、収集、報道と連携するソーシャルリスニングチームSo
