ロシアの石油がギリシャ沖を「ハブ」とする隠れたルートで欧州に流入し、西側諸国による対ロ制裁が骨抜きになっていることを明らかにした日本経済新聞の調査報道「ロシア石油が欧州へ裏流通」(9月7日公開)。取材班は公開データの分析で取引の流れを捕捉。そのルートをたどって欧州を訪れ、関係者への直接取材などを通して全貌に迫っていった。「ロシア制裁は本当に効いているのか」。ウクライナに侵攻したロシアの勢いが
JINSEI STORIES 退屈日記「仏サッカー代表選手が日本人大差別の報道を分析。くそ野郎は誰だ!」 Posted on 2021/07/04 辻 仁成 作家 パリ 某月某日、ヤフーニュース開いたら、トップニュース欄に「フランス代表FW、日本人侮辱か」という見出しがあって、覗いてみたら、サッカーニュースサイト「ゲキサカ」に「デンべレとグリーズマンが日本人を侮辱か、・・・『醜い顔』『後進国の言葉』『技術的に進んでないのか』というタイトルが踊っていた。うわ、なんだこれ・・・。 ぼくもこれを読んだ後、「グリーズマン、応援していたのに、このくそ野郎、差別主義者メ、二度と日本の土を踏ませるものか」と思った。←大げさですね。えへへ。 多くの日本のサッカーファンがそう感じたはずだ。 でも、61才の父ちゃん、ちょっと待てよ、と冷静になってみた。 こういう差別発言って、ちゃんと本当に誰が何を言ったか調べ
フェイクニュースによる世論操作やサイバー攻撃などあらゆる手段を駆使した「ハイブリッド戦」への対応が、次期防衛大綱に盛り込まれたが、その対策は多岐にわたる。一足早く「ハイブリッド戦」の脅威に直面するヨーロッパでは、欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)が設置した「ハイブリッド脅威対策センター(The European Centre of Excellence for Countering Hybrid Threats)」の参加国が倍増している。 イエローベストの背後にロシア「フランスで起きているイエローベスト運動の動きを見ても、ロシアが背後にいることは明白だ」。調査に対応してくれたディレクターのヴィトゥタス氏は説明してくれた。 同センターは、2017年にフィンランドの首都ヘルシンキに設置され、予算はフィンランドが半分、残りを参加国が負担する。職員は21人で、専門家との連携や政府関係者
日本政府のフェイクニュースへの危機感は非常に乏しい。マクロンフランス大統領からフェイクニュースの発信源と批判されているロシアメディア「スプートニク」に河野太郎外相のインタビューが掲載され、政府サイトのドメイン管理が出来ておらず、フェイクニュースサイトに誘導するリンクが設置される可能性すらある。 この記事は、『「フェイクニュースから見るデータ社会のインテリジェンス」 ~プラットフォーム企業、広告モデル、民主主義のあり方~』(日本ジャーナリスト教育センター、政策分析ネットワーク主催)と題したパネルディスカッションでの議論を再構成したものです。 前回の記事:フェイクニュースの議論で欠落する、国家間の「情報戦」「ビジネス戦」という視点 パネリスト:発言は個人の見解です 足立 義則(NHK報道局ネットワーク報道部副部長。ソーシャルメディア情報を分析、収集、報道と連携するソーシャルリスニングチームSo
スマートニュース株式会社の小田秀匡(おだひでまさ)です。 この会社では 4 年間ほどサーバーサイドの開発とデータの分析に携わっています。 2018年 3月12日(月)~ 3月16日(金)の 5 日間にわたり岡山市の岡山コンベンションセンターで 言語処理学会第24回年次大会 (NLP2018) が開催されました。 SmartNews は言語処理学会にはゴールドスポンサーとして参加し、弊社に関心を持ってもらうため、 企業展示で「特定の話題に対するユーザーの感度」というテーマで発表させていただきました。 SmartNews と言語処理 SmartNews は、小さな画面でも快適にニュース記事が閲覧できるよう、記事の解析からタイトルの改行位置の決定まで、サービスの様々な箇所で自然言語処理や機械学習を駆使しています。 例えば、国内外の主要新聞社を含む多くの媒体社から提供されている記事の内容を分析・理
なかお しんじ/アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアをカバーする。 News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 日本のものづくりを代表する取り組みとして脚光を浴び、日本製造業再生の希望としてメディアが取り上げてきた下町ボブスレー。しかし、下町ボブスレーネットワークプロジェクト推進委員会(下町P)が契約していたジャマイカチームは、平昌五輪で下町P
フェイクニュースを見破るには? 元TBSキャスターが教える「視野を広げる」ための心構え2017.12.29 17:00Mugendai 渡邊徹則 どんなことにも応用できる考え方です。 ここ10年、および数年という単位に区切っても、われわれが受け取る情報の量は爆発的に増え続けています。確かに便利になるのはとても嬉しいことですが、残念ながら現在はウソの情報が蔓延し始めているのも事実です。実際に昨年のアメリカ大統領選挙でも、フェイクニュースが与えた影響は決して小さくなかったとの報告もあります。 真偽不明の情報に振り回されないため、われわれはどうすべきなのか。IBMのWebメディアMugendai(無限大)では、元TBSキャスターとして活躍された下村健一さんが、そんな疑問へのひとつの回答を示してくれていました。 「人里にサルが現れた」でもそれって本当? キャスター時代に付け加えたひとこととはIma
天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かりました。数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向で調整が進められています。
日本のニュースメディア環境は、先進国の中でも特異な存在である。先週末に、ロイター(Reuters Institute)が毎年発行する「Digital News Report」の2016年版が公表されたが、例年のように日本の特異なニュースメディア環境を浮き彫りにしていたので、その中からいくつか拾って紹介する。 今回の調査は2016年1月~2月に、26か国のオンライン・ニュース・ユーザー5万人を対象に実施した。各国から、少なくとも2000人がアンケート回答者として参加した。日本人回答者は2011人。 26か国は、いわゆるニュースメディア先進国で、国名は次の通りである。 United States 、United Kingdom、Germany、France、Italy、Spain、 Portugal、Ireland、Norway、Sweden、Finland、Denmark Belgium、N
「通報して裁判沙汰、はやりそう」 声あげない業界に憤り 「トップに集中、いびつな構造」 ついに使用の取り下げに至った五輪エンブレム問題。ネット上で様々な意見の応酬が繰り広げられています。「ウェブはバカと暇人のもの」の著者、中川淳一郎氏は「獲物が現れた時のネットの恐ろしさが出た」と言います。今回、ここまで炎上した原因は何だったのか。五輪エンブレムの作者、佐野研二郎氏はどんな対応をするべきだったのか? 「ネットの作法」に詳しい中川氏に聞きました。 「通報して裁判沙汰、はやりそう」 五輪エンブレムを巡っては、ネット上で盗用を指摘する声が相次ぎました。中川氏は「今後、佐野氏や五輪以外の案件でも、通報して訴訟沙汰にしようとする『遊び』がはやるかもしれない」と危惧します。 今回の騒動について中川氏は「そもそもネットがなければ、問題自体にならなかった」と見ています。「せいぜい『1964年東京五輪の方が日
中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください
ドイツ南西部フライブルク(Freiburg)の大聖堂で演説するローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI、2011年9月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/ALBERTO PIZZOLI 【2月12日 AFP】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)が退位の意向を固めたというニュースを世界のメディアに先駆けてつかんだイタリアの記者が、誰も予測していなかったこのスクープをものにすることができたのは、ラテン語の知識のおかげだった。 伊ANSA通信のルイジ・コントゥ(Luigi Contu)情報部長はAFPに次のように語った。 「われわれのバチカン専門記者、Giovanna Chirriは法王のスピーチを聞いていた。あるところにくると法王は教皇枢密会議について語るのをやめた。彼女は、法王が『疲れた』『プレッシャーが大きすぎる』『辞めるつもりだ』といった内容を語ったこ
米Google News、ニュースを最初に伝えたサイトを明示するMETAタグ"original-source"の試験提供を開始 米Googleは2010年11月16日、あるニュースの報道元サイトを明示するMETAタグ"original-source"の試験提供を開始した。 たとえば、TechCrunchやWSJなどが、どこよりも早く独占ニュースを伝えることはよくあるが、今日のインターネットは他のメディアやブログを通じてすぐに記事が拡散していく。この場合に、最初にそのニュースを報道したサイトの功績を認めて、正しい報道元URLを伝えてあげようというのが original-source の趣旨。 なお、Googleは今回のMETAタグはすでに検索システムで処理できる状態にあるが、今後、実際にインターネットの世界でウェブマスターたちがこのMETAタグをどのように扱うかを注視して、最善の活用方法を検
ゆらゆらと漂うように泳ぐ「但馬のクリオネ」=豊岡市瀬戸 兵庫県豊岡市瀬戸の城崎マリンワールド近くの日本海で、殻を持たない貝、クリオネ(ハダカカメガイ)の仲間たちが大量に捕獲されている。同ワールドでは初めての捕獲で、担当の飼育員は「なぜ捕獲が続くのかは謎。『但馬のクリオネ』としてなんとか育てたい」と話している。 北海道などに生息し「流氷の天使」とも呼ばれるクリオネの仲間で、温帯や熱帯地域の外洋に生息する種類の「タルガタハダカカメガイ」と「ヤサガタハダカカメガイ」。体長は大きくても3センチほどで、沿岸には近づかないため生態もよく分からないという。 6月11日と21日に、計約60匹を捕獲したが、飼育方法がわからず、相次いで死んだ。伊藤公一飼育員(35)が捕獲した時の海水を水槽に入れたり、水温を捕獲場所より1度低く設定したりするなど手探りで世話を続け、29日現在計9匹が水槽の中を漂う。21日
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