イーロン・マスク氏のDOGE省の猛威が止まらない。採用したばかりのメンバーに財務省の機密データを扱わせたり、CDCのデータを消去させたり(*1)している。メディアは、これらの行為を「サイバー攻撃」になぞらえた。もともと200万人の連邦政府職員に退職勧奨をしていたのだが、とうとう人員にも手を付け始めた。 まずNASAの職員数百人が退職した(*2)。全職員18,000名のうちでは少ないと見るべきかもしれないが、マスク氏が宇宙開発は民間で、特に自身の<スペースX>でやるからいいと考えて政府職員を辞めさせているのかもしれない。 次にエネルギー省傘下の組織である、国家核安全保障局の職員300名が解雇され…