『Apex』シーズン24先行プレイリポート。R-99が通常武器、ピースキーパーがケアパケ武器へ。アッシュはパッシブにダッシュ追加&ウルトが2スタックでよりアグレッシブに

byけんけん

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『Apex』シーズン24先行プレイリポート。R-99が通常武器、ピースキーパーがケアパケ武器へ。アッシュはパッシブにダッシュ追加&ウルトが2スタックでよりアグレッシブに
 エレクトロニック・アーツのバトルロイヤル型FPS『Apex Legends』(エーペックスレジェンズ)のシーズン24“テイクオーバー”が、2025年2月12日(日本時間)に開幕する。これに先立ち、メディア向けにシーズン24の先行プレイが行われた。

 アサルトクラスの調整やアッシュ、バリスティックの強化などの変更点について、実際にプレイして感じたことをお届けしていく。
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※事前情報につきリリース時には多少の変更が生じる場合もある。

シーズン24はアサルトクラスに大きな変革!

 シーズン24では、アサルトクラスに大幅な調整が加わり、以下の3つのパークが導入されることになった。

  • ストードリロード:閉まっている武器を自動リロード。
  • コンバットリザーブ:インベントリに手榴弾専用のスロットをふたつ追加。
  • バトルサージ:敵のアーマーを割ると、移動速度の上昇と高速リロード効果が一時的に発動。シールドを割った敵は味方にハイライト表示される。

 なかでも、バトルサージの効果が非常に強力であると感じた。戦闘中にその恩恵を受ける場面が多く、アサルトクラスらしい攻撃的なスタイルをさらに引き立てる能力だ。ここからは、各レジェンドの使用感についても触れていこう。
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アッシュ

 パッシブアビリティのダッシュ能力は、ヴァルキリーのジェットパックで一瞬だけ加速したときに似た感覚。撃ち合い中に反対方向へ切り返すなど、近距離戦で相手を翻弄し、有利な立ち回りが可能となる。チャージも比較的速く、敵をひとりノックダウンさせた後、ダッシュを使って味方と素早くポジションを交換するのも有効な戦術だ。

 オクタンのジャンプパッドやグラビティキャノンの飛距離を伸ばしたりと、移動面でも活用できる場面は多いだろう。加えて、ダッシュからスライディングにつながるので、金のショットガンボルトとの相性もよさそうだ。

 遠くから敵のアーマーを割った際でも、アルティメットアビリティのフェーズティアとあわせて一気に距離を詰められるのが便利。ダッシュ、アークスネア、フェーズティアのチャージ数はそれぞれパークで増やせるものの、レベル3のアップグレードがパッシブと戦術アビリティに分かれているため、使い方はプレイスタイル次第だろう。

 また、アルティメットアビリティのフェーズティアが2チャージ分溜められるようになり、遠距離から一気に距離を詰めやすくなったのが便利だ。ダッシュ、アークスネア、フェーズティアのチャージ数はアップグレードで増加する。そして、レベル3のアップグレードはパッシブアビリティと戦術アビリティのチャージにそれぞれ分かれているため、ここでもプレイスタイルに応じた選択が求められる。
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バリスティック

 新たに、ケアパッケージ武器をスリングの枠(3枠目)に装備できるようになる変更が加わっている。これにより、ハボック、ボセックボウ、クレーバーといった3本構成も可能になった。ウルトのテンペスト発動中は、ケアパケ武器もほかの武器と同様、弾薬が無限になる。

 また、アップグレードによって戦術アビリティのウィスラーが最大4発に増加したため、対面での撃ち合いでより使いやすくなった印象。アルティメットアビリティの効果はほかのアサルトレジェンドとのシナジーもよく、チームプレイにも強く貢献できそうだ。
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ヒューズ

 グレネード専用スロットが追加され、これまでよりも4個多く持てるようになったことで火力が上がった。とくに、グレネードの運用が重要となるマッチ終盤で効果を発揮するだろう。また、ナックルクラスター命中時に移動速度がアップするアップグレードとの組み合わせにより、戦闘中の機動力が向上している。

マッドマギー

 もともとショットガンを使った撃ち合いに強みを持っていたマギーだが、バトルサージの効果により近距離戦でその強さがさらに際立つように。キャラコンが得意なプレイヤーが使えば、アルティメットアビリティのスピードアップ効果も相まって、機動力を活かしたダイナミックな立ち回りができるだろう。

バンガロール

 バンガロールもバトルサージとの相性がいい。パッシブの駆け足と敵のアーマーを割ったときの加速効果で、攻めにも逃げにも対応可能となっている。また、スモーク越しに敵の位置を把握できるスキャン効果も非常に強力で、有利に働くこと間違いなし。

R-99が帰還、ピースキーパーがケアパケ武器

 武器関連では、ピースキーパーがケアパケ武器に変更され、代わりにR-99が通常武器として復帰。ピースキーパーの基本ダメージは108に、R-99の基本ダメージは13に調整された。現状、エネルギーアモの武器が多く見られているが、待望のR-99が通常武器に帰ってきたことで、ライトアモの使用率が増加する可能性も考えられる。
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 また、ボセックは75ダメージ、クレーバーは150ダメージに強化。さらに、ウィングマンには拡張スナイパーマガジンが装着可能になった。ヘルメットの仕様変更もあり、クレーバーでヘッドショットによる1撃キルが狙いやすくなっているだろう。

アーセナルとPOI表示の改善でより快適に

 何回かカジュアルモードをプレイしてみたところ、ドロップシップでのPOI(名前が付けられたエリア)表示は直感的で視認性が高く、非常に便利だと感じた。また、新システム“アーセナル”は場所ごとに異なる種類の武器が用意されているが、マップ上でアモのアイコンを確認できるため、迷うことはないだろう。
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 さらに、アーセナルに対応した武器を持っている場合、各装置で1度だけ武器を強化することが可能だ。実際にプレイした際には、スコープや標準ストック、バレルなどのアタッチメントを装着できた。このシステムにより、これまで以上に自分の好きな武器を手に入れやすくなっていることだろう。手軽に強化できるため、終盤でアタッチメントがほとんどないという状況も回避できそうだ。
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 そのほか、サポートクラスは回復中に減速しなくなり、シールドセルと注射器の回復量が2倍になるパーク“ヒールエキスパート”が削除。全レジェンドにおいて、シールドセルと注射器のスタックあたりの所持数が4→6に増加している。とくにアサルトは、弾のスタック数がほかのレジェンドより多く持てる点や、グレネード専用スロットの追加も合わせて、かなり以前と比べてバックに余裕が生まれていることだろう。

 シーズン23ではライフライン、ニューキャッスルを中心にサポートレジェンドが活躍していたが、シーズン24ではどんなレジェンド構成が主流となるのか気になるところだ。アサルトクラスの強化や各武器の調整により、今後のメタがどのように変化するのか注目していきたい。
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