広島県内の夢や目標に向かって頑張る子どもたちを応援する番組『夢キラリ』。

今回の“夢キラ人(ゆめきらびと)”は、2024年11月に行われた、JWBA プロツアー2024 Champion league Wakeskim OpenのWomenクラス最終戦を制し、見事全勝優勝をかざった、CIRCLE WINS所属 竹宮未菜海さん、高校1年生。

努力と才能が実を結んだ栄光の瞬間

2024年11月、JWBA プロツアー2024 Champion league Wakeskim OpenのWomenクラス最終戦で優勝を果たした未菜海さん。 CIRCLE WINSに所属する未菜海さんは「ライバルの人がいるので、その人に負けないように優勝する気持ちで挑みました」と大会に臨んだ時の心境を語ってくれた。

第4戦(最終戦)では、目標にしていた大技が決まらず悔しい思いもしたが、得意な技を綺麗に決めることができた。「納得はできなかったけど、良い滑りはできたかなと思います」と振り返る。

小学4年生からウェイクスキムを始めた未菜海さんは、中学1年生の時に“史上最年少”でプロ資格を取得。その後、プロデビューからわずか3年目で4戦全勝優勝という快挙を成し遂げた。

常に心にとどめている“夢キラめく言葉”とは…

未菜海さんの心に深く刻まれているのは、「ウェイクボード」「ウェイクサーフィン」「オーシャンサーフィン」という3つの競技のプロ選手である母、竹宮明菜さんから言われた言葉だ。「全ては自分次第」。この言葉が、未菜海さんのウェイクスキムに対する姿勢を大きく変えた。

「練習をサボっていたり、うまくいかない時とかにも言われていて、私が活躍するために、そしてもっとレベルアップしていくために練習するのも自分次第だし、どの大会に出場するかも自分次第だから、しっかり自分で決めて行動していかないといけないと思います。」と未菜海さんはその言葉の意味を自分なりに解釈していた。

夢キラめく未菜海さんの“将来の夢”とは

年間チャンピオン達成に満足することなく、未菜海さんはすでに次の目標に向かって邁進している。“ショービットスリー”という新しい技に挑戦中だ。「自分が跳んでいるうちに板だけを360°一気に回転させる技です。もしかしたら世界のテッペンが獲れるかもしれないです」と新たな挑戦について語る。

しかし、この技の習得には課題もある。「板は回っても着地の時に足が閉じてしまってバランスが取れなくてコケちゃう事があるので、そこが難しいなって思います」と未菜海さん。「とにかくたくさん練習して、ちょっとずつ改善していって立てるようになりたいです」と意気込む。

将来の夢を聞くと、「世界の大会に出場して優勝すること事です」と力強く答えた。「日本でも世界でも輝いている姿を見せたいです」とその夢は確実に広がっている。


『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分から放送中!

テレビ新広島
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