これまでのあらすじ
ボクのクレジットカードの裏のサインは汚い、うまく書けなかったのだ。新たに手にしたクレジットカードに最高にCoolなサインをするため、行き着いた先は「マッキー極細」だった。しかしあろうことか「極細」のペン先ではなく「細」のペン先でサインを書いてしまった!悲劇の5年間がまた新たに始まったのだ!
クレジットカードの裏のサインはマッキー極細の「極細」がベストだ!!
クレジットカードに満足いくサインができなくて傷心していたのだが、いろいろ考えていたら腹が立ってきた。なぜマッキー極細に「細」があるんだ。マッキー極細を買う人は「極細」を求めて買うのだから「細」は不要ではないか。「細」を求める人はマッキー細を買えばいいじゃないか。現に私は「極細」を求めてマッキー極細買って、無意識に「細」を使ってしまった。
マッキー極細のデザインが悪い。極細と銘打っておきながら、そのペン先の一対には「細」があるのだ。これはユーザーへの裏切りではないか。極細を求めたユーザーには選択の余地を与えず「極細」を使わせるべきではないのか。大は小を兼ねるとでも言いたいのか。今回の場合、大を使用して小に戻れなくなってしまった。
傷心していたときは、マッキー極細を買っておきながら「細」を使うなんてマッキー極細のメンツを潰す、決して許されない行為をしてしまったと自責していた。しかしそれは違う、自責の必要などない。マッキー極細は自らが極細でありながら「細」の選択肢を提示してきたのだ。それに対し私は無作為に「細」を選んでしまっただけだ(「細」の方がキャップが大きくて外しやすかったという事実は無視できない)。
なんどでも言うが、なぜマッキー極細と銘打っておきながら「細」or「極細」などという不要な選択を迫るのか?全くもって考えられない。しかしここで問題がある。少し考えればわかることなのだが、両端がペン先で2つの太さを使い分けられるペンがあったら、どんなに素晴らしいだろうか。2本必要だったのが1本で済む素晴らしいデザイン。筆記用具業界に革命が起こることは確実だ。
そう、そんなペンがあるんだ。
マッキー極細
もう一度言おう
マッキー極細
マッキー極細が私に迫る「細」or「極細」の選択は、マッキー極細を持つものなら決して踏み外してはいけない選択だった。マッキー極細を持つものには、筆記者としての天賦の才が必要なのだ。常にマッキー極細に試されているんだ。
ああ人生はトライアンドエラー、また5年後の更新カードが楽しみだ。
この記事には完結編があります
マッキー極細の完結編はこちら!!