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とても良い

雛の告白を受けて一時は千夏の試合を忘れてしまった罪悪感は却って大喜に千夏への想いを強くするね。だからか、誕生日プレゼントも悩みすぎて渡せない
それは相手にとって何が良いかを想像しすぎて動けなくなっているようなもの。そんな行動はどのような状況でも良い訳がない。だから雛の大喜想いな配慮も匡から駄目出しされてしまう
そう考えると千夏母の「上手く行かなかった時に考える」とのアドバイスは誰にとっても良い言葉であると理解できるね

敗退のショックや仲睦まじい大喜と雛を目撃した件や副キャプテンの任命により、千夏は考える事が多い状況。でも、他人に頼るのが下手な彼女は渚相手にも弱音を吐けない
唯一弱音を明かせたのが母相手の時で、誰かを頼れと言われて真っ先に思い付いたのが大喜で
千夏が誰かを頼れたから良かったというよりも、頼られた者が相手を思い遣った言動が出来る点が重要。電話の向こうで一瞬心配そうな顔をした千夏母は何でもない声で助言するし、プレゼントを渡せていなかった大喜は千夏が喜ぶ場所へ連れて行く
それこそ正しい思い遣り

誰かの思惑を考えるよりも、海を全力で楽しめる場は千夏の元気を回復させていくもの。けれど、素足を晒した事で却って彼女が気に掛けてしまうのは自分のミサンガだけが切れた点
海に来ただけでは千夏は本当の意味でスッキリ出来ない
だからこそ、大喜が海にケーキを持ってきた行為や、自分のミサンガも来年には切れると豪語した言葉は深刻に真面目に考え過ぎていた千夏の心を軽くしてくれるね

と、良い話な感じに終わるかと思いきや、ここでまさかのご宿泊展開とは…
大喜が状況を深刻に考えるのを他所に心が軽くなった千夏は無邪気に2人の時間を楽しもうとする
そのような心境に成れたからか、大喜との関係に一線を引かなければならないとした以前の言葉を失礼だったと謝れる
なのに、大喜はちゃんと線を引いて隣の布団には寝ないなんてね(笑)
大喜の言動の多くが千夏を癒やしてくれる、そう伝わってくるエピソードでしたよ



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