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2020-03-30

オーバードーズ自分意識を消す魔術

なにか自分に都合が悪いこと、直面するのがとても恐ろしいことが起こった時。私たちはそれに対峙するか、逃げるという選択肢を採ることができる。

たとえば自分不祥事当事者になった時に、周囲からの追及を逃れようとして、雲隠れしてしまうことも逃避の一種だ。

だが、どこにも逃げ場がなくなった時にはどうすればよいか

自分自身を消せばいい。

より正確に言えば、自分自身の意識を消せばいいのだ。

河井案里参院議員救急搬送 薬を多量に服用

https://mainichi.jp/articles/20200330/k00/00m/040/093000c

自分自身の力で世界を変えることができないのなら、怖れの苦しみを逃れる手っ取り早い方法は、それを感じる意識を消すことだ。

どこにも逃げ場がなくなって、服毒自殺を図ったり、睡眠薬等のオーバードーズを起こすということは、自分自身の情動をやりくりするための戦略だ。それは魔術じみた子供だましに周囲からは見えるかもしれないが、本人にしてみれば、立派な戦略なのだ

そんなことを言ってた哲学者がいなかったけか。サルトルだったと思うんだが。

誤訳してたらスマ

La multiplicité des conduites émotionnelles

Suivant les formes prises par l'émotion, la transformation revêt des formes différentes : l’anéantissement des objets (et parfois de la conscience) pour la peur, l’uniformisation de la structure du monde pour la tristesse passive. Le moteur de l’évasion est l’impossibilité de confronter un objet dans le premier cas ou d’adapter les moyens face à la disparition d’une des conditions de l’action dans le second.


情念的な行動の複数

情動が採る形態によって、変容は異なる形態をおびる。怖れにたいして、対象の無化(時には意識の無化である)、受動的な悲観にたいして、世界構造の画一化といったように。逃避を動機づけているのは、まず、対象対峙できないこと。さらには、行動するための条件が無くなってしまった状況に適応する術を失ってしまうこと。

http://www.cnam.fr/servlet/com.univ.collaboratif.utils.LectureFichiergw?ID_FICHIER=1295877018192

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