ALS(筋萎縮性側索硬化症)を検索すると「感覚があるままに体が動かなくなる病気」という説明が多くあります。もう少し詳しい書き方を探すと「筋肉が動かなくなってしまう」という説明がなされています。そして「現在、効果の認定されている治療法がない」と言われている事で知られています。前回は最近思っている事と24時間重度訪問介護を作っていっている過程などについてお話しし、たくさんの方に読んでいただきました。今回はALSに罹患して2年が経過した現状と引き続きの24時間体制作りを話していきたいと思います。 2019年9月にALSの告知を受けた声優の津久井教生さん。ちょうど丸2年経つ今は、この2年をふりかえり、どのように進行していったのか、そしてこの2年で痛感たことは何かを伝えてもらいます。「虫に刺されたらかゆいの?」「触ると感じるの?」ということも語ってくれました。