最近、ふとドラゴンボールを読み返してみました。 子どもの時は「ひたすらバトっている格闘漫画」だと思っていたんですが、この歳になって改めて読むと、実はこの漫画の本質は「学び」なのではないか…と思ってしまったので今日は所感を記しておきます。 亀仙人はめっちゃ「いい先生」なんじゃなかろうか… まだバトル三昧になる前の悟空が子どもの時代が興味深くて。なかでも「悟空とクリリンが亀仙人に弟子入りするくだり」が僕的にはツボだったんですね。 天下一の武道家に弟子入りということは、道場で実践的かつテクニカルな手ほどきを受ける展開を想像するじゃないですか。ところが、亀仙人が二人に課すのは「牛乳配達」とか「素手で畑の開墾」とか「土木工事」とか。これをひたすらハードにやらせる(しかも重たい甲羅を背負わせて)。 弟子入り期間のほぼ全てを、この「基礎トレーニングの反復」に費やして、具体的なテクの伝授とかはしないわけで