ここでの対象は、パソコン用ディスプレイであるが、ディスプレイとテレビ受信機は、ハードウェアとしてはほぼ同じで、技術も共通している。相互関係を示すために、テレビの歴史にも若干言及する。 主な年表 1897年 フェルディナント・ブラウン、CRT発明(ブラウン管) 1926年 CRTを用いたテレビの開発(高柳健次郎) 1941年 米国でテレビ放送開始 1953年 NHK、日本テレビ、テレビ本放送開始 1953年 シャープが国産第1号のテレビTV3-14Tを発売。価格は175,000円 1958年 多数の民間テレビ局開局 1959年 皇太子(平成天皇)ご成婚。これを機会にテレビが普及 1960年 カラーテレビ本放送 1960年 日立製作所、国産カラーテレビ「ポンパ」を発売 1964年 東京五輪。カラーテレビの普及 1969年 日本のテレビ受像機生産台数が世界1位になる。 1963年 リレー1号衛星