◆日銀のマイナス金利導入を受け、既にマイナス金利下にある欧州銀行の経営が注目されている。現在の欧州銀行は、不正行為に対する罰金が年々増加し、リストラ費用が重荷になるなど収益力の回復に明るい兆しが見えてこない。一方、危機の震源地である米銀は早期のリストラが功を奏し現在では好調な業績を維持しており、それに比較すると欧州銀行の収益性の回復は見劣りする。 ◆欧州銀行と一括りに言っても、その属性は二極化している。米銀と同様に早期にリストラや資本増強に着手した銀行と、機を逸し未だに業務縮小を強いられている銀行とに大別される。しかしながら、マイナス金利が銀行収益を過度に悲観視させ、銀行セクターへの信頼性を損なっているのは言うまでもない。このため2015年は好調な欧銀も含めて再度リストラが相次いだ。 ◆欧州銀行が懸念すべきなのはマイナス金利ではなく、危機後の改革の遅れと、行き過ぎた規制強化への対応といえよ
国土交通省では、平成28年3月30日より、商業用不動産の価格の動向を全国・都市圏別・都道府県別に指数化した「不動産価格指数(商業用不動産)」の試験運用を開始します。 リーマンショック等の近年の金融危機を受け、不動産価格の動向を適時・的確に把握することの必要性が各国で認識されています。国土交通省では、IMF(国際通貨基金)等の国際機関が作成した国際指針に基づき、2012年8月、住宅用不動産の価格動向を指数化した「不動産価格指数(住宅)」の試験運用を開始、2015年3月に本格運用に移行しました。 商業用不動産についても、「不動産価格指数(住宅・商業用不動産)の整備に関する研究会」における検討を踏まえ、今般、「不動産価格指数(商業用不動産)」の試験運用を開始します。 また、現在公表している「不動産取引件数・面積」や「不動産価格指数(住宅)」についても充実を図ります。 これらの指標は、金融・マクロ
2016年3月24日 日本銀行金融機構局 全文 [PDF 919KB] 要旨 わが国では、晩婚化や高齢化、人口の社会移動(地方圏→大都市圏、郊外→市街地)等を背景に貸家需要が増加している。貸家業向け貸出は、基本的には、こうした社会的要請に金融面から応えるものである。 貸家の需給や採算性は、物件毎の特性の違いに加え、物件所在地の人口・世帯数等の長期的な要因の影響を受けるが、近年の貸家の増加は、富裕層の資産運用や節税ニーズなど、足もとの供給側の要因に動機づけられている面もある。 このように、貸家市場の動向は様々な需給要因の影響を受けるが、いずれにせよ、金融機関において、貸家業向け貸出の実行段階における物件毎の収支見通しの検証、実行後の中間管理などは、自身のリスク管理として重要である。同時に、こうした金融機関の取り組みは、時間軸が長く、また地域性・個別性も強い貸家の需給を適切に結びつけ、ひいては
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今年の選挙でとにかくよく耳にする言葉が「アンチ・エスタブリッシュメント」だ。統計的なデータは手元にないので、はっきりとはいえないが、2008年の大統領選挙の際も、2012年の際も、この表現をこんなにも頻繁に耳にした記憶はない。 試しにニューヨークタイムズ紙のデータベースでこの表現を検索してみると、2008年は合計20件、2012年は合計94件、2016年はまだ二ヶ月強しか経っていないが、すでに69件もヒットする(3月11日検索)。しかも、2008年はよく見ると、選挙と直接関わるものは20件中6件しかない。しかし、2012年になると、大統領選挙に出馬したギングリッチ候補との関わりでしばしば言及されている。当時、ギングリッチ候補は、アンチ・エリート、アンチ・エスタブリッシュメント候補と評され、具体的には果敢なメインストリーム・メディア批判を行った。 しかし、「アンチ・エスタブリッシュメント」が
米国の大統領選挙でトランプ氏やサンダース氏が旋風を巻き起こしている一つの要因は、経済政策の敗北にある。従来型の経済政策は有権者の期待に応えられず、むしろ既成の政治に対する不満の温床となっている。 政策ではトランプ氏を倒せない 「幸いなことに、有権者はトランプ氏の政策を支持している訳ではない。彼のキャラクターに熱狂しているだけだ」 トランプ旋風について、米国の(いわゆる)知識層に属する人に聞くと、このような答えが返ってくることがある。「イスラム教徒の入国禁止」「メキシコ国境への防壁建築」といった極端な政策が必ずしも有権者に支持されているわけではない点を指摘して、こちらを安心させたい意図が感じられる。 しかしこうした回答には、かえって不安をかきたてられる面がある。「政策ではトランプ氏を倒すことはできない」と認めているように感じられるからだ。政策通であることを強みにしようとしたジェブ・ブッシュ氏
第1回 国際金融経済分析会合 議事次第 平成28年3月16日(水)8:00~8:40 官邸4階大会議室 開 会 挨 拶 ・安倍晋三 内閣総理大臣 ・ジョセフ・スティグリッツ コロンビア大学教授 議 事 ・スティグリッツ教授からの説明 ・意見交換 閉 会 配付資料
9カ月で3冊もの本を書き上げた、ネーサン・バリーという友人がいます。どうしてそんなことができたのでしょうか? ネーサンはあるシンプルな戦略をとりました。1日に1000ワード書くと決めたのです(だいたい2〜3ページ)。そして、それを253日間、1日も欠かさず実行しました。1日に1000ワードというのは、決して「全力疾走」ではありません。いわば「平均速度」です。ここに重要なポイントがあります。 この戦略と、本を書き上げるために何週間も小屋に缶詰になって狂ったように書きまくる、よくある作家のイメージを比較してみましょう。 小屋にこもる猛烈作家は、ものすごい「最高速度」の持ち主で、1日に20ページ、いや、30ページは書いてしまうことでしょう。しかし、そんなスピードで何週間も走り続けていれば、本が終わる前に、書き手のほうが終わってしまうかもしれません。一方、ネーサンの最高速度は、猛烈作家には遠く及び
米の食味ランキングは、主な産地品種銘柄について、当協会がその供試試料を食味試験した結果に基づいて評価するものであり、流通するすべてのお米を評価しているものではありません。 なお、第三者が当協会の確認を受けずに米の食味ランキングに関する情報を用いて行い、又は行っている一切の行為について、責任を負うことは出来ません。 米の食味ランキングのランクを精米袋等に表示される事業者様へのお願い。 精米袋等に特A評価を表示される場合については、「商品そのものの評価ではありません」等と表示を行い、消費者に誤解を与えるおそれのないようにしてください。不当景品類及び不当表示防止法(昭和三十七年法律第百三十四号)の不当な表示の禁止第四条で問題になる可能性があります。 表示例 表示例:不当景品類及び不当表示防止法 お問い合わせ
現地時間で2016年3月21日に開催されたApple新製品発表会では、新型の4インチiPhoneである「iPhone SE」や12.9インチiPad Proと同等のスペックを持った9.7インチiPad Proなどが登場する中で、ひっそりとApple Watchの一部値下げ&新作バンドが発表されました。既存のスポーツバンドやレザーバンドに新色が加わる中、完全新作のバンド「ウーブンナイロン」も追加されていたので実際に購入してどんなバンドになっているのか確かめてみました。 Apple Watch - Apple(日本) http://www.apple.com/jp/watch/ というわけで、早速新作バンドのウーブンナイロンを購入。今回は値下げされて税別3万6800円で購入できるようになった、Apple Watchの38mmスペースグレイアルミニウムケースとブラックウーブンナイロンのセットを購
By The People Speak! 匿名で情報を発信できるインターネットでは、他人に嫌がらせや誹謗中傷を行う「荒らし行為」が後を絶たず、 「荒らし」「リベンジポルノ」「嫌がらせ」などさまざまな形となって世界中で問題になっています。そんな荒らし行為をテクノロジーで防止するための研究について、BBCがとりまとめています。 BBC - Future - What is the best way to stop internet trolls? http://www.bbc.com/future/story/20160318-what-is-the-best-way-to-stop-internet-trolls スタンフォード大学・コーネル大学は、18カ月間にわたってCNN.comやBreitbart.comに寄せられた4000万以上のコメントを収集・分析し、ウェブサイト側が荒らしユーザー
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