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科学に関するagrisearchのブックマーク (12,071)

  • ハス花の開閉メカニズムの一端が明らかに | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表のポイント ハスの花弁は、開花期間(4日間)中に開閉を繰り返しながら伸長することが明らかになりました。 花弁の細胞のサイズを開花前後で比較したところ、着生位置が内側の花弁の基部細胞が最も伸長したことがわかりました。 着生位置が内側の花弁における基部細胞を経時的に観察した結果、これらの細胞は開花時に伸長し、閉花時に収縮することがわかりました。花の開閉時のこれらの細胞の伸縮と、花弁の向軸側と背軸側(注1)の細胞伸縮の差異が花の開閉の原動力の一つとして機能している可能性が示されました。 研究の結果は、ハスのみならず花が開閉を繰り返す植物種において、その開閉のメカニズムの理解に広く有用な情報となることが期待されます。 発表概要 ハスの花は開花期間中に開閉を繰り返しますが、この開閉に関する先行研究は限定的であり、これまで花弁の形態変化や開閉のメカニズムに関する報告はありませんでした。研究では

    ハス花の開閉メカニズムの一端が明らかに | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
    agrisearch
    agrisearch 2025/01/23
    2024/11/7
  • 植物花粉の急速な目覚めを支える巨大タンパク質の発見 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表のポイント 花粉は植物の作り出すユニークな細胞で、雄しべでつくられて成熟した後は休眠している一方で、雌しべについた後は急速に成長して受精に向かって競争する、という動静相反する性質を併せ持っています。しかし、なぜブレーキ状態から急速に加速できるのか、という疑問はほとんど解明されてきませんでした。 この研究では、あらゆる真核生物で保存されている巨大リン脂質チャンネルタンパク質VPS13の一種を植物が応用して、花粉の急速な目覚めを可能にしていることを明らかにしました。VPS13は花粉が休眠状態から活性化するために必要で、さらにカルシウムシグナル伝達を受けて細胞分泌系を花粉細胞内で正しく局在させることで発芽へと導くことが示唆されました。 研究成果は、植物生殖の制御や環境変動下での安定的な受精を可能にする技術に繋がることが期待されます。 花粉の活性化時に機能するVPS13の発見 概要 東京大学

    植物花粉の急速な目覚めを支える巨大タンパク質の発見 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
    agrisearch
    agrisearch 2025/01/23
    2024/12/2
  • 6種類の機能を持つD-アミノ酸代謝酵素を初期の生命から発見 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    発表者 宮 哲也 (北里大学薬学部分析化学教室 講師) 新田 峻平 (東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻 大学院学生;当時) 間  浩 (北里大学 名誉教授) 伏信 進矢 (東京大学大学院農学生命科学研究科応用生命工学専攻 教授) 研究成果のポイント 初期の生命である超好熱菌のアミノ酸代謝酵素TM1270の機能を詳しく調べて、その立体構造から反応メカニズムを明らかにしました。 TM1270は異なる6種類の化学反応を触媒してD-アミノ酸とL-アミノ酸の両方を代謝できるという、前例のない多機能型酵素であることが分かりました。 細菌が自らの生存に必要なD-アミノ酸をどのように合成しているのかを詳しく調べることで、病原菌の増殖を抑える技術の開発などに役立つと期待できます。 研究概要 全ての生命はもっぱらL型のアミノ酸を利用していますが、鏡像異性体のD型アミノ酸も多くの生命現象に関

    6種類の機能を持つD-アミノ酸代謝酵素を初期の生命から発見 | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
    agrisearch
    agrisearch 2025/01/23
    2024/12/23 「共通の祖先に近い生物である超好熱菌から、D-アミノ酸とL-アミノ酸の両方を幅広く代謝できるアミノ酸代謝酵素TM1270を発見して、6種類もの異なる触媒活性を有する」
  • 科学者たちが「無限の進化のタイムループ」にとらわれたバクテリアを発見

    冬は氷に閉ざされ、夏は藻に覆われるなど季節による環境の変化が著しい湖で見つかったバクテリアの遺伝的な特性が、1年ごとにリセットされて元に戻っていることがわかりました。 Two decades of bacterial ecology and evolution in a freshwater lake | Nature Microbiology https://www.nature.com/articles/s41564-024-01888-3 Some Bacteria Evolve Like Clockwork With the Seasons - UT News https://news.utexas.edu/2025/01/03/some-bacteria-evolve-like-clockwork-with-the-seasons/ Scientists Discover Bac

    科学者たちが「無限の進化のタイムループ」にとらわれたバクテリアを発見
    agrisearch
    agrisearch 2025/01/22
    「研究対象となった2855種のバクテリアは周囲の環境に合わせて進化し、うち20%は数十年にわたる持続的な遺伝的変化が見られたそうですが、残り80%は毎年ほぼ同一の遺伝的状態に戻っていたそうです」
  • 10年以上かけて撮影されたアンドロメダ銀河の超巨大パノラマ写真をNASAが公開、ピクセル数は脅威の約4億1000万 - GIGAZINE

    アメリカ航空宇宙局(NASA)がハッブル宇宙望遠鏡を用いて、10年以上をかけて撮影してきたアンドロメダ銀河の画像600枚をつなぎ合わせて作成した42208×9870ピクセルものパノラマ写真を公開しました。 Hubble M31 PHAT+PHAST Mosaic | HubbleSite https://hubblesite.org/contents/media/images/2025/005/01JGY8JKWBHBWJ71V3QQTKM382 2.5 Billion Pixel Image of Galaxy Shot by Hubble - YouTube 417-Megapixel Andromeda Galaxy Panorama Took Over a Decade to Make | PetaPixel https://petapixel.com/2025/01/16/417

    10年以上かけて撮影されたアンドロメダ銀河の超巨大パノラマ写真をNASAが公開、ピクセル数は脅威の約4億1000万 - GIGAZINE
  • カメラ付きインターホンで「隕石衝突の瞬間」の録画に成功、大きな衝撃音もバッチリ録音

    カナダ・プリンスエドワード島のある住宅に設置されたドアベルカメラが、2024年7月に地球に飛来した隕石(いんせき)が落下する様子を捉えました。 What does a space rock sound like when it hits the ground? First ever meteorite to land in Prince Edward Island is caught on camera, makes auditory history and ends up in U of A collection | News https://www.ualberta.ca/en/news/news-releases-and-statements/news-releases/2025/jan/what-does-a-space-rock-sound-like-when-it-hits-t

    カメラ付きインターホンで「隕石衝突の瞬間」の録画に成功、大きな衝撃音もバッチリ録音
    agrisearch
    agrisearch 2025/01/21
    「隕石の落下を動画と音声の両方で記録できたことは今回が初めてです」
  • 巨大な等脚類の新種、ベトナムで発見 「ダース・ベイダー」にちなみ命名 - CNN.co.jp

    (CNN) ベトナムの沖合で巨大な等脚類が発見され、人気SF映画「スター・ウォーズ」の登場人物「ダース・ベイダー」に似ていることから、「バチノムス・バデリ」と命名された。等脚類はベトナムで珍味としての人気が高まっており、科学者が漁師や飲店から購入した甲殻類の中から、今回の巨大な新種が見つかった。 今回の研究は学術誌「ズーキーズ」で発表された。研究では、バチノムス・バデリの体の構造の一部が、南シナ海で見つかった他のバチノスムの標と異なっていることが確認された。 バチノムス・バデリなどを含む等脚類は、硬い外骨格や7対の脚が特徴。今回見つかったバチノムス・バデリは重さ1キロ以上、体長32.5センチ以上で、世界でも最大級の等脚類の一つとなった。 インドネシア国立研究革新庁(BRIN)の研究者で報告書の共著者コニ・シダバロク博士によれば、バチノムスの全体的な体の構造は、浅い海に生息する多くのスナ

    巨大な等脚類の新種、ベトナムで発見 「ダース・ベイダー」にちなみ命名 - CNN.co.jp
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    agrisearch 2025/01/21
    「バチノムス・バデリ」「ベトナムでは近年、オオグソクムシなどの等脚類は珍味として知られ、その身はロブスターと比較されることもある」/Bathynomus vaderiはダイオウグソクムシと同じオオグソクムシ属。
  • 進化:初期の人類は100万年以上前に過酷な砂漠の条件に適応した | Communications Earth & Environment | Nature Portfolio

    ホモ・エレクトス(Homo erectus)は、少なくとも120万年前には砂漠のような環境に適応し、生き延びることができていたと報告する論文が、Communications Earth & Environment に掲載される。この発見は、行動の適応には、新鮮な水を得るために特定の川や池に何千年もの間繰り返し戻ることや、特殊な道具の開発が含まれていたことを示唆している。著者らは、この適応能力がホモ・エレクトスの地理的範囲の拡大につながったかもしれないと提案している。 初期の人類が砂漠や熱帯雨林などの極端な環境で生き延びる適応能力をいつ獲得したかについては、これまで活発な議論が交わされてきた。これまでの研究では、そのような環境に適応できるのはホモ・サピエンス(Homo sapiens)だけであるという結論が頻繁に導き出されていた。 Julio MercaderとPaul Durkinらは、初

    進化:初期の人類は100万年以上前に過酷な砂漠の条件に適応した | Communications Earth & Environment | Nature Portfolio
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    agrisearch 2025/01/21
    ホモ・エレクトス「池などの淡水が利用できる場所に繰り返し戻って生活し、スクレーパーや抉入石器(歯状器)などの特殊な石器を発達させることで、その期間にわたってその環境に適応した」
  • 人類は宇宙の特別な場所にいるのだろうか?

    人類は長い間、地球は宇宙にふたつとない世界の中心だと思ってきましたが、観測技術の発達により太陽以外にも無数の恒星があることや、そうした恒星の多くに地球のような惑星があることを知りました。しかし、新しい観測データにより「世界はどこも同じだ」という考えが実は間違っている可能性が浮かび上がってきています。 Do We Live in a Special Part of the Universe? | Scientific American https://www.scientificamerican.com/article/do-we-live-in-a-special-part-of-the-universe/ 宇宙は均質で、どの方向を向いても同じに見えるという考えは、宇宙原理という形で宇宙論の根幹に組み込まれています。 実際に宇宙を観測すると、銀河の集まりである銀河団でできた超銀河団や、さら

    人類は宇宙の特別な場所にいるのだろうか?
  • 共テ化学、古文が登場し受験生が阿鼻叫喚する「清少納言、受験生煽りすぎだろ」

    taki_kun @taki_kun140 化学急にセンター試験の貫禄出してくんなよ!!!!!!! なんやこれ!!!!"共テ"の対策しまくった人全員ずっこけるわ!!!!!! これは平均点ガクンと下がるんじゃなかろうか… 2025-01-19 11:52:48

    共テ化学、古文が登場し受験生が阿鼻叫喚する「清少納言、受験生煽りすぎだろ」
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    agrisearch 2025/01/20
    消去法でいける貴ガス。
  • 市販鮒寿司に含まれる微生物叢解析と成分分析結果を公表【発酵醸造食品機能性研究センター/農学部】 | 発酵醸造食品機能性研究センター

    滋賀県に根付く鮒寿司の発酵に寄与する微生物叢や有機酸などの成分について明らかにすべく、龍谷大学 発酵醸造品機能性研究センターの島 純教授(学農学部 生命科学科)、田邊公一教授(学農学部 栄養学科)、吉山洋子氏(学農学部 生命科学科・ラボラトリー専門助手)、塩田 隆氏(広島修道大学 健康科学部 健康栄養学科 助教)ら研究グループは、滋賀県内27箇所の市販鮒寿司を対象に微生物叢解析と成分分析を実施しました。 乳酸菌叢解析の結果、フナズシに含まれる乳酸菌であるLactobacillus acetotoleransおよびLentilactobacillus buchneriが優占種となる2つのグループに大別できることが判明。また、乳酸菌優占種によって酢酸や乳酸といった有機酸の産生量が異なることから、優占種の違いが鮒寿司の風味に影響を及ぼす可能性が示されました。 研究成果は、日生物高

    市販鮒寿司に含まれる微生物叢解析と成分分析結果を公表【発酵醸造食品機能性研究センター/農学部】 | 発酵醸造食品機能性研究センター
  • 2匹のクシクラゲが1匹に融合、神経系や消化器系も

    (CNN) 2023年のある夏の夜、城倉圭さんはビーカーに入った塊を手に興奮しながら、米マサチューセッツ州にあるウッズホール海洋生物学研究所に入った。城倉さんは、「クシクラゲ」のコロニーを収容した水槽のある1階から来たところだった。 その塊は他のものよりも大きく、二つのクシクラゲが合体して一つになったように見えた。当時、英エクセター大学の博士研究員だった城倉さんは、最初は自分の目が信じられなかったと振り返る。 城倉さんが現れたとき、米コロラド州立大学の博士研究員マリアナ・ロドリゲスサンティアゴさんは自分自身の研究に取り組んでいた。「私たちは全員、驚き、仰天し、考えた。『どうして、これらは融合して、しかも一体となって泳ぎ、動き回ることができるのだろう』」。ロドリゲスサンティアゴさんがピペットを手にしてクシクラゲの片方をやさしくつつくと、身じろぎした。同時に、それがくっついているとみられるもの

    2匹のクシクラゲが1匹に融合、神経系や消化器系も
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    agrisearch 2025/01/17
    「3週間後に予算不足で研究が中止されるまで元気だった」件→https://gigazine.net/news/20241008-comb-jelly-injured-combine/
  • 物理学者がパスタ料理の「科学的に完璧なレシピ」を発表

    イタリアの名物パスタ料理として知られるカチョエペペを確実においしく作るためのレシピを、マックス・プランク複雑系物理学研究所の物理学者がバルセロナ大学とオーストリア科学技術研究所の研究員と共同研究し、未査読論文リポジトリのarXivに発表しました。 [2501.00536] Phase behavior of Cacio and Pepe sauce https://arxiv.org/abs/2501.00536 Physicists develop the 'perfect' recipe for a well-known Italian pasta dish https://phys.org/news/2025-01-physicists-recipe-italian-pasta-dish.html カチョエペペはイタリアの首都ローマの名物パスタ料理で、その名前が「チーズと胡椒(こしょ

    物理学者がパスタ料理の「科学的に完璧なレシピ」を発表
  • 人が人を絶対に食べてはいけない「科学的な理由」 - ナゾロジー

    人類史に散見される「カニバリズム」の証拠人が人をべる人行為は一般に「カニバリズム(cannibalism)」と呼ばれています。 この呼び名の起源は、15世紀末の探検家クリストファー・コロンブスにまで遡るものです。 ご存じのようにコロンブスは1492年に、現在のアメリカ大陸にたどり着きました。 コロンブスはその大陸に住んでいた先住民族を「カリブ族(Caribs)」と呼んだのですが、彼らの近隣にいた別の部族から「カリブ族は人間をべている」との噂を耳にします。 当然ながら西洋文化において人行為はタブー視されており、コロンブスが持ち帰った噂はまたたく間にヨーロッパ中に広まって、「カリブ族=人い人種」との認識が定着しました。 このカリブ族から派生して、「人行為」のことを「カニバル」とか「カニバリズム」と呼ぶようになったのです。 しかし実際にはカリブ族は人いをしておらず、この噂は真っ赤な

    人が人を絶対に食べてはいけない「科学的な理由」 - ナゾロジー
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    agrisearch 2025/01/16
    「クールー病」「プリオン」
  • 統計の「正しさ」とは何か『統計学を哲学する』

    確率・統計についてモヤモヤしているこの感覚、伝わるだろうか。 コイン投げで喩えるならこうだ。 コインを投げ続けると、表と裏の出る数は、同じ回数に近づく ←分かる 次にコインを投げると、表が出る確率は1/2だ ←分からない 歪みのないコインを投げ続けたデータを見ると、表が出る確率は1/2に近づいていくだろうが、それは次に表が出る確率が1/2であることを意味しない。この2つは違うものなのに、同じものとして扱われてることにモヤモヤする。 もちろん、この発想は一般的ではないことは承知している。だから公言せずに独りでモヤモヤしていた。現実世界から得られたデータを数学的に裏付ける統計学こそが最強の学問であり、「科学的に証明された」とは「適切な統計的処理により結論にお墨付きが出た」と同義だと自分を納得させてきた。 ところが、このモヤモヤ、私だけではないらしい。書を読むことで、私がどこで間違えていたかが

    統計の「正しさ」とは何か『統計学を哲学する』
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    agrisearch 2025/01/16
    「これは「どのモデルが『正しい』か?」というよりも、むしろ、「どのモデルが観測データを最もよく説明できるか」という話になる」
  • ある小説家が「勝手に使ってすみませんでした」と自作のモチーフとした「動物学者」の訃報に悲しみ→「大層お慶びでした」博士を知る方から意外な事実が

    軟体動物多様性学会【公式】 @SocStudMollDiv 会の広報に加え、軟体動物学の普及啓発を目的として貝類の様々な話題を中の人(福田 宏)が縦横無尽に呟きます。分類学上の情報などは特記しない限り全て中の人の見解です。英文誌Molluscan Research(MR;オーストラレイシア軟体動物学会と共同で)、和文誌Molluscan Diversity(MD)を刊行中。 marine1.bio.sci.toho-u.ac.jp/md/index.html 軟体動物多様性学会【公式】 @SocStudMollDiv 【訃報】奥谷喬司博士(東京水産大学名誉教授、日貝類学会名誉会長)が2025年1月11日逝去されました。94歳でした。葬儀は家族葬で執り行われるとのことです。当会からは数年前に退会しておられましたが、著名な貝類研究者であられましたのでお知らせするとともに、謹んでご冥福をお祈り

    ある小説家が「勝手に使ってすみませんでした」と自作のモチーフとした「動物学者」の訃報に悲しみ→「大層お慶びでした」博士を知る方から意外な事実が
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    agrisearch 2025/01/16
    奥谷喬司博士『日本近海産貝類図鑑』
  • 2025年1月 アトラス彗星が0等前後

    2025年1月の中旬から下旬、アトラス彗星(C/2024 G3)が夕方の西南西の超低空に0等前後で見えると予測されている。 1月中旬から下旬にかけて、アトラス彗星(C/2024 G3; ATLAS)が0等級前後まで明るくなると予測されている。 13日に近日点を通過した後に夕方の西南西の空に移り、超低空に姿を見せる。17日ごろまでマイナス等級、19日ごろまで1等級程度と予想され、双眼鏡で見たり写真撮影したりできそうだ。 彗星が明るいとはいえ、日の入り30分後の高度は最大でも2度ほどしかなく、簡単に見えるというわけではない。星空ナビやステラナビゲータなどで位置をよく確かめて、見晴らしの良い場所で探そう。太陽に近いので観察や撮影にはじゅうぶん注意すること。飛行機雲との見間違いにも気を付けたい。 日の入り30分後の方位と高度(場所の設定は東京)。星図はステラナビゲータで作成。画像クリックで表示拡大

    2025年1月 アトラス彗星が0等前後
  • Special Story 細胞内の巧みな共生 ─ アブラムシとブフネラにみる

    地球の生きものたちは,あらゆる所でさまざまな共生関係を結んでいます。ここでは,昆虫とバクテリアの関係を見てみましょう。アブラムシの体内の菌細胞には,ブフネラという共生細菌が住んでいます。この遺伝子解析から,ブフネラとアブラムシの持ちつ持たれつの関係が見えてきました。その巧みな共生の仕組みは,2億年の共進化の結果なのです。 温帯地域を中心に地球上には,およそ4400種のアブラムシ(アリマキ)が知られている。このうち,ごく特殊な20~30種を除き,アブラムシにはブフネラという共生細菌が住んでいる。ブフネラは,アブラムシの脂肪体という組織の中に数十個ほどある,菌細胞という大きな細胞の中に詰め込まれている。アブラムシは,受精なしに胚発生する単為生殖で有名だが,この時,母虫の菌細胞にいるブフネラの一部が発生初期の胚に進入し,次世代のアブラムシに伝わる。母虫に,ある種の抗生物質を少量注射すると,生まれ

    Special Story 細胞内の巧みな共生 ─ アブラムシとブフネラにみる
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    agrisearch 2025/01/15
    『アブラムシの生物学』などの石川統名誉教授
  • みんな大好き「多世界解釈」が危機を迎えている:理論的な大黒柱が崩壊 - ナゾロジー

    皆さんは「もしもあのとき違う選択をしていたら、今ごろどうなっていただろう?」と考えたことはありませんか。 人間は誰しも、日常生活の中で小さなターニングポイントをいくつも迎えます。 たとえば、今この瞬間、この文章を読んでいる“あなた”とはほんの少しだけ違う行動や選択をしている“もうひとりのあなた”が、見えない別の世界に同時に存在している──そんな奇妙な話は、いかにもSF小説に出てきそうな設定です。 しかし実は、この「並行世界(パラレルワールド)」の概念は、量子力学という現代物理学の基礎理論の解釈として、真剣に議論されてきた歴史があります。 これがいわゆる「多世界解釈(MWI)」です。 多世界解釈の根的なアイデアは、「量子力学において生じる“重ね合わせ”のすべての可能性が、実際に現実として同時に存在する」というものです。 たとえば有名なシュレディンガーのの思考実験では「生きている」と「死

    みんな大好き「多世界解釈」が危機を迎えている:理論的な大黒柱が崩壊 - ナゾロジー
  • 免疫細胞が引き起こすCOVID-19の重症化機序を解明 | 東京大学

    肥満・糖尿病モデルマウスが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化・致死モデルとして有用であることを示した。 2光子励起顕微鏡を用いた生体イメージングシステムを活用することで、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に感染したマウスの肺を生きたまま高解像度で観察することに成功した。 SARS-CoV-2に感染したマウスの肺では、血管内の好中球における細胞間接着分子の発現が増加することにより血管壁への接着性が増加し、その結果として血小板凝集と肺血流障害が引き起こされていることを明らかにした。 COVID-19患者の末梢血単核細胞のscRNA-seqデータの解析により、COVID-19重症患者の好中球において、マウスモデルと同様に細胞間接着に関する遺伝子の発現レベルが健康なグループと比較して上昇していることを明らかにした。 新型コロナウイルスに感染したマウスの肺を生きたまま高解像

    免疫細胞が引き起こすCOVID-19の重症化機序を解明 | 東京大学
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    agrisearch 2025/01/14
    「肥満・糖尿病モデルマウスが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化・致死モデルとして有用」