【3月4日 AFP】フランス南部トゥールーズ近郊にある電気自動車(EV)大手テスラの販売店で2日夜、車両12台が炎上する事件が発生した。検察当局は3日、放火とみて捜査を進めているとAFPに明らかにした。 テスラ販売店では、8台の車両が全焼し、残る4台も大きく損傷した。現場の状況から、火災が「偶然ではない」ことは明らかだという。 テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がドナルド・トランプ米大統領との関係を深め、欧州の極右政党を支持したり、多様性を批判する発言を行ったりして以来、欧州ではテスラを標的とする行動が見られるようになった。 今年1月のドイツとフランスにおけるテスラ車の販売台数は、前年同期比約50%減だった。(c)AFP
