スマートフォンの登場で人々が“移動する”ことの意味が大きく変わりはじめている。いままでは、家と会社とか、旅行先と地元とか、2つの座標の変化のイメージだったが、人々はつねに“情報”を取り込みながら動くようになった。生物として生態が変わったといってもよいと思う。 コミケによる人の動きを視覚化してみる ドコモインサイトマーケティングが、2013年10月から提供している“モバイル空間統計”は、そうした人々の動きをマクロ的にとらえたデータ。携帯電話のネットワークのしくみをもとに、1時間ごとにその周辺にいる人の性別・年齢、居住地を集計したものだ(人を特定せずまたトレースも行なっていない文字どおりの統計データ)。 人の位置情報や行動に関しては、“ジオフェンシング”(Geofencing=店舗へのチェックインなど)や“プロキシマル・アイデンティティ”(Proximal identity=ある人物が特定の位
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