ネパールの首都カトマンズ(Kathmandu)郊外にあるドゥリケル病院で「ピエロ療法」に取り組む「医療ピエロのダッシュ」ことイスラエル人のダビド・バラシさんと患者の子供たち(2012年12月4日撮影)。(c)AFP/Prakash MATHEMA 【12月21日 AFP】ピエロの「ダッシュ」は凄腕のドクターではないかもしれないが、病棟に現われると子供たちの顔がぱっと輝く。 ダッシュの正体は36歳のイスラエル人、ダビド・バラシさん。医師や看護師たちに、笑いは最良の薬になることを教えるため、ネパールにやって来た。「病院にいる時には、患者の病や辛さにばかり目を向けずに、健康な面、子供らしくあろうとする面に目を向けるべきだ。私たちの内面にはみんな、子供がいる。病院でピエロを演じることは、自分の子供の部分を表に出すことだ」 これまでの研究で「ピエロ療法」によって、患者が子供でも大人でも痛みや不安が和