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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/shu0712 (22)

  • 今こそ経済政策を考える。 - 岸本周平 Blog

    今、民主党内は代表選挙で騒然としています。 しかし、経済は生き物です。代表選挙中だからといって、マーケットは待ってくれません。 日政府は、8月30日に「経済対策の基方針」を決めました。同時に決定された日銀行の「金融緩和の強化」策もマーケットに、あざわらわれるように、円高、株安を止められませんでした。 確かに、8月中旬のアメリカの金融緩和策と同時に発表するという手もあったし、スピード感は必要です。 しかし、何度もブログで書いていますが、日々のマーケットの上げ下げに一喜一憂することはありません。マーケットは自分たちが動きたいように動き、後付で、政府の政策を理由にするだけなのです。買いたいから買って、売りたいから売っているのです。 景気が悪いと言っても、まだ「踊り場」です。あまり、簡単に財政出動することには賛成できません。 そもそも、財政出動しても、その一瞬だけGDPは増えますが、過去の経

    今こそ経済政策を考える。 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/09/03
    なんでこの人が小沢推薦人なんだろう
  • 為替に関する見方。 - 岸本周平 Blog

    ご質問があったので、お答えします。 実質実効レートに関してです。まず。実効為替レートは、たとえば円がドルやユーロなど他の主な通貨に対して、総合的に高いか安いかを調べる際に使います。各通貨とのレートを貿易額のウエイトで加重平均します。それに、物価の影響を加味したものが、実質実効為替レートです。 マスコミ報道では、対ドルだけの議論がなされますが、対ドルで円高でも、対ユーロで円安という時もあります。今は、両方に円高ですが。 その実質実効レートが、日だけが1998年以降、一貫して物価が下がり続けていますので、相当低くなっています。15年前に比べれば、約3割低いのです。 もちろん、計算上の実質実効レートだけで、すべて説明できませんが、国内物価の低さを考えれば、名目の為替レートだけで、右往左往する必要はないということを前のブログで申し上げました。 この連休にワシントンに出張しました。サラダバーからお

    為替に関する見方。 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/08/17
    この人は池尾和人的な「円高に強い経済構造改革」論者なんだよな
  • 日本経済停滞の理由。 - 岸本周平 Blog

    経済成長率が急落した90年代の日経済は「失われた10年」と言われました。 今は、2000年代も含めて、「失われた20年」と言われます。 2002年から2007年までの景気回復期が、どうも物ではなかった。つまり、米国の住宅バブルと過度な円安のために、一時的に輸出主導で景気が回復しただけで、日経済の構造改革が進んだわけではなかった。 しかも、リーマンショック後、この5年間の経済成長分が帳消しになってしまった。 なので、「失われた20年」なのだそうです。 それはともかく、日だけがこの間、デフレ状態から抜け出せなかったことは事実です。 景気対策のための財政出動は、巨額の借金だけを残しました。低金利政策を続け、金融面での緩和策もそれなりにしてきました。もっとマネーを供給しろとの批判もありますが、程度問題のような気がします。 つまり、日経済はデフレの罠に落ちて、抜け出せない。 その原因がよく

    日本経済停滞の理由。 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/08/14
    ふーむ
  • 15年ぶりの円高をどう考えるか。 - 岸本周平 Blog

    15年ぶりに円が対ドルで84円台をつけました。 15年前には80円台を一時切るような円高水準となりました。その時、私は米国プリンストン大学に留学中。円高の恩恵を受けました。笑、、、。 今晩、ロンドンのマーケットや開いたばかりのニューヨークの状況をみると、少し戻しています。 日政府高官の「口先介入」の影響とのこと。!? しかし、野田大臣の発言は、ここ数日変わっていません。市場の心理ですね。 国際金融局勤務時の上司の榊原英資財務官は「介入は市場の勢いに対抗してはダメ。市場が、うーん、ちょっと円高、行きすぎかも?と不安になった瞬間、一気に介入するんだ。」といつも言ってました。 市場は利益確定売りもしたくて、都合良く当局者の言動を解釈しただけです。 ですから、市場の動向に一喜一憂してはいけません。 それにしても、今回の日銀の行動は解せません。米国の中央銀行が金融緩和策を取ることが確実に予測される

    15年ぶりの円高をどう考えるか。 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/08/13
    さすが口先の達人すなあ>榊原英資財務官は「介入は市場の勢いに対抗してはダメ。市場が、うーん、ちょっと円高、行きすぎかも?と不安になった瞬間、一気に介入するんだ。」といつも言ってました。
  • 公務員制度改革PART2 - 岸本周平 Blog

    公務員制度改革について、続きます。 私の問題意識は、今回の国家公務員法改正によって、近い将来、政権交代のたびに、一般職の公務員幹部がコロコロと変わるような事態にならないと言えるか?です。 「内閣官房長官が一般職の幹部職員の適格性審査をし、幹部候補者名簿を作成の上、そのプールから任免権者の大臣が適切な人材の登用をする仕組み」は、運用の仕方によれば、政友会、民政党の昔に戻る可能性はあります。 幹部公務員のシステムにはアメリカ型の「政治任用」と英国型の「資格任用」の制度があります。 まず、「政治任用」とは、政治家がその裁量で幹部を任用するものです。一方、「資格任用」とは、政治家の裁量ではなく、成績や能力など一定のルールによって、幹部を任用する制度です。 アメリカ政治任用モデルです。全体で約1000人の「高級管理職(長官、副長官、次官、局長等):Executive Service 」は上院の審査

    公務員制度改革PART2 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/04/16
    >日本の制度改正を考える際に、英国型の「資格任用」でいくのか、アメリカ型の「政治任用」でいくのか原則を決めることが重要
  • 日本の調査捕鯨に思うこと - 岸本周平 Blog

    先日、大西洋クロマグロの国際取引禁止の提案は、ワシントン条約会議で否決されました。アフリカやアジアの漁業国や発展途上国が日の味方になってくれた事が否決された大きなポイントでした。 こういう外交を含めた国の関係の難しさは、国際金融の世界でも見てきましたので、仲間を作る重要性を再認識させられます。 一方、日の捕鯨は、どの国からも支持されていません。世界中から非難されていますね。国際捕鯨委員会(IWC)では商業捕鯨を禁止しています。しかし日は「調査捕鯨」だから正当だとして、捕鯨を続けています。そして、毎年1000頭近いクジラを獲って市場に売っています。皆さん、このことをご存知でしたか? 「調査捕鯨」という名ですから、一般の方々は、調査をしているだけだと思われている方が多いのではないでしょうか?実はそうじゃない。1000頭近いクジラは、レストラン等でべるために売られているのです。 それで黒

    日本の調査捕鯨に思うこと - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/03/20
    >税金を垂れ流し、世界中から非難され続けることは賢い判断なのでしょうか?/そこで方針を変えて、日本近海の沿岸漁業者にのみ「民族性の維持」の観点から捕鯨を認めるようIWCに働という案はどうでしょう?
  • 子ども手当法案、衆議院本会議で可決。 - 岸本周平 Blog

    日の衆議院会議で子ども手当法案と高校授業料無償化の法案が可決成立しました。 子ども手当は民主党のマニフェストの、いわば目玉でした。 私は、子ども手当には二つの意味があると考えています。 今年度は月額1万3千円でスタートですが、平年度2万6千円の子ども手当に必要な財源は5兆3千億円です。 実は、日政府の子育て支援予算の額は経済規模に比較して、これまで先進国で最低水準でした。教育費も同様です。ちなみに公共事業予算は断トツの1位です。ですから、「コンクリートから人へ」というのは、このアンバランスを直すということなのです。 つまり、子ども手当のマニフェストは、「4兆8千億円の防衛予算をも上回る予算を子育て支援に新たに使います。」と言うメッセージだとご理解いただきたい。 二つ目は、これまでの政策執行には、「事業仕訳け」で明らかになったように、公益法人や特殊法人を使っていました。つまり、天下りの

    子ども手当法案、衆議院本会議で可決。 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/03/18
    >条約によって、外国人の方にも「内国民待遇」をすることが決められています。今の児童手当でもまったく同じ仕組みです。外国に住む日本人も、同様に先方の国の助成策の恩恵を受けていますので、そこは相互主義
  • 財務金融委員会のスタート - 岸本周平 Blog

    今週から、財務金融委員会の理事として走り回っています。予算委員会中は財務大臣が他の委員会に出られないのですが、これから、予算委員会の公聴会や分科会など、大臣が出席しなくても良くなります。 そうなると、財務金融委員会では税法などの予算関連法案の審議をしていきます。昼休みを使ったり、審議の時間を確保するために、たいへんな苦心をしています。 しかし、野党である自民党の理事さんが理事会や理事懇談会に出席されず、スケジュール闘争をなさいます。与党であるため、出来る限りていねいな国会運営をしなければならず、そのような場合はずーと待っています。 公明党と共産党の理事さんは出席され、是々非々で議論します。そんな中で、「民主党さんも野党の時は、引き伸ばし戦術だったよね。」とのお話もありました。 国会でのスケジュール闘争が意味なくなるよう、会期制を止めて、通年国会にする改革が待たれます。しかし、予算関連は4月

    財務金融委員会のスタート - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/02/27
    >予算委員会中は財務大臣が他の委員会に出られないのですが、これから、予算委員会の公聴会や分科会など、大臣が出席しなくても良くなります。
  • 民主党政権の政策をいかに海外に発信するか? - 岸本周平 Blog

    外国人投資家に対する、今日の英語でのプレゼンテーション、終わりました。 「無事に、終わりました、、。」と言いたいところでしたが、自分で納得できるレベルではありませんでした。 外資系の証券会社のロンドンオフィスとビデオ回線でのプレゼンでした。パワーポイントの資料は、プリンストン大学時代の教え子がボランティアで助けてくれました。完成は、プレゼン2時間前でしたが、彼のおかげで、おもしろいシナリオが描けました。 つまり、今の民主党のマクロ経済政策、財政の中期的なフレームワーク、新しい成長戦略などが未確定なので、具体的な政策の説明ができない中での苦肉の策を編み出してくれました。 マニフェストで描かれた資金の配分を因数分解して、家計への資金の流れと企業サイドからの資金の流れを図解したのです。 いかにも、企業サイドから資金を調達して、家計に配るイメージがありました。マニフェストを分解しますと、その通りで

    民主党政権の政策をいかに海外に発信するか? - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/01/29
    >官僚の天下り団体から仕事をもらうような企業への資金を取り上げたとしても、日本経済の成長にはマイナスにはなりません。ちゃんとした企業はそんな補助金を頼りにしていませんから。
  • アンソニー・ギデンズ著「第三の道」 - 岸本周平 Blog

    今月末に中央大学大学院で集中講義があります。公共政策研究科で5年前から客員教授をしており、二泊三日の缶詰型合宿講義です。政治活動を地元でやっていた浪人中も、現職の国会議員になった今も、毎週講義するわけにはいきません。 合宿なので、夜も講義になります。午後9時までゼミをやった後、場所を変えて、お酒を飲みながら、教え子たちと人生などについてじっくり話し込みます。私の学生時代も同じようなゼミに出ましたが、その時の先生とのやり取りは貴重な財産になりましたので、、、。 生徒たちには、事前に数冊の課題図書を読んでもらい、レポートを発表してもらいながら議論をします。そのために、私も課題図書を読まなければなりません。浪人中は無理をしてその時間を作りました。一日7時間、街頭に立ち続ける生活とのバランスを取るのには貴重な知的生産活動になりました。 最初の講義で使った、アンソニー・ギデンズ著「第三の道」を今回、

    アンソニー・ギデンズ著「第三の道」 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2010/01/17
    第三の道と社民主義という二つの道が民主党にある。将来の再編の軸はこれになるんじゃないかと思っている。
  • 阪和高速道御坊以南の4車線化に関する陳情の件です。 - 岸本周平 Blog

    コメントありがとうございました。 阪和高速道御坊以南の4車線化に関する陳情の件について、ご説明します。 まず、一般論として、新政権では陳情のスタイルが変わりました。これまでの自民党政権では、年末の風物詩として、大勢の陳情団が国会や官庁街に詰めかけていました。 その旅費や宿泊費はすべて税金です。こんな無駄遣いはありませんでした。 民主党政権では、地元ですべての陳情を受け付けることにしました。県レベルの陳情は民主党和歌山県連で受け付けます。和歌山市の陳情は選挙区の総支部長である岸周平事務所になります。2区、3区もそれぞれ総支部長が担当です。 私はできる限り、地元で陳情の説明を聞かせていただくよう努力しています。 今回の件も、和歌山市内でやっていただければ当然のことながら聞かせていただきました。 御坊以南の4車線化はマスコミの報道にもありましたが、選挙の2日前に駆け込みで決定された上、受注業者

    阪和高速道御坊以南の4車線化に関する陳情の件です。 - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2009/12/06
    「命の道路」のインチキ臭さをちゃんと議論しないとあかんね>御坊以南の4車線化は選挙の2日前に駆け込みで決定された上、受注業者まで決まっていました/渋滞のひどい有田―御坊間の4車線化の方が重要
  • 衆議院予算委員会 - 岸本周平 Blog

    今日は、午前8時半からの国会対策委員会の後、9時開始の予算委員会を傍聴しました。 通産省出身で新人議員の斎藤健議員が1時間、環境問題で質問に立ちました。官僚時代から、改革派の同志として親しくしてきた仲間の一人です。野党の質問とは言え、心の中でエールを送っていました。初めての質問としては、堂々として、良かったのではないかと思いました(少し、身びいきかも、、。) 与党側からはほとんど野次の出ない一方、野党側からは野次もありましたが、比較的に静かな委員会だったですね。 私は基的には議事妨害のような野次には賛成できません。もっとも、当意即妙でウイットの効いた「寸鉄人を刺す」ような野次はあっても良いのではと思います。なかなか自分ではできないので、野次ったことはまだありません。 午前中の傍聴を終わり、お昼には、ブッシュ前大統領歓迎昼会に出席。 日韓国アメリカの三カ国の外交問題をテーマにしたコ

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    biconcave 2009/11/05
    これに関してはアメリカ人のほうが辛抱がきかないようだな>オバマ政権は、ブッシュ前政権の負の遺産のおかげで、苦しんでいます。鳩山政権も、当然ながら、これまでの自民党政権の負の遺産をかかえています。
  • 行政刷新会議のメンバーのあり方について - 岸本周平 Blog

    (和歌山共同作業所連絡会の皆さんと記念撮影) これまで2週間近く、行政刷新会議の事業仕訳ワーキンググループの関係でご心配をおかけしてきました。 ようやく騒動も落ち着いたようなので、少しだけ私の所感を述べたいと思います。 まず言いたいことは、明らかに、今、政治が変わりつつあるということです。 様々な出来事を目の前で見ていると、まるで、幕末のようだと思う時があります。新しいルールが定まっていないのです。今、民主党は、あたらしい国家を作るために、突き進んでいます。 何が変わったか? 政策がオープンに決められるようになりました。皆さんがテレビや新聞のニュースでご覧のとおりです。もめているように見えるかもしれませんが、とんでもありません。自民党時代では考えられないくらい議論がオープン、つまり見えるようになったのです。 今まではすべて密室で官僚と自民党が調整してやってきました。国民は何も見ることはでき

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  • 文化・産業・外交の一体的推進について - 岸本周平 Blog

    昨日は、「文化・産業・外交の一体的推進について」というペーパーを基に、霞が関の若手官僚数人と勉強会。 経済産業省、文部科学省、国土交通省、外務省など複数の官庁にまたがって、文化関連産業の応援を各省バラバラにやっている現状を憂えて集まった仲間でした。 聞き手は、文部省にいた寺脇研さん(今、京都造形大学教授)、通産省にいた鈴木寛さん(文部科学省副大臣)と私。この3人は、その昔、省庁の壁を越えて「生涯学習振興法」の実現に協力し合った仲間です。 改革派で省庁の縦割り行政に反発していた私たちは、結局早めに霞が関から脱出しましたが、今でも、その伝統を継ぐ若い官僚がいることに勇気付けられました。 そして、今朝、文部科学省の政策会議に出席。主催は鈴木寛副大臣。 早速、「文化・産業・外交の一体的推進」の重要性について、発言しました。 鈴木副大臣からは、「岸議員を中心に、ぜひ具体策を提案していただきたい。」

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    biconcave 2009/10/09
    まあこの人は官僚にコネがあるしなあ>早速、若手官僚の皆さんと具体策を作ります。政府に入らなくても、このようにして、政策を具体的に提案して、政府を動かすことができそうです。
  • 記者クラブについて - 岸本周平 Blog

    (応援団の皆さんに、議員バッジ入りはないのか?と言われましたので「初登院後」議員バッジ入りの写真です。) 今日は、国会はありませんでした。 議員会館の部屋に戻ると名刺が山積み状態。懐かしい方々の名刺から、初めての方々まで、まさに千客万来です。 朝日新聞の船橋洋一主筆にも久しぶりにお目にかかることができました。船橋さんがワシントン総局長時代の勉強会に参加させていただいて以来、ご指導いただいています。 さて、話は変わりますが、コメント欄に、記者クラブ問題へのご指摘がありました。 昨日の官邸での記者会見は、残念ながら、民主党部の会見のようなフルオープンではなかったそうです。ただし、従来の官邸の記者クラブ(内閣記者会)加入者だけの会見ではなく、雑誌と外国メディアには開放されました。それは、自民党政権時代よりは大きく一歩前進です。 でも、それ以外のジャーナリストが排除されたのには納得がいきません。

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  • 民主党の財源は無責任? - 岸本周平 Blog

    民主党のマニフェストが発表されました。 マニフェストには税金の無駄遣いと天下りの根絶など「5つの約束」が明記されました。また2010年度から4年間で実施する政策の優先順位と財源を示す「工程表」も盛り込まれています。 さて、皆さん、気になるところは財源ですよね? 自民党もその点を叩いてきています。 私は25年間、霞が関のど真ん中で仕事をしてきました。その中で予算の仕事は10年携わりました。 そして内部から見てあまりのひどい状態にとうとう耐え切れなくなり、その結果、今ここに自分がいるわけです。 自民党政権では霞が関の埋蔵金や無駄につかわれているお金が表に出にくい仕組みになっています。 私はそれがどう隠されているかわかる人間です。民主党が政権をとれば、それを徹底的に調査することができます。 たとえば、十五兆円の今年度補正予算の具体的な使い道が役人任せという予算が四兆円もあるんです。そして官僚の天

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  • サミット後の記者会見について - 岸本周平 Blog

    今晩もミニ集会を終えて、早めに帰ってきました。テレビのスイッチをつけると、NHKのニュース9で、ちょうど麻生総理のサミット記者会見中でした。 内容に関しては言いたいことがたくさんありますが、一国の総理の会見なので、「武士の情け」でノーコメントとします。 しかし、問題はその後の質疑応答です。総理が一応の説明を終えた後、内外の記者から5人、質問を受け付けました。 こういう場合、力量のある政治家であれば、「やらせ」の質問を最初に受けてから、けっこうぶっつけ番の質問を受け付けることもあります。これは、大きな国際会議などの裏方をした時の経験からわかります。 宮澤元総理は、当意即妙の受け答えが得意でしたし、英語が完璧でしたから、通訳を入れている間に答えを考える時間もあって、すべて「やらせ」ではなかったですね。 今回は、5人のうち少なくとも4人は完全に「やらせ」でした。なぜなら、「突然の」質問なのに、

    サミット後の記者会見について - 岸本周平 Blog
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    biconcave 2009/07/11
    >今回は、5人のうち少なくとも4人は完全に「やらせ」でした。なぜなら、「突然の」質問なのに、麻生総理は下を向いて原稿を読みながら、答えていたからです。
  • 過去最大の追加経済対策 - 岸本周平 Blog

    (週末のオープンガーデンでの記念写真です!) 政府・与党が発表した追加経済対策は財政規模15.4兆円(名目GDP比3%)という過去最大規模でした。 確かに、これだけお金をバラマケば、経済成長率で約1.2%程度の追加は可能でしょう(野村證券金融経済研究所推計)。しかし、短期的にはプラスでも、それだけでお終いです。 内需主導の格的な景気回復にはつながりません。小渕内閣の頃に「私は世界の借金王です。」と時の首相が自嘲したのと同じ結果になるでしょう。 短期的な1年か2年限りの景気浮揚と引き換えに、中長期的には財政の悪化による経済への悪影響が残るわけです。 このブログでも再三書きましたが、開放経済で変動為替の下では、財政政策は有効ではないのです。今は、世界中で金融政策が行き詰っているので、仕方なく、財政政策の出番になっていますが、根拠はないのです。 その場しのぎの短期的な「ポピュリズム」政策なので

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    biconcave 2009/04/20
    >景気対策ですと、金額の枠をもらえます。そうなると、本予算で断った予算を優先的につけるのです。なぜなら、資料を作らなくてもすみますし、一度は断った相手省庁の担当者に貸しが作れますから(苦笑)。
  • 小沢代表の公設第1秘書大久保隆規容疑者逮捕 - 岸本周平 Blog

    今日も朝6時から、駅前での街頭演説でスタート。最後はミニ集会を終えて、家に帰ってきました。 小沢代表の記事(朝日新聞のHP)をインターネットで確認。 「東京地検特捜部は3日、小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、小沢代表の公設第1秘書を務める大久保隆規容疑者(47)、西松建設前社長の国沢幹雄容疑者(70)=外国為替及び外国貿易法違反の罪で起訴=ら計3人を、政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いで逮捕し、東京都港区の陸山会など関係先の捜索に乗り出した。」 夕方になって、新聞記者の方から、この関係で、問い合わせがあったのです。 でも「ありえない」と実は実際に記事を読むまで半信半疑でした。 取材には、「ともかく、事実関係がわかりませんので、お答えのしようがありません。」としか言えませんでした。 直接、インターネットの各紙の記事を読んで、大久保秘書の逮捕は当だったんだと認識しま

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  • GDPマイナス12.7%ショック - 岸本周平 Blog

    先週、昨年10-12月期の実質国内総生産(GDP)の伸び率が、前期比で比べて年率12.7%のマイナスであったことが発表されました。 第1次オイルショックの1974年1-3月期のマイナス13.1%に続く、戦後2番目の落ち込みです。35年振りのことです。 主な原因は、世界景気の悪化による輸出の不振。伸び率マイナス13.9%は戦後最悪の数字です。住宅投資はプラスでしたが、民間の設備投資も大幅なマイナス。結局、輸出主導の経済構造になっていますから、企業の設備投資も輸出が減れば、減ってきます。個人消費はマイナス0.4%とほぼ横ばい。 足元の1月の経済指標を見ても、かんばしい数字はありません。鉱工業生産指数の推移を見ていくと、この1-3月期の製造業の状態は10-12月期よりもさらに悪化することは確実です。 となると、1-3月期のGDPも10-12月期のマイナス12.7%を上回る可能性もあります。どの程

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    biconcave 2009/02/22
    2009年度予算を3月末に通して、4月に大型補正というようなのんびりしたことでは、話になりません。ここは、与野党、政局を離れて、2009年度当初予算を修正して、中小企業の資金繰り支援や雇用対策に十分な予算を組むべき