探索的テストがバグの大半を検出する 少し前にJaSST'13Tokyoに参加したのだけれど、そこでの基調講演で気になったのが、「システムテスト工程では、バグの半分は探索的テストのアプローチで検出される」という言及。その場で聞いたときは、手順のドキュメント管理が十分でない手法にバグ検出の大半を頼る体制に不安を覚えた。のだけれど、振り返ってよく考えてみると、結構自分の経験ともそんなに違わないなと感じた。 例えば自分がシステムテストでバグを見つける場合は、以下のようなパターンが少なくない。 手順に従ってテストしている最中に、期待結果に違反していないけれど、気になる症状や情報を見つける(例えばちょっと遅く感じたとか、手順が物足りないだとか) 手順の合間や空き時間にその気になる所を追っていくうちに、バグ遭遇 そのため、手順書非依存で見つけるバグが全体の半分を占めるといわれても、経験的にあまり違和感は