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bookと言葉に関するcastleのブックマーク (44)

  • 今週の本棚:堀江敏幸・評 『農耕詩』=クロード・シモン著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (白水社・4200円) ◇裏返る時間と後退にしかならない前進 クロード・シモンがまだノーベル賞作家となる前、一九八一年に発表された長篇『農耕詩』最大の特徴は、異国の文法で言うところの現在分詞で切れ目なく構築された文章にある。途切れることなくつながっていく濃密な描写に魅了されて言葉の流れを追えば追うほど、総体がぼやけて見えなくなってくるのは当然だが、奇妙なことに、見えなくなるのを愚としない特異な世界がここでは堂々と提示されている。 茫漠(ぼうばく)とした印象をもたらす原因は、「彼」と呼ばれる人物が登場する第1部にあると言っていいだろう。全体は五部構成で、「彼」の影は最後まで消えずに残されるのだが、じつは、このおなじ人称代名詞で示される人物が三人いるのである。ナポレオン軍の将として欧州を転戦し、退役した「彼」。第二次世界大戦時、ムーズ川での戦いで潰走(かいそう)する「彼」。そしてスペイン内戦に

    castle
    castle 2012/02/25
    「軍馬と農耕馬が共存し、廃馬が壊れたトラクターにすりかわり、戦場が廃屋に重ねられて、いつのまにか時間が裏返る。生を奪う行いと支える行いが表裏している」「ひたすら前に進んでいるのに、結果としては後退」
  • http://www.din.or.jp/~honda/book8-61.htm

    castle
    castle 2012/02/22
    「活学のすすめ・喜怒哀楽を学ぶ・思考の三原則・人に嫌われぬための五箇条・六中観(忙中閑有り 苦中楽有り、死中活有り 壺中天有り、意中人有り 腹中書有り)・理想主義と現実主義・人は環境を作る」
  • 【書評】『君よ わが妻よ』(石原典子・著) - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    普段はこの手のはお奨めしないのですが、戦場で死と向き合う男が、故郷に置いてきた妊娠中のと幼い息子を思い、やり取りする手紙をまとめたこのが、凄く訴えかけてくるものが強かったもので。 来であればネタバレをするべきではありませんが、このは結末を知ってから読むべきだと思います。手紙の出し手である石田光治少尉は、日中事変へと駆り出された挙句、遠い戦地で戦死してしまいます。 死を悟った石田少尉の悲痛で、それでいて、身を案ずるを逆に勇気付けようとする深い愛情には、もちろん心を打たれます。読み進めるだけで、物語が死へと収斂していくことが分かっていながら、ここまで字の温もりを感じさせる強さを感じ、引き込まれるというよりは、真っ白になります。 二度読んでください。そも、石田少尉は戦争の中にあって自らの命を危険に晒し、また、苛烈を極め、戦闘が拡大し激しくなっていく中で失っていく戦友、戦地を守る責任感

    【書評】『君よ わが妻よ』(石原典子・著) - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    castle
    castle 2010/09/04
    「石田光治少尉は、日中事変へと駆り出された挙句、遠い戦地で戦死」「物語が死へと収斂していくことが分かっていながら、ここまで字の温もりを感じさせる強さを感じ、引き込まれるというよりは、真っ白になります」
  • [書評]日本語作文術 (中公新書:野内良三): 極東ブログ

    タイトルが冴えないけど「日語作文術 (中公新書:野内良三)」(参照)は良書だった。文章読の系統では新しい古典になるのではないか。レベルは一般向け。高校生が読んでもよいくらい。大学生や新社会人も読んでおくと、一生のお得。悪文を書き連ねている私がいうのもなんだけど、これ読むと、それなりに文章がうまくなることお請け合い。 文章読は数多くある。ありすぎる。人それぞれ信奉する良書もある。なので、どれが良書かという議論は、ご宗教みたいな話に堕しがち。どうぞご勝手に。私はある時期からあまりこだわらず、そのときおりの文章読を時代を読むように読むようになった。文章読自体を楽しむという趣向では「文章読さん江 (ちくま文庫:斎藤美奈子)」(参照)のような冷めた感じだ。文章というのは多面的で一冊の文章読ですべてを言い尽くせるものでもないし。 それでも信奉書に近いものはあって、平凡だが二冊。「日語の

    castle
    castle 2010/09/03
    「意味のまとまりのある文節を長い順から並べると、文章は読みやすくなる」「無生物主語文への変換も等しく薦めている。現代日本語、特にビジネス文章等では、無生物主語文を使ったほうがわかりやすく書けるものだ」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    2024年下半期のフィルム写真たち ふと気がつくと2024年も残り僅か。 そしてふと振り返るとこのブログに掲載する写真がGRIIIで撮ったものばかりになっていたのだけど、決してフィルムに飽きたということではなく、フィルムはフィルムで淡々と撮り続けているし、モノクロもカラーネガもいつも通り自宅で…

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    castle
    castle 2010/08/11
    「村上春樹:30年も前にゲーム的な世界観を取り入れた手法が斬新/特に何にもしないけど世界を救えるよ/実情は見沢知廉が指摘するように「多極化」ではなく「単極化(グローバリゼーション)」が問題かもしれない」
  • 吉田常吉『唐人お吉 幕末外交秘史』など /トート号航海日誌(読書録)

    castle
    castle 2010/06/23
    「ハリスは妾ではなく看護婦を求めていました~ハリスとお吉に行き違いがあったのはどうも通訳ヒュースケンのせい。自分で妾を求めたヒュースケンがハリスも妾を欲しているかのように幕府側を脅したようなのです」
  • 松岡正剛の千夜千冊 : 夢野久作 『ドグラ・マグラ』

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    castle 2010/04/03
    「正木の主張は一言でいえば「脳は何も考えてはいない」という恐るべきもので、むしろ何かを考えているのは細胞のレベルだというものになっている。脳は電話交換所にすぎない、むしろ人体は各部分で考えている」
  • 人間は、考えるアホである - 書評 - アホの壁 : 404 Blog Not Found

    2010年03月16日05:30 カテゴリ書評/画評/品評Love 人間は、考えるアホである - 書評 - アホの壁 初版を買いそびれてしまった。Amazonの在庫もやっと復活したようだ。 アホの壁 筒井康隆 筒井作品を薦めるのは、かなり有機、いや勇気がいる。 それは筒井作品が、読む狂気であり、読む凶器であるからだ。今までさんざん取り上げ、あまつさえパロディまで書いているにも関わらず、単独書評がなかったのはそれが理由だ。いや、「家族八景」を取り上げているが、こちらは漫画の方なので、関節、いや間接書評というべきだろう。 しかし、書に関しては安心して薦められる。筒井康隆を知らない人から、筋金入りのツツイストまで。これほど穏やかな筒井作品ははじめてかも知れない。それでいて見間違いようもなく筒井康隆なのだからすごいとしか言いようがない。 作「アホの壁」は、タイトルを除けば「アホ真面目に」アホを

    人間は、考えるアホである - 書評 - アホの壁 : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2010/03/16
    引用「これは少しでもいい演技を、少しでもいい演奏をと考え続けているためであり、いわば進歩の過程での失敗。いつも同じ堅実な演技で失敗をまったくしない役者はむしろ凡庸であり、時には間違う役者の方が天才肌」
  • 十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠

    ページが見つかりません - smashmedia.jp http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20090724/1248397496 十代の人が、人生を棒に振ってしまうためのフラグの立て方は色々あるが、そのなかでも有名なものの一つに「悪性の読書」というやつがある。若いうちから、活字の海で現実を誤魔化すような処世術を身につけたり、捻れたとの付き合い方を覚えてしまったりした人は、まぁ、あとあと難しいだろう。上記リンク先の二つの文章を読んでいて、そういうことを思った。 人生をダメにするための“読書”いろいろ では、人生を棒に振るような“悪性の読書”とはどういうものか。色々なパターンをみかけるなかでも特に頻度の高いもの三つを、書き残しておこうと思う。 ・世の中を色眼鏡で眺めるためにを求める 目の前の現実なり、自分が置かれている境遇なりが気に入らなくて、それを色

    十代で人生をダメにするための“読書” - シロクマの屑籠
    castle
    castle 2010/02/09
    「世の中を色眼鏡で眺めるために本を求める」「本の威を借りるキツネになるために」「優越感の袋小路に逃げ込む為に」「世界を多様な視点で眺める術が、景色を歪め、視野を狭めるためのツールに堕するのは哀しい」
  • 404 Blog Not Found:これぞ真打ち - 書評 - ラクをしないと成果は出ない

    2010年02月05日17:30 カテゴリ書評/画評/品評Art これぞ真打ち - 書評 - ラクをしないと成果は出ない 初出2008.05.26; 2010.02.05 文庫化のため更新 ぎゃあ、 マインドマップ的読書感想文に先を越されてる。Amazonも即日在庫が切れてるし。だが書く。著者から直接購入するルートもあるのだし。 ラクをしないと成果は出ない 日垣隆 弾言する。 自己啓発書なるものを買ったことがなかった方、あなたはラッキーです。書一冊あればいいのですから。 自己啓発書を、まるで新しいダイエットを試すように買って読んでは「結局役に立たなかった」とお嘆きの方、その旅も書でおしまいです。 そして自己啓発書の著者の方、書の上梓に構想から二年かかったことに感謝しましょう。その間この世界は切り取り放題だったのですから。 書「ラクをしないと成果は出ない」は、日垣流GTDであり、ワー

    404 Blog Not Found:これぞ真打ち - 書評 - ラクをしないと成果は出ない
    castle
    castle 2010/02/05
    「(続編要請に備えて)素材は使い切らない/外部の人に自分の仕事のおもしろさが伝わらなければ、それはつまらない証拠/自分に対する優先順位を上げてもらうことが仕事」「まずは命がけで守りたいものを見つけよ」
  • 本や漫画の名言・セリフを記録・管理 - inbook(インブック)

    inbook(インブック)を使うとこんなことができます。 ・好きなセリフや感動した名言を記録し、気軽に自分の棚で管理出来ます。 ・レビューを書くのが苦手な人でも、好きなセリフを引用するだけでみんなにを紹介できます。 ・自分が読まないジャンルに挑戦したい時、名言をヒントに書籍が探し出せます。

    本や漫画の名言・セリフを記録・管理 - inbook(インブック)
    castle
    castle 2010/01/28
    「好きな本や漫画の気に入ったセリフを引用して共有するサービス」
  • 川端康成「雪国」を歩く

    今週は再び川端康成特集にもどり、「文学の舞台を歩く」の第二回として「雪国」を歩いてみたいとおもいます。雪国は御存じの通り、越後湯沢を書いた小説ですが、作者が意図したのか、作品のの中には越後湯沢という地名は一切出てきません。 <川端康成「雪国」> この「雪国」という小説は、当初から考えられていた小説ではなく、幾つかの小説を推敲してまとめて昭和12年に「雪国」として発表したものです。川端康成は「雪国」を昭和12年で終わらせず、戦後の昭和22年に書いた「雪中火事「と「天の川」の二つを加えて、昭和23年決定版「雪国」として再び出版します。現在の「雪国」は、これが底となって出版されています。まず最初に書かれたのは昭和10年の「夕景色の鏡」で、あの有名な書き出しは当初は「国境のトンネルを抜けると、窓の外の夜の底が白くなった。」となっていましたが、決定版では「国境のトンネルを抜けると雪国であった。夜の

    castle
    castle 2010/01/12
    「あの有名な書き出しは当初は「国境のトンネルを抜けると、窓の外の夜の底が白くなった。」となっていましたが、決定版では「国境のトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」と書かれています」
  • 正しくなければ、生きていけない。 - 書評 - 「おろかもの」の正義論 : 404 Blog Not Found

    2005年05月26日14:24 カテゴリ書評/画評/品評Love 正しくなければ、生きていけない。 - 書評 - 「おろかもの」の正義論 書の最後の文である*0。なんて傲慢な言葉だろう、と思われたのではないか? 「おろかもの」の正義論 小林和之 しかし、だまされたと思って読んでほしい。最初から最後まで読み通して、最後にもう一度この一文に出逢ってからもう一度この言葉の意味を噛みしめてほしい。 書は、philosopher が書いたphilosophyのである。あえて哲学とは言わない。かねてから「哲学」というのは誤訳とは言わないまでも、不適切や訳だと思っていた。「哲」の字がよろしくない。これでは「頭のカタイヘンクツヂヂイが、カビの生えた観念に固執している」というイメージがどうしても浮かんでしまう。当にそういうセンセイも少なくないようだが、「哲学」は来「凝り固まったアイディアから自由

    正しくなければ、生きていけない。 - 書評 - 「おろかもの」の正義論 : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/12/21
    「(philosophyの)ギリシャ語の本来の意味は、ここで「愛智」。愛しているのはinformationではなくてintelligence。智を愛すことを通して人を愛す」「バカに関して言うなら「理系とハサミは使いよう。文系につける薬はない」」
  • 太田克史 on Twitter: "@kenjieno 未来を編集していきたいですね、という言葉が自然と出てきて自分でも驚いているところですが、今在るものではなくて、未来にあるものと未来にあるものを掛け合わせて、それをぶつけて編集していきたい。#enota"

    castle
    castle 2009/12/03
    「未来を編集していきたいですね、という言葉が自然と出てきて自分でも驚いているところですが、今在るものではなくて、未来にあるものと未来にあるものを掛け合わせて、それをぶつけて編集していきたい」
  • Ni/ぐれぷに on Twitter: "自分が長年あーだこーだ悩んで実験して導きだした結論がその五年くらい前の本にズバリ書かれてるのは感慨深いなあ [mb]"

    自分が長年あーだこーだ悩んで実験して導きだした結論がその五年くらい前のにズバリ書かれてるのは感慨深いなあ [mb]

    Ni/ぐれぷに on Twitter: "自分が長年あーだこーだ悩んで実験して導きだした結論がその五年くらい前の本にズバリ書かれてるのは感慨深いなあ [mb]"
    castle
    castle 2009/12/01
    「自分が長年あーだこーだ悩んで実験して導きだした結論がその五年くらい前の本にズバリ書かれてるのは感慨深いなあ 」
  • Amazon.co.jp: 悲鳴をあげる身体 (PHP新書): 鷲田清一: 本

    Amazon.co.jp: 悲鳴をあげる身体 (PHP新書): 鷲田清一: 本
    castle
    castle 2009/11/26
    「近代的自我に基づく所有観念が消費する主体としての身体を生み出し、近代人は自然や他者との関係を喪失し阻害されて」「国家や制度、市場に管理された身体ではなく、他者と成り立つ間身体性をいかに回復するか」
  • 『これだけ読めば戦は勝てる』 - Apeman’s diary

    ちなみに上述の「ガダルカナル島 最後の部隊 繰り返された失敗」で辻政信が書いた『これだけ読めば戦は勝てる』が紹介されているのだが、世紀も変わった今日この文書を「日軍の必勝“マニュアル”、アジア解放の“マニフェスト”」と称して出版するという“自虐”をあえてした出版社があります。 http://qurl.com/vpzny 以前に取り上げた出版社ですね。

    『これだけ読めば戦は勝てる』 - Apeman’s diary
    castle
    castle 2009/09/28
    「(「ガダルカナル島 最後の部隊 繰り返された失敗」で辻政信が書いた『これだけ読めば戦は勝てる』を)世紀も変わった今日この文書を「日本軍の必勝“マニュアル”、アジア解放の“マニフェスト”」と称して出版」
  • Amazon.co.jp: ドーン (100周年書き下ろし): 平野啓一郎: 本

    Amazon.co.jp: ドーン (100周年書き下ろし): 平野啓一郎: 本
    castle
    castle 2009/07/22
    「東京大震災。東アフリカで繰り広げられる戦闘。猛威を振るうウィルス。米国大統領選挙」「領土を持たない国家「プラネット」、個人の人格を分割可能なものと考える分人主義、防犯カメラのネットワーク化と防犯率」
  • 『ドーン』目次、サイン会情報など - 平野啓一郎 公式ブログ

    暑いですねぇ。。。 日中、仕事の関係で銀座を歩いていたのですが、なんというか、先が思いやられる暑さでした。 さて、『ドーン』刊行記念サイン会が、丸善丸の内店で7/19(日)14:00〜から行われます。 『決壊』の時にも、お世話になった書店さんで、前回もたくさんの方が来てくださいました。 夏休みにちょうど入る時期ですが、お時間のある方は、どうぞお立ち寄りください。 直接、感想を聞かせてくださるとうれしいです。お会いできるのを楽しみにしています。 一方、アマゾンはこちらです↓ 刊行は9日ですが、予約はすでに受けつけています。 あわせてご利用ください。 ドーン (100周年書き下ろし) 作者: 平野啓一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/07/10メディア: 単行購入: 31人 クリック: 413回この商品を含むブログ (86件) を見る 今回は、試みとして、連続テレビドラマみた

    『ドーン』目次、サイン会情報など - 平野啓一郎 公式ブログ
    castle
    castle 2009/07/22
    「各章題名抜粋:重力の楽園・裸の人間・愛が媒介する・見えない群・誰にとっても厄介だった人間・悪と恥、それに、混乱・〈わたし〉という名の〈わたしたち〉・永い瞬(またた)きの終わりに・何かがそっと頷いた」
  • 虐殺器官 / 伊藤計劃 - 誰が得するんだよこの書評

    SFの夜明けは近いぜよと坂竜馬のごとく語ってしまいそうになった大傑作。9・11後の混沌とした世界をシミュレーションした格社会派SFです。現代思想にハマった軍事評論家が、理論とテクノロジーの可能性をとりいれて書き上げた渾身の近未来戦争小説っていう印象ですね。鳥肌が立つほど感動し、また知的にも揺さぶられました。クオリティが最初から最後まで全力疾走です。開始100ページ目でもう《オススメ》確定だったし、最後まで読みきった後はたとえ北半球を敵にまわしてでも絶賛しようと決意しました。 もう2007年は伊藤計劃と円城塔の年ですね。この作品と円城塔「Self-Reference ENGINE」は同率1位です。ベクトルの違う面白さがあって当に甲乙付けがたい。 SFネタとしては言語を扱っており、その点でも神林長平「言壺」と同じくらいすごかったんですが、さらに素敵なことにネタの守備範囲が広いんです。対テ

    虐殺器官 / 伊藤計劃 - 誰が得するんだよこの書評
    castle
    castle 2009/03/23
    「言葉にとっては意味が全てではない、というより、意味などその一部にすぎない。音楽としての言葉、リズムとしての言葉、そこでやり取りされる、僕らには明確に意識も把握もしようがない、呪いのような層の存在」