米軍は8日、シリア中部で過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の数十の標的を空爆した。バイデン米大統領は、シリアのアサド政権崩壊がイスラム過激派の復活の扉を開く可能性があると警告した。 バイデン氏はホワイトハウスでの演説で「われわれはISISがいかなる空白をも利用して能力を再構築し、安全な避難場所を作ろうとするという事実を明確に認識している」と指摘。「われわれはそのような事態を起こさせない」と述べた。 ISISの復活を防ぐ任務の一環として、約900人の米軍兵士がシリアに派遣された。バイデン氏は、その任務は「維持される」とした。