子供の教育やキャリア形成、老後の暮らしの選択肢として海外移住を考える人が年々増えている。そんななか、銀行大手HSBCは、「理想的な海外移住国ランキング」を発表。調査に参加した移住者たちが経済から教育まで幅広い指標をもとにアンケートに回答した。 最も人気が高かったのがシンガポール。そして、気になる日本は昨年の22位から大幅に順位を落として30位に。治安では1位に選ばれたが、起業やワークライフバランス、友だちのつくりやすさなどの点で下位に甘んじている。 1位 シンガポール 昨年に続いて首位に。キャリアアップを目的に移住する人が多い。また、治安や医療、教育といった生活の基盤が安定しているのも魅力。 2位 ニュージーランド 豊かな自然に恵まれ、根強い人気を誇る。近年は“起業熱”も高まっており、税率の優遇制度から投資家や起業家も移り住んでいる。 3位 ドイツ 移民政策で揺れるが、安定した経済と安定し