コノシロという魚を知っていますか?江戸前ずしで定番のコハダが大きくなった魚で、成長とともに名前が変わる「出世魚」です。 コノシロ、実は船橋漁港が全国の水揚げ量の約4割を占めています。しかし、小骨が多いことなどから、食用としてはほとんど流通していません。 こうしたコノシロを多くの人に食べてもらおうという動きが、広がりつつあります。 (千葉放送局記者・車谷郁実) 「船橋漁港」全国一の水揚げ 千葉県の船橋漁港で、大量に水揚げされる魚。 冬の今が旬のコノシロです。ニシンの仲間で、体長は15~30センチほどです。 船橋市では毎年2000トン前後の水揚げがあり、全国の水揚げ量の約4割を占めています。 漁業者によりますと、近年は東京湾で採れる魚種が減り、以前より全体に占めるコノシロの割合が増えているということです。 漁業者