上野のはにわ展・鳥展・モネ展に全部行ってきた人間だけど、あまり同意しない。 この増田のいうようなこざかしい文化評論的なやつは、ぶっちゃけ文章で十分で、わざわざ展示会にいってまで聞かされたいとは思わない。 個人的に展示会に求めているのは、「実物との出会い」というプリミティブな体験で、合わせて必要最小限のテーマや解説がつくことで、 未知の分野においては学ぶ機会となり、すでに前提知識のある分野においては、実物と相対することによって各自で発見を見出す機会となることだ。 その意味で、3つの展示会はどれも実物をすなおに見せることを重視した癖のない構成で、行く前は確かにテーマが漫然としすぎじゃないかと心配だったが、行ってみれば十分楽しめた。 テーマが広範な分、いずれ劣らぬ一級品の展示物が惜しげもなく並べられており、なかなか迫力があった。 批評性が足りない!とかいう向きは、展示会にそれを求めるより、事前に