昔の増田は、一定以上の長文を書いてさえいれば、内容を問わずほぼ確実に2、3ブクマが付いていた。 増田発掘系のブクマカたちが目を光らせてくれていたからだ。 今は、長文なんか書いても見向きもされない。 たまにブクマが付いたと思えば恐らく非公開のbot。しかも一定時間経過するとなぜかブクマを削除までしやがる。嫌がらせのつもりか。 さすがにもうやってられない。 見返りがないのが増田のいいところではあるが、何かを書けば誰かには読まれる、というかすかな信頼だけはあった。 それが今や崩壊している。 俺たち(まともに長文を書ける増田)の増田を読むものは誰もいない。 この状態を引き起こしたのがAIなのか、それとも各種対立煽り工作の激化なのか、今となってはどうでもいい。 文章と文章で結ばれたか細いつながり(それが完全な衝突であったとしても)が存在した増田という稀有な空間は、もはや失われた。ここはただの廃墟だ。