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買ってよかったもの
katsuya.weblogs.jp
(政府が保有する)日本たばこ産業株式会社(JT)の株式の売り出し価格と株数が発表されました。 一株当たり2949円。つまり、3月11日の東証の終値(3010円)から2%ディスカウントした額。そして、売り出し株が2億5326万1800株。 このことによって、売却収入9734億円が国に入り、復興に充てられるという見通しです。私はこのことを大変喜んでいます。最近の株高ということもあって、まとまった1兆円近いお金が国に入り、復興に使われるということは、非常に良かったと思います。 私が幹事長時代に、復興財源をどうやって捻出するかという議論をしました。そういうなかで、このJT株の売却は、私が強く主張した、そして、実現に至ったという経緯がありますので、喜んでいるわけです。
しばらく前に申し上げた、官邸ではガラスコップで熱い緑茶が出るというお話ですが、いろいろ反響もあったので、少し調べてみたところ、新しい発見がありました。 昭和63年、すなわち24年前の閣議で、実は同じようなことが議論されていたという記録が出てきました。 当時の官房長官は小渕恵三さん、そして自治大臣が梶山静六さんでした。その梶山自治大臣が、官邸で緑茶がガラスのコップで出てくるということに対して、「どこにでもあるような安物のガラスコップで、すぐコップが熱くなって飲みにくいし、感じもよくない」と疑問を呈し、「必要があれば茶碗を寄付してもいい」と言ったそうです。 そのことに対して、後ほどの閣議で、「40数年前からガラスコップは使っており、こぼれにくく、湯呑茶碗と違って簡便だ。もっとも、量も十分に入る」と説明の上、「引き続き、ガラスコップを使う」と小渕長官が宣言されたという記事が、昭和63年3月15日
日曜日(5月23日)に鳩山総理が沖縄に行かれました。多くの抗議の中で、率直に、結局辺野古近くに基地を造らざるを得ないことをご説明し、お詫びを申し上げ、理解を求めました。 私からも、沖縄県民の皆様にお詫びを申し上げ、これからしっかりと説明させていただき、そして、理解していただくために、内閣を挙げて努力していかなければいけないということを、申し上げておきたいと思います。 さて、総理が沖縄に行かれるその朝刊の1面トップは、ほとんどが日米間で大筋合意したという報道でした。私は、そういった報道に対して、これだけ各紙が書くということは、誰かが確信を持って中身を語っていなければ、こういう記事がこれだけ載りませんから、大変遺憾に思っています。 鳩山総理が日米でいろいろ協議をしている話を、仲井真知事にお話をする、少なくとも、いまどういう状況にあるかをきちんと説明するというなかで、朝からあれだけ記事が出てしま
今日はクジラの話をしたいと思います。 日本の調査捕鯨について、常に疑問を投げかけてきたのが、例えばオーストラリア政府です。私がニューヨークでオーストラリアのスミス外相に初めてお会いしたときにも、この問題が議論になりました。 そこで私は、「日本の文化についてよく理解してもらいたい。日本の国民にとってクジラを食べるということは、オーストラリア人にとってビーフを食べるのと同じようなものだ」と、冗談半分でそう言ったわけですが、それまで非常に友好的に議論をしてきたスミス外相が、その瞬間に顔がこわばり、黙ってしまいました。そういう大変センシティブな問題が、このクジラの問題なのです。 先般、オーストラリアの新聞社がインタビューにまいりまして、いくつかの話題の中でこの問題の質問を受けました。 そのときに私が申し上げたことは、「この問題は、もっと冷静に議論したほうがいい。クジラの中で、種の保存という観点から
今日は、私の訪米中止について少しお話をしたいと思います。 私が米国に行って、クリントン国務長官はじめ関係者と会談をしようと考えたのは、もう2週間以上前のことです。 つまり、オバマ大統領が日本に来られる。その際に何を議論するか、どういうふうに議論するかということは、いま日米間で事務的には様々調整をしているところですが、最終的な局面で私が行って、首脳会談の粗ごなしをしてこようと。 日米首脳会談は、是非とも成功させなければいけない重要な会談ですから、その前に両国外務大臣と国務長官が会って、最終調整をしようと。そのために、訪米を計画していました。 結果的には、これは予算委員会を衆参でやっている最中での問題であり、他方でクリントン長官も、いま世界を駆け巡っておられますから、ワシントンにいる日が限られている。 そういう中で、米国からは非常に好意的な配慮をしていただきましたけれども、つまり、クリントン長
今日は、国会開会式における天皇陛下の「お言葉」の問題についてお話ししたいと思います。 この件は新聞でも様々報じられ、あるいはご批判もいただきました。私の考え方は、外務省の記者会見で述べていますので、やや重なりますが、誤解を解いておきたいと思います。 誤解の多くは、私が陛下のお言葉に対していろいろ意見を言ったと受け取られてのものです。もちろん、私はそういったことを言ったわけではありません。 この国会の開会式における陛下のお言葉は、国事行為そのものではありませんが、それに準ずるもの、あるいは公的行為というものに分類されます。 お言葉は、政治的なものであってはならないということもあって、内閣官房で原案を作り、閣議で承認することになっています。その承認する立場にある閣僚として、今後のお言葉について私は意見を申し上げたわけです。 そして、その意見というのは、もう少し工夫ができないか。「工夫ができない
今日は臓器移植法の改正案について、少しお話をしたいと思います。 この問題と私自身の関わりは、前回、臓器移植法案が国会で審議されて成立した際に、私は当時の厚生委員会の野党側筆頭理事を務めさせていただきました。厚生大臣は小泉(純一郎)さんだったのですが、大変忙しい大きな課題を抱えた厚生委員会でした。 例えば、介護保険法を制定する。そして、医療費の自己負担を1割から2割に引き上げる健康保険法の改正。多くの課題がありましたが、私としてはしっかりと審議をして結論を出すべきだという考え方に基づいて、この臓器移植法案も長く結論の出ないまま置き去りにされていたものを、委員会でしっかり審議したうえで成立させたという経緯があります。 もちろん、この法案は個人の死生観に関わる話であるということで、最終的には党議拘束を解いて、1人ひとりの議員が判断をして投票をしたわけです。 私自身は、元々の原案が脳死は人の死であ
実は今日、「週刊朝日」が私と西松建設のことについて若干記事を書きました。記事の中身自体は極めてたわいもない、ほとんど私と西松建設のことについて具体的なことは何も書いてないもので、私も基本的に相手にはしていません。 ただ、その広告、新聞広告や電車の中吊り広告が、「小沢秘書逮捕の次は… 『岡田克也と西松建設が怪しい』」と、一応『 』は付いていますが、そういう中身になっていまして、これは誤解を与える全くとんでもない広告であると思います。 週刊誌の中身を見てもほとんど何も書いてないにもかかわらず、なぜ、こういう誤解を招くようなことを「週刊朝日」が行ったのか。政治家の言葉というのは非常に重いし、私自身言葉を大事にして参りましたので、「週刊朝日」がこういう広告を出したことについて、私は心から怒っています。 したがいまして、親会社である朝日新聞社、そして「週刊朝日」とその編集者に対し、抗議を申し入れまし
今日はいま話題になっている郵政民営化会社(日本郵政株式会社)の資産の売却について、私の思うところを少しお話したいと思います。 現時点で問題になっているのは、郵政民営化会社がオリックスに対して売却する予定だった簡易保険の施設を中心とした様々な施設について、それがどうして一括であったのか、あるいは安すぎたのではないかということが議論されています。 この点については、総務大臣が疑問があると言われ、具体的に手続きに問題がなかったのか、きちんと説明すべきだと言われています。 私は、手続きが本当に適切になされたのかどうかということについては、国民の疑念を招かないように、きちんと説明する責任が郵政民営化会社にはあると思いますし、同時に総務省も認可する立場ですから、国民に対してきちんと説明できなければならないと思います。 したがって、その結果がきちんと説明されるかどうか、その結果が出るのをいまは待ちたいと
今日は、年金制度の抜本改革案についてお話をしたいと思います。 年金制度については、私が民主党の代表を務めていたときに、時の小泉総理から、「こういう問題は超党派で改革論議をしよう」と、党首討論で何度か言われました。 私自身もそう考えていましたが、小泉さんが本気で言っているかというのは、政局の中で言っているのではないかという議論もありましたから、一定のたがをはめて、自民党と民主党だけではなくて、国会の場でオープンに、しかも、2005年の秋までに結論を、骨格をつくるということを小泉さんにきちんと約束させたうえで、国会に年金と社会保障制度に関する協議会(年金制度をはじめとする社会保障制度改革に関する両院合同会議)をつくり、議論をしたという経緯がありました。 私としては、まさしく、こういった息の長い、国民生活を根本的に左右するような重要な制度については、政権が変わったから制度もころころ変えるというの
先般(7月30日)、日本記者クラブでの私の講演の際に、民主党代表選挙についての考え方をお話いたしました。そのことについて、今日は皆さんにもご説明しておきたいと思います。 代表選挙は9月に予定されていますが、これをどうするか、私自身どう対応するかということについて、いままでは「ノーコメント」ということで通してきました。 しかし、いつまでもノーコメントで済ませるつもりはない、どこかの時点で私自身の考え方をきちんと説明する、ということも申し上げてきました。 日本記者クラブという公の場での機会でしたので、お盆前にははっきりしたほうがいいだろうと常々思っていたこともあり、私の考え方を示させていただいたわけです。 1カ月くらい色々考えさせていただきました。そして、私自身の経験、私自身の様々な考え方を整理するなかでの結論ですので、賛否両論あるとは思いますが、是非ご理解をいただきたいと思っています。 私が
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