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今年の「#文学」
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渡島管内森町のJR函館線で発生した貨物列車の脱線事故から16日で1カ月がたった。レール中央の「腹部」が腐食する「会社発足以来初めての事例」(JR北海道)を受け、超音波装置を使った検査の徹底が課題となっている。装置は各保線所で導入されているが、腹部の異変を把握できる社員は一握りしかいない。同社が実施中のレールの緊急点検では、本社工務部の社員約10人を各地に派遣して対応しており、技術継承が急務となっている。...
北海道の鉄道と高速道路で、除雪作業員の確保が難しくなっている。冬の閑散期を利用して主な担い手となる農業者が、後継者不足などで減少し、競合が生じているためだ。12月に入っても、JR北海道は40以上の駅で募集を続けており、道内の高速道路を管理する東日本高速道路(ネクスコ東日本)も「なんとか確保できた」状況で、観光や物流を支える大動脈の差し迫った課題になっている。
【名寄】JR宗谷線の沿線市町村やJR北海道などでつくる「宗谷本線調査・実証事業協議会」(事務局・名寄市)は16~20日、実証事業として宗谷線に沿って病院や学校へ向かう直通バスを運行する。朝の通学時間帯に音威子府駅(上川管内音威子府村)-名寄市立総合病院間、夕方に稚内市内の高校-幌延駅(宗谷管内幌延町)間の計2本を走らせ、アンケートを通じて沿線住民の利便性向上につながるかを確かめる。...
札幌発のバーチャルシンガー「初音(はつね)ミク」の派生キャラクターで、北海道を応援する「雪ミク」が根強い人気を保っている。2010年の「さっぽろ雪まつり」で、同社が「初音ミク」の雪像を作ったのをきっかけに誕生。雪ミクを札幌市の路面電車(市電)の車体にデザインした雪ミク電車は札幌の冬の風物詩にもなった。9月には札幌市の観光大使に就任し、活躍の場をますます広げている。
【幌延】人里離れた「秘境駅」として知られるJR宗谷線糠(ぬか)南(なん)駅で道内外の鉄道愛好家が開くクリスマスパーティーが、今年で10回目を迎える。当初12人ほどだった参加者は年々増え、昨年は10倍の約120人に。今年は22日の開催に向け、主催者で栃木県の公務員杉戸政徳さん(38)は「秘境駅の存在意義や魅力を、集まったみんなで一緒にPRしよう」と参加を呼び掛けている。 パーティーは、JR北海道の無人駅廃止方針に危機感を持った杉戸さんら鉄道愛好家が2015年に初めて開いた。参加者は毎年増加し、東京や大阪、札幌など国内だけでなく、韓国から訪れた人がいた年も。杉戸さんは「正直こんなに続くとは思わなかった。駅の魅力や鉄道ファンの熱い思いでこれまでやってこられた」と振り返る。
JR北海道は来年春のダイヤ改正で、札幌発釧路行き特急「おおぞら」と札幌発函館行き特急「北斗」の一部について、停車駅を減らすことで所要時間を短縮する方針を固めた。高速バスや航空機との競争が激しさを増す中、速達性を高めて利用者の増加を図る。札幌―旭川間の特急は一部のダイヤを見直し、利用者の少ない旭川発の始発を遅らせ、札幌発の最終列車を早める。...
北海道議会最大会派の自民党・道民会議は6日、JR北海道の維持困難路線に関する「北海道地方路線問題調査特別委員会」を廃止する方針を他会派に打診した。早ければ開会中の第4回定例道議会への提案を視野に、合意形成を目指す。...
【奥尻】町は9~11月に町内で行った小型低速電動車両「グリーンスローモビリティ(グリスロ)」の実証運行の実績をまとめた。観光客・町民向けの定期運行や、町民団体対象の特別運行があり、延べ490人が利用。担当者は「多くの人に知ってもらうという目的は達成した」と手応えを語る。今後は町民や事業者にアンケートを行い、来年以降の運行について検討する。...
【奥尻】新村卓実町長は6日開会の定例町議会で、町内の特別目的会社が計画していた地熱発電所の増設事業を巡り、規模を半分以下に縮小する方針を決めたと説明した。...
札幌市は4日、来年度から市営地下鉄3路線の稼働に必要な電力の全量を市内清掃工場の廃棄物発電の余剰電力で賄う計画を明らかにした。同市は4月から、全国で初めて地下鉄稼働に必要な電力の7割に廃棄物発電の余剰電力を充ててきた。来年度から移転新築する清掃工場の発電能力が増強され、全量が「地産地消」となる。...
路面電車は長年、「古い」「のろい」「ダサい」と言われてきました。1960年代、急激に増えた自動車が路面電車の軌道に進入し、渋滞で身動きが取れない状況に陥りました。利用者は徐々に減少し、さらに「渋滞の元凶である路面電車を廃止しろ」との声も強まったのです。
北海道やJR北海道などは3日、札幌・旭川と網走を結ぶ特急列車で来年1月に車内販売を行うと発表した。大丸札幌店の協力を得て、道産の特産品などを販売する。今夏の札幌―富良野に続き2度目の取り組み。...
道南いさりび鉄道(いさ鉄、函館)で1日、道南産ワインを飲み比べながらコース料理を楽しむ「ワイン列車」が初運行された。函館や札幌、旭川など道内から40人が参加し、列車旅を五感で堪能した。...
【七飯】渡島管内七飯町の道の駅「なないろ・ななえ」のトイレの悪臭問題を受け、同町議会が地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)を9月に設置して2カ月が経過した。悪臭の原因となる浄化槽を巡り、町側が指定管理者を監督できていない実態が次々に明らかになっている。百条委設置の背景には、杉原太町長の対応への不満もあるようだ。...
札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅のホームで4日、天井からつり下げられた防煙用ガラスが落下した事故で、市交通局がガラスを1992年に設置して以降、32年間にわたって一度も点検していなかったことが20日、同局への取材で分かった。...
【北斗、木古内】渡島管内森町のJR函館線で起きた貨物列車の脱線事故を受け、旧江差線の五稜郭(函館市)―木古内(渡島管内木古内町)間を運行する第三セクターの道南いさりび鉄道(函館市)は21日、一部の踏切内レールで緊急点検を行った。異常は見つからなかった。(関連記事2面)...
【北斗】北斗市のJR新函館北斗駅(市渡)で、駅員手作りの工作展示が話題となっている。不要になった段ボールなどを元に、近年は城や神社を次々〝建築〟。開業からまだ8年の新しい駅舎のアナログさが利用客に好評だ。...
道南いさりび鉄道(函館)は、オリジナルの2025年カレンダーを販売している。四季折々の沿線の風景の中で車両が疾走する写真を盛り込んでいる。壁掛けと卓上の2種類で、いずれも800円。...
森町内での貨物列車脱線事故で運休が続いていたJR函館線の森―長万部間が19日、運行を4日ぶりに再開し、特急の乗客や事故現場の周辺住民から安堵(あんど)の声や、再発防止への注文が相次いだ。...
渡島管内森町のJR函館線で16日未明に発生したJR貨物の貨物列車脱線事故の影響が十勝管内にも及んでいる。各農協は農産物の輸送をトラックに切り替えるなど対応に追われた。函館線は19日に運転を再開する見込みとなったが、今年は自然災害や作業不正による運休が相次いでおり、関係者からは「安定的な運行」を求める声が上がっている。...
【長万部】19日午後1時半ごろ、JR室蘭線静狩駅(渡島管内長万部町)―小幌駅(胆振管内豊浦町)間で、保線作業をしていた社員がレールを固定する継ぎ目板が折れているのを発見した。JR北海道は復旧作業のため、函館発札幌行き特急北斗11号など2本の運転を一時見合わせた。約1時間40分後に運転を再開し、約430人に影響した。JR北海道は板が折れた原因を調べている。
【森】JR北海道は19日、渡島管内森町で16日未明に起きた貨物列車脱線事故の影響で運転を見合わせていたJR函館線森―長万部間で、4日ぶりに運行を再開した。...
【森】渡島管内森町のJR函館線で16日未明に起きた貨物列車の脱線事故は、著しく腐食したレールが引き起こした可能性が高まった。JR北海道は18日の記者会見で、通常15ミリの厚さがあるレールの「腹部」が腐食で5分の1まで減少していたと発表した。運行の安全性が懸念される状態まで劣化していたが、JR北海道は事故2カ月前の点検で見逃していた。なぜ事故は防げなかったのか。...
鷲ノ木道路踏切内で破断したレールの断面(左)と作業中に切断されたレールの断面。破断した断面のくびれた部分「腹部」は腐食が原因なのか、やせ細って見える=17日、森町富士見町(野沢俊介撮影) 【森】渡島管内森町のJR函館線森―石倉間で16日未明にJR貨物の貨物列車(21両編成)が脱線した事故で、JR北海道は18日、脱線の起点とみられる「鷲ノ木道路踏切」で破断したレールが著しくさびて腐食していたと発表した。同社は「脱線原因の一つの可能性が高い」と説明。上下線のレール計4本のうち、破断した1本で腹部の腐食が約4メートル生じ、検査で把握できなかった。...
16日未明に森町内のJR函館線で貨物列車が脱線した事故で、JR北海道による函館-長万部間の代行バス運行が17日始まり、函館駅では早朝から観光客や市民らが長蛇の列をつくった。代行バスの手配が間に合わなかった16日と比べ、函館駅構内の混雑などは落ち着いたが、乗客からはJR北海道の対応に不満の声が相次いだ。...
渡島管内森町のJR函館線で16日未明に発生した貨物列車の脱線事故の影響で、特急などの運休が続く函館―長万部駅間で17日、代行バスの運行が始まった。同区間では特急が通常1日11往復しているが、JR北海道が17日に用意できた代行バスはわずか4往復分。十分な代替輸送を確保できず、札幌と函館を結ぶ都市間バスや航空便は軒並み満席となり、交通手段を失った乗客からは不満の声が相次いだ。...
道内では自治体からの駆除要請に北海道猟友会が応じないよう検討する事態に発展。高裁判決に全国の鳥獣駆除の関係者も困惑しており、市街地に出たクマを銃駆除できるよう法改正を目指す国の対応にも影響が及ぶ可能性がある。 「鳥獣保護管理法の改正を通じ、捕獲従事者が法的根拠に不安を抱くことなくクマの捕獲ができるようにしたい」。浅尾慶一郎環境相は15日の記者会見で道猟友会の対応について問われ、同法の早期改正に意欲を示した。ただ、環境省の担当者は「高裁判決が確定すると法改正しても発砲が難しくなる。駆除行政への影響は大きい」と危機感を示す。...
【函館】16日未明に渡島管内森町富士見町のJR函館線森-石倉間で貨物列車が脱線した事故の影響で、17日も函館-札幌間の特急などで運休が続いている。JR北海道は同日朝、函館-長万部間で代行バスの運行を始めた。...
脱線したJR貨物の車両が通過した鷲ノ木道路踏切。レールが破断し、地面がえぐられている=16日午後3時30分、森町富士見町 【森】JR函館線森-石倉駅間で16日未明に起きた貨物列車の脱線事故を受け、国土交通省の運輸安全委員会は同日午後、原因究明に向けて現地調査に入った。脱線の起点になったとみられる現場では、踏切のレールが1メートル以上にわたり破断。複数の専門家はこのレールの損傷が事故の引き金になったとみるが、JR側は「原因は不明」と説明する。計5両が脱線した「非常に重大な事故」(同委)はどうして起きたのか。
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