ネット広告専業のイメージが強かったオプトが、ここ数年コンサルティング事業に進出し、着実に成果を上げている。強みのデジタルマーケティングの知見・ノウハウを武器にすれば勝機あり――。そんな経営判断が今のところ奏功している。成果報酬によるマージン型の広告代理事業に対し、コンサルティング事業はフィー型ビジネス。リスクはあるものの、うま味が大きいとあって、ほかの広告会社もコンサルティング事業に熱視線を送る。広告業界における勝負の軸が、大きく変わる機運が高まりつつある。 オプト(東京・千代田)は、従来のビジネスモデルである「マージン型」ではなく、成果報酬の「フィー型」の支援事業に取り組み始めている。日本駐車場開発への常駐支援の4年の成果を聞く(画像/オプトのWebサイトから) マージン型からフィー型へ。広告業界が今、ビジネスモデルの大転換期を迎えている。 各メディアとの交渉やプロモーションの企画や制作