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ブラックフライデー
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檀家さんのおうちで法事をつとめた時に、ときどき親戚の方からこのような質問を頂きます。 「うちは新家になりますので、今は仏壇がないんです。 いずれは仏壇を用意しないといけないと思うんですが、仏壇っていつ買うのがいいのでしょうか?」 仏壇は誰か家族が亡くなった時に用意するものと考えている方がほとんどだと思いますが、実はそうではないんです。 浄土真宗においては故人のためだけに仏壇を置くわけではありません。 今日は仏壇の購入時期について解説します。
善照寺は最先端のお寺になりつつある。 お寺って昔は最先端の情報が集まる場所だったはずなんですよ。 殿様も、藩の要職にある人も、農民も、お坊さんにいろいろ相談していましたからね。 それはお坊さんが最先端の情報と考え方の指針を持っていたからです。 ところが今は旧態依然とした、1番時代に取り残された場所だと思われています。 そんな状態を打破したいわけですよ!! しかし、お寺でこんな話が聞けるとは……。冒頭、へんもさん(住職)から「かつてはお寺が学びや情報の最先端の場所だった」ということばもいただきました。すばらしい! #善照寺ブログ合宿 — イケダハヤト@仮想通貨 (@IHayato) September 19, 2017 ぼくはお寺を現代的な形で最先端の価値を生み出す場所にしたいと思っています。 そのためにこの合宿に関してはクオリティを保つために招待されたメンバーのみ参加可能となっています。
という思いが強すぎるからか、漢字のルールから逸脱した読み方をしたり、奇抜な名前をつける方が増えたように感じます。 そういう名前を某育児雑誌が「キラキラネーム」というようにしたみたいですが・・・ そういう意味の「キラキラ」じゃなく、ほんまもんに光り輝く名前ってのが仏教にはあるんですよ。 マジで「キラキラ」とかそんな次元じゃないレベル。 阿弥陀仏(アミダ)という名前 キラキラネームの代表が浄土真宗のご本尊の阿弥陀仏。 阿弥陀仏のアミダという言葉は、古いインドの言葉でアミターバ、アミターユスという言葉がもとになっています。 この言葉は分解すると ア 打ち消しの言葉で、英語でいう「not」と同じ意味です。 「〜でない」という意味を持っています。 ミタ ミタというのは計られた、とか量られたという意味の言葉です。 英語で言えばmeasure(メジャー・はかる)などと同じ語源を持つそうです。 アーバ・ア
こんにちは、善照寺の住職(@henmority)です。 僧侶と一般の方で、意味の認識がまったく違う言葉がひとつあります。 それが「他力本願」という言葉。 誤用があまりにも浸透してしまって、本来の意味を知っている方がほとんどいなくなってしまいました。 言葉の意味は時代とともに変わっていくのは世の常ですから、その流れを変えることはもはやできないかもしれません。 しかし! 一応僧侶として一言言っておきたいわけです。 おそらくほとんどの人が知らない「他力本願」の本来の意味。 この機会にご一読ください! 他力本願が「他人の力をあてにする」って意味だと思う感覚はわかる、わかるよ! 他力本願は「他人の力をあてにする」という意味だととらえる感覚はよくわかります。 やっぱり「言葉の字面」と「語感」が大きな理由なんでしょう。 自分の力で努力することを「自力で頑張る」って言いますもんね。 ですから、「他力」とい
旧暦の1月1日は先勝からはじまって1月1日(先勝)→1月2日(友引)→1月3日(先負)・・・と順番にすすみ、月末がきたらそこで一旦ストップ。 2月1日になると友引からはじまって2月1日(友引)→2月2日(先負)→2月3日(仏滅)・・・というようになります。 まぁ要するにただの暦のルールで、現在月曜・火曜・水曜・・・と使っている七曜と同じようなものです。 変則的な規則があるように見えるのは旧暦に対応しているからで、現在の太陽暦の暦とはズレています。 伝統的な古い風習ですから仏教的なものと考えている方も多いのですが、実は仏教と六曜はまったく関係がありません。 じゃあ神道に関係あるものなのか? というと、それも関係ないんです。 中国の陰陽道で使われていた暦が鎌倉から室町時代に日本に入ってきたといわれていますが、どうやって始まったのかもわかっていないという謎の風習なのです。 では六曜のひとつひとつ
こんにちは、真宗興正派善照寺の住職三原貴嗣です。 お焼香の作法って、何回聞いても覚えられませんよね。 お坊さんはしょっちゅう焼香をするタイミングがありますが、一般の方は葬儀や法事ぐらいしかお焼香をするタイミングがありません。 まわりをみたり、前の人が焼香しているのをチラチラ見て、自分の順番がまわってくるとドキドキ・・・。 一応お香をくべて、手を合わせて、なんかちゃんと焼香できたのかできてないのかよくわからないまま席にもどる・・・みたいなことになると落ち着いてお参りできません。 そこで、この記事では真宗興正派の焼香作法を解説します。 焼香の作法を知っていれば所作が綺麗にきまりますよ。 難しいことはありませんので、ぜひこの機会に覚えてくださいね。 おまけで浄土真宗の他の宗派のお焼香作法もまとめておきました。 1.焼香卓の一歩前で浅く一礼する。 まず最初に焼香台の前で会釈ていどの浅めの一礼をしま
仏壇の掃除をする時に知らず知らずやってしまうのが、蝋燭からこぼれた蝋のかけらを香炉に入れてしまうこと。 これはほんとにやってはいけません。 多くの方が知らずにやってしまっているようなので記事にしておきます。 香炉の中にろうそくの蝋を捨ててはいけない! お参りをするときに使う、ろうそく。 きれいに燃え尽きてくれると問題ないんですが、時々斜めに溶けたりして、変な蝋の塊が燭台(しょくだい・ろうそくをたてる台)に残ることがあります。 燃え残った蝋のかけら こんなやつですね。 ほかにも、ろうそくを立てる尖ったところにへばりついてたり、小さなカケラが残っていたりすることもあります。 その蝋のカケラが邪魔になるので取り除きたくなるのですが、その小さなカケラをどうするかが問題なのです。 指で蝋をつまんだあと・・・ ・・・これどこに捨てよう?? と思ったときに眼に入るのが線香をいれたりお焼香をする香炉です。
こんにちは、住職のへんも(@henmority)です。 線香の香りって種類がたくさんあって、どれを選べば良いか迷いますよね。 お線香は値段の幅も大きいし、香りもたくさん種類があるのでどれを買えば良いのかわからないことも多いのではないでしょうか? そこで、私が住職として今までいろんなお線香を試してきた経験から、 「これだったら人に自信をもってすすめられる!」 と思ったお線香やお香をピックアップしてみました。 本記事では実際にぼくが使ったことのある線香やお香の中からオススメの線香とお香を紹介します! 線香とは 線香は沈香や白檀などの香料をタブ粉と呼ばれる木の粉と混ぜ合わせて棒状にして乾燥させたものです。 お香と線香は基本的な製法は一緒ですから、仏壇にスティック型のお香をお供えしても大丈夫です。 逆に仏事用のお線香を部屋の香りのために使っても何も問題ありませんよ。 へんもイチオシの線香は風韻「伽
第1回目の合宿内容が濃すぎて、半年とまたず開催された第2回目のブロガー合宿in善照寺。 参加メンバーから招待された人だけが新たに参加できるというまさに秘密結社かっ!というような感じです。 具体的な中味は書けませんが、この合宿に参加した時にだけ特別感じることを書いてみます。 第2回ブログ合宿の参加者。 ヨスさん(ヨッセンス・英語びより) 松本博樹さん(ノマド的節約術) イケダハヤトさん(まだ東京で消耗してるの?https://www.ikedahayato.com/) ももねさん(暮らしラク https://momonestyle.com/ ) 矢野ヨシキさん(WordPressテーマ「ストーク」「ハミングバード」の作者 https://bge.jp/) 守岡 裕志 さん(合同会社ココロザシ代表 http://cocoro-zashi.com/morioka-blog/ ) 粕尾将一さん(元
こんにちは、アスリート住職ブロガーで善照寺ブラザーズ(兄)のへんも(@henmority)です。 本記事ではわれわれ善照寺ブラザーズのことをご紹介しますね。 善照寺ブラザーズとは 香川県丸亀市にある真宗興正派の寺院・善照寺の住職と副住職の2人で活動しているユニットです。 ふだんは法事などの法務をつとめながら、呼んでいただいた各種イベントでパフォーマンスにも出演しています。 善照寺ブラザーズ兄 善照寺の住職でフットバッグの通算7度の日本チャンピオン。 本名は三原貴嗣(ミハラタカツグ)ですが、高校時代のあだ名が全国に広まり今でも「へんもさん」と呼ばれることが多いですね。
葬儀の場では冥福をお祈りいたします。 という言葉をよく耳にしますよね。 有名人が亡くなった時にはテレビでも時々使われるので、耳にしたこともあるのではないでしょうか? 多くの方が意味をわからずに定型句のように使っている言葉ですね。 この「冥福を祈る」という言葉は�実はかなりクセのある言葉です。 本記事では冥福を祈るということについて解説します! 「冥福を祈る」って何? 冥福を祈るという言葉が使われるのは葬儀の時。 中でもよく耳にするのが故人に対しての弔電の読み上げの時ですよね。 届いた弔電を葬儀の前後、または葬儀の式中に司会の方が読み上げてくれます。 「〜〜〜〜〜冥福を祈ります。」 「〜〜〜〜〜ご永眠に際し冥福を祈ります。」 ほとんどの文面の中で「冥福を祈る」が連呼されるのですがこの言い方は正しいのでしょうか?? 冥福の意味とは 冥福というのは「冥土での幸せを願う」という意味の言葉です。 「
善照寺を使って何かやってみたい!という方のためにお寺に備え付けの機材をまとめたページを作りました。 反社会的な事や破壊活動でなければかなり柔軟に対応できると思うので、運営その他お気軽にご相談ください。
ノマド的節約塾in香川の前日、実は秘密裏にもうひとつのイベントが行われていたのです。 秘密のブロガー合宿in善照寺(仮名称)。 こちらは限られたメンバーだけ招待した完全クローズドイベントでしたので事後報告。 そこで受けた刺激と学んだことをまとめました。 ブロガー(フリーランス)合宿in善照寺 参加者 ヨスさん(ヨッセンス・英語びより) 松本博樹さん(ノマド的節約術やONWAイラスト) イケダハヤトさん(まだ東京で消耗してるの?https://www.ikedahayato.com/) ももねさん(暮らしラク https://momonestyle.com/ ) 矢野ヨシキさん(WordPressテーマ「ストーク」「ハミングバード」の作者https://bge.jp/) 守岡 裕志 さん(合同会社ココロザシ代表 http://cocoro-zashi.com/morioka-blog/ )
まずはイベントの参加者の自己紹介から。 それぞれが今お金に関して気になっていることや知りたいことなどを話をして、全体としてどんなテーマで話せばいいかをつかむところからはじまります。 参加者がものすごいメンバー ノマド的節約術やONWAイラストを運営する松本博樹さんを講師に迎え、 ヨスさん(ヨッセンス・英語びより) ももねさん(暮らしラク https://momonestyle.com/) 矢野ヨシキさん(WordPressテーマ「ストーク」「ハミングバード」の作者https://bge.jp/) 守岡 裕志 さん(合同会社ココロザシ代表 http://cocoro-zashi.com/morioka-blog/ ) 粕尾将一さん(元シルク・ド・ソレイユアーティストhttps://www.shoichikasuo.com/) 前原 和裕 さん(台湾在住ブロガー https://maehara
学校の社会の授業で習う浄土真宗は「念仏すれば浄土に行ける。念仏すれば救われる。」という言い方で説明をされます。 確かに文言としては間違ってはいないんですが、これだけ聞いても意味がわかりませんよね。 これだと念仏を呪文とかおまじないのようなものに思ってしまいそうです。 言うなれば、「メラッ!」って唱えたら火が出るとか、「ルーラっ!」って唱えたらアリアハンに帰れる(ドラゴンクエスト3より)みたいに、「南無阿弥陀仏と念仏をしたら、何か不思議な力で浄土に行く。」みたいな。 そういうことじゃあないんですよ。 今日はお念仏のお話。 念仏は呪文じゃない 念仏をするというのは「これをしたらこうなる」というように条件を満たす→何か結果がでる、という受け取り方では意味が分からないんですよね。 もし念仏が呪文となって「南無阿弥陀仏!」っていえば浄土に行ける、だったとしたらいろんな疑問がでてきますよね? 「1回言
仏さまへ参る時に両手の手のひらを合わせることを合掌(がっしょう)といいます。 何気なく手を合わせている方も多いと思いますが、実はこの合掌する姿には大事な意味があるんですよ。 本記事ではお寺参りの基本中の基本、合掌の仕方や意味・由来を詳しく解説します。 合掌とは? 合掌は古代インドで使われていたサンスクリット語のアンジャリañjaliという言葉を訳したものです。 胸や額の前で両手の手のひらを合わせて相手への敬意を表します。 仏教が起こるよりも前から、インドでは合掌の姿で挨拶がなされていたようです。 合掌の意味 一言で言うなら合掌の意味は尊敬と感謝です。 インドでは今でも挨拶で「ナマステ」という挨拶をしますよね。 「ナマス(namas)」は敬意・敬意の意味、「テー(te)」はあなたにという意味。 合掌とともに「ナマステ」と言うインドの挨拶は「あなたに敬意を持って礼拝します」という敬いの気持ちを
と迷ったことはありませんか? とまどいながらも「ち〜ん♪」と鳴らさないとお参りした気がしない方もおられると思います。 ですが、実はおりんは鳴らさなくていいんです。 今日は鏧(キン)とか鈴(リン)とか「おりん」と呼ばれる道具の鳴らし方について解説します! おりんは鳴らさなくていいんですよ お仏壇の前に座ったら、おもむろに「ち〜ん、ち〜ん♪」と鳴らしてから手を合わせたり、焼香する姿をよく見かけます。 ですが、浄土真宗の場合おりんは鳴らさなくていいんです。 もう1回言います。 おりんは鳴らさなくていいんですよ。 何回説明しても、なぜかみんな仏壇の前に座ると鳴らしたくて鳴らしたくて仕方がなくなる不思議な道具なんですよね。 鏧(キン)・鈴(リン)・おりんは合図の楽器だ! 鏧(キン)・鈴(リン)・おりんというのはお経や正信偈など読経する時に合図をだす「楽器」なのです。(以下まとめて「おりん」と表記しま
葬儀や法事でお参りする時に手に持つ道具が数珠です。 葬儀などで参列している姿を見ると、お数珠の使い方がけっこうバラバラなんですよね。 本記事では真宗興正派のお数珠の持ち方や意味を解説しますよ!
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