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「吉村順三建築展」に学ぶこと。 最近、時間が経つのが本当に早い。なんだか遥か昔から、最近、時間が経つのが早い、と言っているようにも思うが、その時よりも今のほうが数倍、時はスピードを増している。間違いない。 ...と、どうでもいい前書きはさておき、吉村展も会期の終了まで残り一週間をきった。まだ見ていない方はお早めに。 で、(模型と図面をちょこっと担当しただけなんだけど、)関係者としては気になる来場者数であるが、おかげさまでとても好調のようだ。 少なくとも予想していた数字を遥かに上回っているのは確かである。私も何度か会場に足を運んだが、いつも相当な人数で会場が溢れていた。展覧会を見た方たちがそれぞれ何かを感じるきっかけをお手伝いさせていただけたのであれば、とても光栄なことだ。 また、吉村展への関心は、ここに訪れてくれる人たちの目的からもわかることができる。 そこで、吉村展とはいったい何なのか、
始まり 東京発の夜行バスが僕たちの最初の目的地、大阪梅田駅前に到着した。時刻はもうすぐ午前7時になろうとしていた。 空はすでに青味を帯びていて、駅には通勤客が目立ちはじめている。 夜行バスを降りた朝というのはいつも感じることだが、大きなリュックを背負った僕らはそんな日常にうまくとけ込めずにどこか取り残された気分になる。 トイレで顔を洗い、歯を磨いて、この日は暑かったからタオルで体を拭いて旅の準備を整える。 そうやっていつも夜行バスの疲れを無視するように気持ちを切り替え、旅が始まるのだ。 →【能勢妙見山「星嶺」】(1998)
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