サッカーJ2の東京ヴ―甲府の試合直後、ピッチ上で両チーム、審判団を巻き込んだ混乱があり、審判に激しく抗議した東京ヴのブラジル出身の黒人選手レアンドロが警告を受けた。東京ヴの高木監督によると、レアンドロは「甲府の選手にサルと言われた」と訴えている。甲府の安間監督は「その選手に聞いたが、早く引き揚げようと手を回す動作をしただけだと言っている」と話した。 片手または両手を頭上に持って行く動作は「モンキーダンス」とも呼ばれ、黒人選手を差別する象徴的なジェスチャー。バルセロナのカメルーン人選手、エトーがサルをまねた相手サポーターに怒って試合続行を拒否し、国際的な話題になったことがある。