音楽について語り合う。そんなこと、久しくやっていない。そもそも、他人に「好きな音楽は何?」とたずねることすら、プライベートを詮索(せんさく)するようで、どうにも、躊躇(ちゅうちょ)してしまうのだ。 …
地球における人工知能(AI)の未来をめぐっては様々な議論があるが、少なくとも1人の著名な宇宙生物学者は、自身が「ポスト生物的(生物以後の)知性体」と呼ぶものが、すでに宇宙の大部分に接触している可能性があるとする見解を示している。 NASAの元主任歴史学者で、『Astrobiology, Discovery and Societal Impact(宇宙生物学、発見と社会的影響)』と題した著作を執筆したスティーブン・ディックは、デンマークの首都コペンハーゲンでの取材に応じ、人類が暮らしている宇宙のタイプには3つの可能性があると指摘した。 1つ目は人類が物理的宇宙に暮らしている可能性で、ここでは生命は偶然の産物だ。2つ目は生命が広く存在している生物的宇宙。そして3つ目は、生物学的生命の大半あるいは一部がAIに移行したポスト生物的宇宙だと、ディックは説明する。宇宙は、少なくとも部分的にはポスト生物
「俺が,現実離れ?」 「いや,現実離れしてんのは,大学院も出てない連中の方だろ」 トランプ勝利から得られる教訓その三先週の共和党大勝利選挙から民主党が学ぶべき教訓について書いてきた.一本目では,アイデンティティ政治ではヒスパニック系有権者に訴求できていない件をとりあげ〔日本語記事〕,二本目では,民主党が雇用ばかりを気にしすぎてインフレへの注意がおろそかだったことを語った〔日本語記事〕.そして三つ目は,アメリカの階級についての教訓だ.高学歴専門職階級は,他の同胞たちから遊離しつつある.価値観・信念・情報の取り方で,彼らは他の人たちから距離が開きつつある. ほんの数年前まで確実視されていた人口統計的な傾向の多くが,今回の選挙ではひっくり返った.トランプ派,ヒスパニック系有権者たちを共和党支持に大きく転換させたようだし,大都市圏は他の地域よりもいっそう強く共和党支持に傾いた.でも,今回の選挙でも
昔からの友人に、いわゆる「ドラマクイーン(drama queen)」 [1]訳注:芝居がかった大袈裟な言動で過剰に騒ぎ立てる人を指す表現。「悲劇のヒロイン」のニュアンスに近い。 がいる。といっても、泣き叫んだり人を怒鳴りつけたりするといったステレオタイプな意味でのドラマクイーンだったわけではない。彼女は教養と知性のある女性で、その行動は非常に目立ちにくいものだった。実際あんまりにも目立ちにくいので、彼女の問題に何年も気づけなかったほどだ。 彼女は常に、人間関係の複雑な網の目の中心人物だった。その人間関係はいつも不安定で、常に「何か」が起こっており、彼女はそうした問題について熱心に語りたがった。彼女の話に引きずり込まれないようにするのは至難の業だった。知り合ってから最初の10年くらいは、彼女がそうした問題について語る度に、私も熱心にそれを聞いて、様々な視点から問題を検討し、あり得る解決策をい
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(61)は8日、自身の性加害疑惑を報じた週刊文春の記事をめぐり、発行元の文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償など求めた裁判での訴えを取り下げた。さまざまな反応がある中、元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は、同裁判記録を閲覧し続けてきたことを踏まえ「松本氏が失ったものは大きい」と指摘した。 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(61)は8日、自身の性加害疑惑を報じた週刊文春の記事をめぐり、発行元の文芸春秋などに5億5000万円の損害賠償など求めた裁判での訴えを取り下げた。さまざまな反応がある中、元テレビ朝日法務部長の西脇亨輔弁護士は、同裁判記録を閲覧し続けてきたことを踏まえ「松本氏が失ったものは大きい」と指摘した。 25歳人気女優のクルマ愛…免許はマニュアル取得、愛車はSUV(JAF Mate Onlineへ) ◇ ◇ ◇ 私は「裁判には、誰しも生身
誰かから方針を共有された時、なんだか納得できなくてモヤッとすることがある。そういう時に共有した側もされた側も不幸にならないためのお作法的な動き方があると思っていて、雑にまとめておきたい。 1. 初手でファイティングポーズを取らない 納得できないこと ≒ 背景がわからないことに対する不快感はすごくて、つい"強い"言葉を使ってしまいがち 相手も人間なので、そういった態度や口調は鏡のように反射してくる。そうすると物事を前に進めにくくなってしまう 一見して不合理な方針だと感じたとしても、その裏にはそれなりに込み入った背景がありタフな議論が積み重ねられていることも多い まずは深呼吸して初手でファイティングポーズを取りそうになるのを抑えて、「取りまとめありがとう」って感じで相手へのリスペクトを示すとよい 2. 何に納得できないか深掘りする 納得できない時、意外と自分でも何が問題なのかはっきりとわかって
「桜井政博のゲーム作るには」が、最終回を迎えた。 この番組は『星のカービィ』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』のディレクターとしてお馴染みの桜井政博氏が、自身のゲーム制作で得たノウハウや仕事の姿勢などを発信するYouTubeチャンネルとして、業界の内外を問わず大きな話題を呼んでいた。 約2年半にわたって動画が投稿され、その数なんと、まとめ動画を除き260本! その最終回はプレミア公開で多くのユーザーにリアルタイムで視聴され、「実は2年半も前に収録されていた」「別の企画と並行しながら作られていた」「制作費は9000万円」などの衝撃のデータが公開された。これもまた、ちょっと内容が濃密すぎて、大きな話題を呼んだ。 あの衝撃の裏話の数々に、「桜井さんがすごすぎて、正直少し怖い」という声も一部であがっていたけど……正直私もそう感じざるを得なかった。 い、いろんな意味ですごすぎる! 今回、そんな「桜井政
きょう、実の父親が死んだと、地元の警察署から電話があった。 近所の人が訪問しても応答がなかったため、警察と消防が中に入ったところ、自宅の床に倒れていたそうだ。68歳だった。祖父は90歳過ぎまで生きたから、それくらいまで生きるのだろうと勝手に思っていた。死んだといわれても実感に乏しい。 命の灯火が消える瞬間、何を思ったのだろう。そんなことを考えてしまう。きっと脳裏に浮かんだのは私の顔だったのではないだろうか。関係性がよくなくて、私は近年ずっと父に会うことを避けていた。春先に来た「会って話したい」というLINEにもあいまいな返事をした。8月には「ステーキでもどうだ」と連絡が来たけど、それも無視した。 今さらステーキにつられるわけもないのに、その発想がいじらしい。ステーキくらい付き合ってやればよかった。 後悔はしないと思っていたのに、いざこの日が来ると胸が痛い。 □ 私は、父が35歳のときの子ど
1人でも、お湯が良くて食事もおいしい宿にできるだけ安く泊まりたい 温泉宿の宿泊料金が高騰する昨今、お安く泊まれる温泉宿を探すことも年々難しくなっています。ただでさえ割高になりがちな「1人で泊まる」のであれば尚更です。 しかし「2食付き1万円以下で1人で泊まれる宿」も探せばまだあります。 たとえばこちらの写真↓は、尾瀬の玄関口となる尾瀬戸倉温泉にある温泉付きペンションですが。 浴室は清潔で卵臭の香る湯を楽しめます。そして食事は朝夕ともにすごいボリュームで味もすばらしい! 滞在中はコーヒーやお茶を自由に飲めてお茶菓子もたくさん置いてあってサービスも満点!なのに平日7500円、休前日8000円で1人で泊まれます。 今年のGWはこちらに2泊して至仏山登山を楽しんできました。尾瀬の玄関口というと交通が不便そうに思われるかもしれませんが、沼田駅からバス1本で宿の目の前まで行けます。こういう宿も探せばあ
Netflixで、プロレスに関する映像作品が立て続けに2本配信された。ダンプ松本と長与千種の髪切りマッチを軸に、1980年代半ばの全日本女子プロレスの様相を描いていくドラマ『極悪女王』と、世界的プロレス団体WWEを築き上げたビンス・マクマホンの半生に迫ったドキュメンタリー『Mr. マクマホン: 悪のオーナー』だ。 1985年という時代における少女たちの状況と熱狂を描いた日本のドラマと、およそ50年に及ぶ世界最大のスポーツエンターテイメント団体の歴史。偶然にも同時期に配信が開始されたこの2つの作品は、並べて見ることでプロレスについての立体的な視座を私たちにもたらす。 そして、そこで得られた理解――虚構と現実を混濁させるプロレスの危険性を鑑みると、40年前の女子プロレスを描いた『極悪女王』の描写のある種の無邪気さに、少なからぬ危うさを感じざるをえない。実在の団体の実名の選手をドラマ内にそのまま
1991年にMy Bloody Valentineが「Loveless」をリリースして以降、彼らがシューゲイズというジャンルに多大な影響を及ぼした事は説明するまでもない。 しかしそのあまりに特徴的なサウンド故に「Loveless」の影響下のシューゲイズが「マイブラっぽいサウンド」としてパターン化されてしまう流れの起点にもなってしまっている。影響を受けつつもオリジナリティのあるシューゲイズを作り出すにはどうすれば良いのか。 という訳で今回はマイブラの功績を分析するだけではなく、模倣に留まらない新しいシューゲイズの方法論について考察していこうと思う。 My Bloody Valentineの特徴オリジナリティのあるシューゲイズを作る為に、まずはマイブラのサウンドの特徴を知る必要があるのでざっくりとおさらい。 彼らについてキャリア全体を参照するとあまりに膨大なので、代表作である「Loveless
JRグループは10月24日、冬季の「青春18きっぷ」の詳細を発表しました。今季からは有効期間が連続する3日間または5日間の2種類を発売するほか、自動改札機での利用も可能になります。 連続3日間または5日間で利用可能に 青春18きっぷは全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りできるきっぷ。従来は「1人で5回まで」「5人で1回」といった使い方も可能でしたが、リニューアル後は「連続する3日間または5日間」のみの利用となり、複数人での利用もできなくなります。 利用期間は12月10日~2025年1月10日。価格は3日間用が1万円、5日間用が1万2050円で、発売期間は3日間用が11月26日~2025年1月8日、5日間用が11月26日~2025年1月6日です。 リニューアル後の「青春18きっぷ」(画像:JRグループのニュースリリ
生成AIによる画像や音楽の〈創造〉。2024年現在、社会は生成AIが孕む様々な問題と向き合わざるを得ない状況だが、それらは徐々に受け入れられ、当然の光景になりつつもある。そんな今、SNSを中心に話題になっているのが〈AIシティポップ〉だ。AIが生み出すシティポップの楽曲が何故これほど議論になるのか? 著書「シティポップとは何か」「ポップミュージックはリバイバルをくりかえす」で知られる評論家の柴崎祐二が迫る。 *Mikiki編集部 生成AIが浸透した今、なぜAIシティポップが議論に? 事の発端は、先日、DJのデラさんが投稿した次のようなポストでした。 ちょっと、怖いの見つけてしまった。ユーチューブにて、AIで生成された80年代シティポップばかりアップしているアカウント。このクオリティが、どの曲も高すぎる。トラックのみならず歌詞もボーカルも素晴らしく、昨日まで存在しなかったはずなのに、どの音源
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