野菜を届けて、100年続く社会をつくる 京都を拠点に、「100年先もつづく、農業を。」というメッセージを掲げ、農薬や化学肥料不使用で栽培された農産物の販売を行う株式会社坂ノ途中を訪問し、研究者として働く小松光さんにお話を伺いました。 小松さんが所属する坂ノ途中の研究室には現在7人が所属しています。研究者やシンクタンク出身者、マーケターなど、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まっていますが、その中でも国内外の大学や世界銀行などで研究者として活躍してきた小松さんは、ひときわ異色な存在です。 どのようなお話を伺えるか楽しみにしながら取材に臨みましたが、小松さんの人柄や思い、考え方すべてに引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。私たちが日常的にあまり意識することのない「食べること」や「生きること」について、少し客観的な視点で考えながらお読みいただけると嬉しいです。 小松 光さん 東京