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ブックマーク / www.data-max.co.jp (2)

  • 宇宙に憧れ、時を経て最新小型衛星を開発(後)~学校法人福岡工業大学|Net-IB|九州企業特報

    <遊び心がFITSAT-1誕生の鍵だった> このような高精度の小型衛星を短期間でつくることができたのには、理由がある。田中教授は小さい頃からアマチュア無線に親しみ、通信と回路の道に精通していたのだ。知識は豊富だったし、何より得意分野だった。どの周波数電波が、どれぐらいのパワーでどこまで届くのかということが長年の経験上でわかったので、遊び心を持って研究に従事できた。それが研究には非常に大切なことだった。 また、JAXAに応募する前に九大の衛星開発をサポートしており、研究会に参加しながら「これは福工大の自分の研究室でもできる」と確信を掴んだという点も大きい。実際、科学技術振興機構の補助金を得て小型通信モジュールを開発できた。そこで、宇宙での高速通信の実証実験をしたい、という企画意図をJAXAの審査委員会で説明した。その結果、思いが通じ、最終的には応募8件のうちから採択された。胸躍らせながら夢を

  • 宇宙に憧れ、時を経て最新小型衛星を開発(前)~学校法人福岡工業大学|Net-IB|九州企業特報

    <皆が協力し合える大学だからできたこと> 2012年、福岡の地に、小型だが大きな力を持った新型衛星が誕生した。学校法人福岡工業大学の田中研究室と河村研究室の合同プロジェクトが制作した小型衛星「FITSAT-1(にわか衛星)」だ。7月にH2Bロケットに乗って宇宙へ打ち上げられ、10月に日の実験棟「きぼう」から無事宇宙空間へ向かって放出された。わずか10cm3の小型衛星は、4月頃まで、地球のうえを回り続ける。 このプロジェクトは、同大学情報工学部情報工学科、田中研究室の田中卓史教授が、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の『「きぼう」からの小型衛星放出実証ミッションに係る搭載小型衛星の募集』に応募したことから始まった。8件の応募中、田中教授の企画が採択された後は、大学からの支援もあり、約1年という短期間で完成に至った。仲間に支えられて成し遂げたという思いは強い。「こういう開発は、多方面の知識を必

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