広島県呉市からは旧海軍由来の企業が数多く輩出している。中国化薬(呉市)もその1社。終戦後、軍が廃棄した弾薬の回収・再利用から発足した同社は現在では宇宙ロケットの制御用火工品でトップシェアを握るほか、医薬品、食品などに事業領域を広げている。信号制御用やロケット分離用、緊急破壊用といった宇宙ロケットに必要な各種火工品の製造に着手したのは1978年。「現行のH2Aロケットにはわが社の300以上の製品
政府は人工衛星など宇宙システムに対する攻撃に備えるための指針を作る。かく乱電波を使った乗っ取りや通信妨害などへの対策を軸に、万が一攻撃を受けても最低限の機能を維持できるよう関係省庁に対策づくりを求める。電気・ガスや通信ケーブルと同様に、インフラとして重要性が増す宇宙システムを維持できる体制を強化する。宇宙開発戦略推進事務局と国家安全保障局が中心になり、宇宙システムを守る基本的な指針を今年度内に
スカパーJSATは4月下旬、米宇宙ベンチャー、スペースXのロケットを使い通信衛星を打ち上げる。日本企業では初めての活用。スカパーはこれまで大手のロケットを利用していたが、スペースXの打ち上げ価格が大幅に安く、軌道投入の成功実績も増えてきたことを評価した。4月26~28日のいずれかの日に、ケープ・カナベラル空軍基地(米フロリダ州)から同社の主力ロケット「ファルコン9」で打ち上げる。搭載する通信衛
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」が4月から本格的な観測を始める。2015年12月、予定よりも5年遅れて金星を回る軌道に投入された。当初計画していたルートよりもかなり大回りの軌道を周回しており、観測対象は限られたものになりそうだ。
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