民間航空機のパイロットから転身し、日本人11人目の宇宙飛行士となった大西卓哉さんは、来月24日にロシアの宇宙船「ソユーズ」で初めて宇宙に向かい、国際宇宙ステーションでの長期滞在に臨むことになりました。 文部科学省によりますと、大西さんが乗り組むロシアの宇宙船「ソユーズ」は、日本時間で来月24日の午後3時41分に、中央アジアのカザフスタンにあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられることになったと、アメリカとロシアから連絡があったということです。 大西さんは、国際宇宙ステーションにおよそ4か月間滞在し、日本の実験棟「きぼう」で、宇宙の環境が生物に与える影響を調べる実験や、新たな薬や材料の開発を目指す実験に臨むほか、重さが100キロ以下の超小型衛星を宇宙空間に放つ任務などに当たることになっています。