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ブックマーク / note.com (868)

  • DAOで世界一のプロダクトを作る|Kohei Nagata

    DAO が作りだす未来に強烈に惹かれて、このドメインで世界一のプロダクトを作ろう、そう決めて一年半が経ちました。 DAOについて知識も人脈もない手探り状態から、アイデアを作っては壊しを繰り返して Senate というプロダクトに辿り着き、世界最大の分散型取引所である Uniswap と世界最大のレンディングプロトコルである Aave に導入されることが先月決まりました。 (トップ DeFi のガバナンスサイトに直接導入されるプロダクトは Senate が世界初) まだ序章ではありますが、これまでたくさんの人に助けられてきたのでひとつの節目としてその道のりを書き起こしていこうと思います。 最初のきっかけ作りIndex Coop DAO で働いた経験から、DAOの未来を確信し、このドメインで一番大きくなるプロダクトを作ろうと決めたのが一年半前でした*。 しかし、ベットする分野を決めたのはいいも

    DAOで世界一のプロダクトを作る|Kohei Nagata
    june29
    june29 2023/06/26
  • 不正・横領は自分に関係のないことじゃないって話|ANRI

    ANRI元島です。一部上場企業で経理をやってました。 言えないあれこれも経験してきましたが、色々な方と話しているとどうやら不正などは自分や自分の会社とは無縁、と思っていらっしゃる方も多いようなので、そうじゃないよ、誰にでも起こり得るよ、ということ、そして体制構築はメンバーや自分を守ることでもあるよ、ということをお伝えできればと思います。 スタートアップと不正ディープテックスタートアップには苦い経験があります。 調達額とほぼ同等の金額が不正の対象となったエルピクセルの事件です。関係者も知り合いが多くこするようで申し訳なさもあるのですが、最近起業された方々はご存じないということが判明したのであえて書きます。以下のことがわかります。 大型の調達をして体制が整っていると思われるスタートアップでも起こってしまう 投資家が取締役に入っていても簡単にはわからない 国の研究費を受けており、そういった機関の

    不正・横領は自分に関係のないことじゃないって話|ANRI
    june29
    june29 2023/06/24
  • 高単価のフリーランス案件で仕事するときに意識していたこと|Katsuma Narisawa

    フリーランスのWebエンジニアとして仕事をする上で、いつも気をつけていたことをつらつらと書いてみます。 フリーランスやっている人、興味ある人の参考になれば。 自分についての情報フリーランスのWebエンジニアを2年半 当時はRails, Vue.js, Reactがメイン(2018-2020) 情報系の大学院 → メガベンチャー2年 → スタートアップ2年からの独立 今はSALESCOREのCTO 単価は相場の最高額くらい お金の話あんまりしたくないが、みんな興味あると思うので一応 一度お世話になったFindy Freelanceさんの募集を数年ウォッチして、自分がFindyさんで受けた案件が頭を抜けて最高額だった ややボカすため最低限の目安だけ書くと、時給1万円〜(人月160万円〜)以上 技術顧問業を上手くやると、もっともらえると思う 準委任契約、月N時間稼働って感じで契約 シードA〜シリ

    高単価のフリーランス案件で仕事するときに意識していたこと|Katsuma Narisawa
    june29
    june29 2023/06/22
  • 使う言葉が変わると、視点も変わる|曽根原 春樹

    PMとシリコンバレーのPMの大企業やスタートアップを支援させていただくことが多くなり、プロダクトマネジメントを日語で行う機会が増えた。一方普段自分が働いているLinkedIn社内では英語100%の環境でPMを行う中で、違いを感じことがある。この違和感の正体はどこから湧き上がるのかと、考えていた。最近ふと、日米のプロダクトマネージャー(PM)が発する言葉に、違いがあるのではないかと感じるようになった。(もちろん、言語の違いではなく。)この記事では、何気なく発しているPMの言葉がプロダクトに及ぼす影響について深ぼってみる。 例1: 「二兎追う者は一兎も得ず」か"Kill two birds with one stone"か日のことわざに「二兎追う者は一兎も得ず」というのがある。日教育を受けたのなら、誰しも「欲張ればその分何も得られない」と教えられてきたはずだ。日で生まれ育っ

    使う言葉が変わると、視点も変わる|曽根原 春樹
    june29
    june29 2023/06/21
  • 岐阜県限界集落㊙裏話|アクルト

    さて、先日のニュースを見て、気になってここにアクセスしている人も多いだろう。先週岐阜県で何が起こったのか、不思議に思っているはずだ。だからできるだけ正直に、俺たちがやってしまったこと、昨日までに起こったことを書く。 事の発端は、ちょうど一週間前。 俺の人生はチンカスだ。25歳になっても岐阜県を、この村を出られないでいた。東濃の山間。長野との県境に位置するここの村は、はっきり言って限界集落だ。人口減少がヤバく、潰れかけている。東濃に村はないとされているが、そんなの大嘘だ。だが、この村の存在は田舎すぎて認知されていない。国土交通省も把握してない。こんな場所で働くなんて馬鹿げてる。だから俺は隣町のパン工場に就職した。 俺は村長の長男なので移動できるのは隣町までという取り決めがある。だから必然的にこの歳まで彼女なんて出来なかった。田舎に女はいない。 驚くべきことにインターネットはある。だからTin

    岐阜県限界集落㊙裏話|アクルト
    june29
    june29 2023/06/20
  • AI生け花|kana

    AI生け花とはAIを使用して実在する花や架空の花を自由なスタイルで生けること。現実にありそうでない空間や素材を組み合わせて花を楽しむことができる。(kana流) 🌷AI生け花が鑑賞できるInstagramはこちら 主に透明なブロック状の花器を使用する。花だけでなく葉や多肉植物など、幅広い植物を生けることができる。試行錯誤のプロセスAI生け花のスタイルが確立するまでの試行錯誤の記録。 まずは花瓶を作ってみようと探索開始。普通にきれいな花瓶ができる。いっそ花もガラスにしてみようか?試すが花と花瓶が融合してしまう。透け感を出そうとすると儚い印象になりすぎる。(なぜか花瓶は消滅)プリズム的な表現を試す。偶然ブロックに刺さったチューリップが出現し、可能性を感じ始める。とりあえずブロックに入れてみたが、チューリップ多すぎ。生々しすぎ。数を減らしてフロスト加工し、いい感じになってきた。表現としては面白

    AI生け花|kana
    june29
    june29 2023/06/20
  • 「ビリギャルは、元々頭が良かったんだよ。」|小林さやか | Sayaka Kobayashi

    さやかちゃんは、元々頭が良かったんだよ。 ビリギャル人として活動するようになって、何万回と言われ続けてきたこの言葉。ビリギャル原作が出版されて今年で10周年を迎えようとしている今でも、言われ続けてる。今週オランダで初めて会った人にも言われた。慶應に受かるまでは地頭悪いって言われてたから、突然全く逆のこと言われるようになってびっくりしてる。地頭ってそんなにすぐ変わるもんなの? 日人は「地頭」という言葉が大好きだ。でも、この言葉が一体何を意味するのかをちゃんと言語化できる人に、あまり出会ったことがない。この「地頭」って一体、なんなんだろう。何を根拠に、人は地頭が良い、悪い、と決めたがるんだろう。 この話、講演でもずっとしてきたしにも書いたしもうずっとずっと言ってることだけど、まだまだ伝わってなさそうだから、改めて私の見解をここに書いた。 「絶対ムリだし、やめときな」私が高校3年生のとき、

    「ビリギャルは、元々頭が良かったんだよ。」|小林さやか | Sayaka Kobayashi
    june29
    june29 2023/06/19
  • マジでBLEACH初めて読んだ|ジスロマック

    みなさまには、「明らかに見た記憶はあるのに、内容は全く覚えていない」という状態の作品があるだろうか? 私には、かなりある。 より具体的に言えば、「明らかに“見た”という記憶はあるのに、子供の頃の記憶すぎて内容はサッパリ覚えていない」という状態の作品が、ものすごく多い。 『機動戦士ガンダムOO』や『コードギアス 叛逆のルルーシュ』、『おねがいマイメロディ』に『絶対可憐チルドレン』……どれもこれも、「見た」記憶はあるのに、内容はよく覚えていない。だから、今こそ見直したい。特にその中で存在感が大きかったのが……………… 『BLEACH』1巻より そう、『BLEACH』なのです。 ちょうど前、アニメの千年血戦篇を見ていた時、ふと気がついたのです。私は、BLEACHを見た気がしていたけど、実は全く内容を覚えていない。というか、微塵も記憶の中に存在していない。そもそも、私はマンガのBLEACHを読んだ

    マジでBLEACH初めて読んだ|ジスロマック
    june29
    june29 2023/06/16
    「……4……だと……!?」で声が出た。何度か読んでいるけど、また読もうかなあ。
  • 『『アイドル』の異様さの評価』の異様さの評価 ~『アイドル』のラップパートについて~|ちゃお

    これを書くためにnoteを始めたので体裁が見にくい場合が大いにあると思われます。ご容赦ください。 このnoteはさぎし氏の押韻論を、主に『YOASOBIアイドル』の異様さの評価+常識外れの英語歌詞の問題について』と『補足記事:YOASOBIアイドル』の英語歌詞の比較検討』を取り立てて批判した文章になります。彼の押韻の分析の仕方に問題があることは人にTwitterで直接指摘したことはあったのですが、聞く耳を持たれなかったし、何より彼の評論を読んでアーティストらが韻(ひいては音楽)に対して窮屈な思想を持ってほしくないので執筆しました。 また、歌詞論や音楽評論の方々、YOASOBIなどのJ-popが好きな方々、HipHopが好きな方々に届けばいいなと思います(この評論で何かしらの楽曲を攻撃することはないので安心してもらっていいです)。 さぎし氏の押韻論について 読者の方々はもう既に聴いてら

    『『アイドル』の異様さの評価』の異様さの評価 ~『アイドル』のラップパートについて~|ちゃお
    june29
    june29 2023/06/14
  • 書籍「こどもの夢中を推したい」 #全文公開の切り抜き|佐藤ねじ(ブルーパドル)

    書籍「こどもの夢中を推したい」が2023年7月4日にfreee出版より発売されます。発売前の6月13日から予約開始にあたって、書籍の「全文まとめ」を公開します。を買うまでもないけど、中身に少しは興味があるなって人向け。全文公開だと読むの面倒だけど、10分もあればざっと読めちゃうYouTubeの切り抜き動画みたいな「全文公開の切り抜き」です。 このは、ツペラツペラさん、atama+、探究学舎など7組の教育系の人との対談中学受験海外移住AI教育?など、正解がわからない時代にこそ、大切な「こどもの夢中」を伸ばすヒント集です。内容をみて共感いただけたら、書籍の方もよろしくお願いいたします。 目次を読むだけでも、何となく要点がわかります。 小中学生の「夢中」を7組と対談したこれは小中学生の親御さんに向けた。僕自身が欲しかった。いま小6の子がいるんですが、時代の変化すごいけど「うち

    書籍「こどもの夢中を推したい」 #全文公開の切り抜き|佐藤ねじ(ブルーパドル)
  • アクセシビリティの指摘はなぜあんなに『めんどうくさい』のか|平尾ゆうてん

    お前がめんどうくさがっているとき、相手もまためんどうくさがっているのだ シンドーイ・ダルイ5世まあ、そんな言葉を残したダルイ5世なんて存在しないんだけど、あることの『めんどうくささ』には、こういうお互い様な部分があることは読者のみなさんも経験的に感じているのではないでしょうか。 今回の話は、アクセシビリティの専門家として日々相談を受けたりレビューをする中で感じている『めんどうくささ』を説明しつつ、相談をしている側やレビューを受ける側も私の話をめんどうくさいと思って受け取っているんだろうなぁ〜という予想をしながら、これらにまつわる問題の整理と、それでもあえて『めんどうくさい』コミュニケーションをとっている言い訳を書きたいと思います。 相談に対する返答の『いつもの3点セット』「〇〇したいんだけど、アクセシビリティ的にどう思いますか?」 こういった問いは毎日のように尋ねられます。まず断言しておく

    アクセシビリティの指摘はなぜあんなに『めんどうくさい』のか|平尾ゆうてん
    june29
    june29 2023/06/13
  • 11年間続けたフリーランスをやめた|モロ

    こんにちは、モロ(@moro_is)です。 かねてより「フリーランスやめる!」と公言しつつ、あまりにもアレなアレですっかり機を逃しておりましたが、前年度をもってフリーランスを脱し、ついにサラリーマンデビューを果たしました。 10年以上もフリーランスだったことを思えば感傷もひとしおですが、振り返り的な意味も込めて、ある種憧れだった退職エントリ? 入社エントリ? とさせてください。 10年以上も一体何を……?当に一体何をしていたんでしょう。 10年あれば未就学の5歳児が高校生になります。 もはや全部まとめても3年分くらいしか記憶がない気がしますが、 特に「フリーランスになるぞ!」といった意気込みも何もなく、雑に仕事を辞めて自宅で趣味の制作に没頭する 生活がままならないことに気付き、知人に泣きついて仕事を貰って回る 2年目くらいに確定申告が必要なことや青色申告の存在に気づき開業届を提出する 趣

    11年間続けたフリーランスをやめた|モロ
    june29
    june29 2023/06/13
  • 少年が線路に立ち入り、石を投げていた。|乙武 洋匡

    【全文無料公開】 Twitterのタイムラインを眺めていると、不意に流れてきた動画。私は、思わず釘付けになった。 10代と思われる青年が線路に降り立ち、石を投げている。やがて母親と思しき女性が線路に降りて少年に駆け寄り、なだめるようにして抱きしめた。表情までは読み取れないが、少年も母親のことをしっかりと抱きしめ返している。ところが、少年は母親を振り切り、再び走り出してしまう。母親もまた必死に息子を追って走り出すが、その距離は次第に離されていく。 私の目が釘付けになったのは、こうした光景を映し出す動画だけでなく、その動画を貼り付ける形で投稿されていた冒頭の一文だった。 「藤沢駅こいつのせいで東海道線止まってる💢」 動画に映し出されている状況と、それをホームの上から撮影していたのだろう利用客のつぶやき。そのあまりの距離感に、私はしばし呆然となった。 しかし、そこに“距離”を感じた私は、もしか

    少年が線路に立ち入り、石を投げていた。|乙武 洋匡
    june29
    june29 2023/06/10
  • 週に1時間の会議をなくしたら、開発もチームも崩れかけた話|辻井 耀

    リンクアンドモチベーションでUXデザイナーをしている辻井です。所属している開発チームのとある会議が、想像以上にいろんな効果を生んでいた、というお話です。 どんな会議だったのかそれは週次のKPT会議でした。(Keep / Problem / Tryの観点で、成果・課題を棚卸しするミーティング) 会議は週に1回、1時間 全職種から全員が参加 Miroで、「今週やったこと」「来週やること」を書き出す 他メンバーの振り返りを見て、「感謝コメント」を記入する チームや開発に関するGood Newsを自由に記述する 感じている懸念があれば、それも自由に記述する というルールで実施していました。 この会議体、半年近く運用していて、大きな問題があったわけではありませんでした。ただ、期初のタイミングで会議体を見直し、「週次で1時間はややToo muchかもしれない。感謝・リスペクトを伝える会議体は月末に納会

    週に1時間の会議をなくしたら、開発もチームも崩れかけた話|辻井 耀
    june29
    june29 2023/06/09
    ふりかえりの話だった。
  • Rubyコミュニティへの帰還|ma2

    RubyKaigi 2023に参加してきた。 開催地は松。前回の参加は2019の博多だったから4年ぶり。 過去の仕事を振り返ってみると10年ほどRails仕事をして2019年にはニフティに転職した。ここでは、ビッグデータ解析っぽいことが多かった(TreasureDataとかdigdagとか、なつかしい)。2020には今の会社に転職して、ES6+React+ReduxPython+Django、そして今はJava+Springと、RubyRailsからは遠ざかってしまった。 そんなときにRubyKaigi開催の話を聞いて、最初は若いエンジニアたちのノリについていけるのか(私は今年63歳なのだ)とか、途中で疲れちゃうから古参加しても意味ないのではとか、いらぬ心配をしていた。 でも久しぶりのRubyKangi2023、思い切って参加してみたらとても楽しめた。 会場の雰囲気が最高すぎた。「

    Rubyコミュニティへの帰還|ma2
    june29
    june29 2023/06/09
  • オープンソースビジネスの挑戦と現実|Rui Ueyama

    いい感じのオープンソース・ソフトウェアを書いて、それを元に起業することを考えてみたことがある人は結構いるようだ。実際に僕はここ1年半ほど、自作のオープンソース・ソフトウェアを元にビジネスを立ち上げようと試行錯誤してきた。その経験についてここでシェアしてみようと思う。 あらすじ薄々予期していたことではあったけれど、結論から言うと、そんなにはうまくいかなかった話ということになる。要点をまとめると次の通りだ。 「moldリンカ」というオープンソースのツールを開発して、それを元にビジネスを行おうとしていた そこそこ稼ぐことはできたものの、大きなリターンを得るのは難しかった ほとんどの企業はオープンソースを大々的に活用していても「無料のソフトウェア」にはお金を払うつもりはないし、払いたくても社内制度上できない 大きなリターンを得たいのならば、自作のオープンソース・ソフトウェアを元にサービスを立ち上げ

    オープンソースビジネスの挑戦と現実|Rui Ueyama
    june29
    june29 2023/06/07
  • YOASOBI『アイドル』の異様さの評価+常識外れの英語歌詞の問題について|Sagishi

    こんばんは。Sagishiです。 今回は、YOASOBIアイドル』について幾つか論評をしていきたいと思います。 わたしは『アイドル』を幾つかの点で好意的な評価をしていますが、いっぽうで懸念や悪い評価をしている箇所もあります。この破天荒な『アイドル』という楽曲を通して、日音楽シーンそのものについても考えたいです。 1 スタイルの追究による異様化1-1 J-POPの進化の歴史『スタイルの追究』 『アイドル』を初聴したさいの印象ですが、「マジでカオスで変な曲」「すごい強引」だと感じました。そう感じる理由というか原因は明白で、展開や転調の過剰さと、ボーカルの声の演技です。 非常に曲展開の切り替わりが早く、まるでジェットコースターのような印象を受ける楽曲です。こうなった理由を紐解いていくと、近年の日のメジャー音楽における、米津玄師とOfficial髭男dismの影響をどうしても話す必要があり

    YOASOBI『アイドル』の異様さの評価+常識外れの英語歌詞の問題について|Sagishi
    june29
    june29 2023/06/06
  • 学習は「知識やスキルの獲得」だけではない。学習論研究からひもとく、多様な「学習観」|安斎勇樹

    先日、岸田首相の「育休中のリスキリング」という発言が大きな波紋を呼びましたが、政府は個人の「学び直し」支援に5年間で1兆円もの予算を投じる方針を発表し、「学習」に対する世間の注目も高まってきているように思います。 学習論の研究者としてこのこと自体は喜ばしいなと感じる一方で、「学び」と言うとスキルや知識の習得のことばかりが語られがちな点が気になっています。 私が専門としてきた学習論においては、「学習」は単なる知識やスキルの獲得のみならず、もっと広く捉えて議論がなされてきました。しかし、「どうやって学習を支援するか」というHOWを考える前に必要な、「学習とは何か」という議論が、全然足りていないように思えるのです。 何をもって「学び」とするかは、時代とともにアップデートされ続けてきています。「学習とは何か」を深く、ラディカルに考えることは、学習において最も重要といっても過言ではありません。 とい

    学習は「知識やスキルの獲得」だけではない。学習論研究からひもとく、多様な「学習観」|安斎勇樹
    june29
    june29 2023/06/06
  • 「教える」のではなく「教えてもらう」|shinshinohara

    塾を主宰していた10年間、私は「教え魔」だった。私は非常に物分りが悪く、中学までは成績も悪かったので、勉強のできない子でも理解できるよう分かりやすく教える自信があった。実際、私が説明すると「よく分かった!何で今まで、こういう教え方してもらえなかったんだろう」と、生徒は感動した。 で、その場ではできるんだけど。翌日になるときれいサッパリ忘れてる。「昨日教えたろ?分かったって感動してたろ?」と聞くと、「分かったと思って感動したのは覚えてる」というが、肝腎の学習内容がものの見事に残っていない。仕方なく、もう一度教えると「あ、これね!分かった分かった」 ところがさらにその翌日になると忘れてる。これでは次に進めない。学習が積み上げられないので頭を抱えていた。 そんなとき、母校へ教育実習に。授業で熱化学方程式を教えることに。しかし私は指導案も作らず(ひどい)、ぶっつけ番で臨んだ。すると、答えが合わな

    「教える」のではなく「教えてもらう」|shinshinohara
    june29
    june29 2023/06/04
  • 売り子さんになってくれた担当編集者さんに助けられた話|朱野帰子

    ご報告です。 このたび、技術書のオンリーイベント「技術書典 14」への初参加をなんとか果たしました。わーっ、パチパチパチパチ。 「技術書典って何? なぜ参加したの?」という方はこちらの記事をお読みください。参加するまでの経緯が書いてあります。 「参加します」から「頒布します」の間には「執筆しています」があってもいいはずですがスパンと抜けていますね。入稿に向かってひたすら文字を打ちまくっていたのでnoteを書く余裕がなかったのです。余裕ができたら技術同人誌ができあがるまで、いかにいろんな人に助けられたかの詳細を書きたいと思います。 今日書くのは売り子さんをやってくれた担当編集者さんについてです。どのの担当さんかは伏せておきますが、初めて会った時からなんとなく「同人誌が好き」ということを聞いていました。一度、「同人誌を作って同人誌即売会に出てみたいな」と軽く言ったとき、いつもは年長者の私に気

    売り子さんになってくれた担当編集者さんに助けられた話|朱野帰子
    june29
    june29 2023/06/01
    すんごいおもしろかった!