
Photo by Jan Persiel 最近、世界中で話題になった「WannaCry」。感染すると保存しているファイルを暗号化し、ファイルを読み込めない状態にする。暗号化したファイルを復元してほしければ身代金を支払うように指示する画面が表示されるランサムウェアだ。 150ヵ国以上で35万件にもおよぶ感染被害をもたらし、ヨーロッパ圏のみならず、ロシア、アメリカなどの国も影響を受けており、日本でも被害が報告されるなど、世界的に大流行となった。 名は体を表すというように、「泣きたくなる(WannaCry)」ような被害をもたらしたWannaCry。ITに詳しくない人でも名前を聞くことになったかもしれない。それでは、なんとも3600万以上ものAndroid端末に侵入したというマルウェアをご存知だろうか。 その名は「Judy」マルウェア。マルウェアが影響するゲームアプリのメインキャラクターの名前にち
IEEE(米国電気電子技術者学会)はこのほど、国立天文台野辺山宇宙電波観測所(長野県南牧村野辺山)にある口径45メートルの電波望遠鏡を、電気電子分野の歴史的業績をたたえる「IEEEマイルストーン」に認定した。「電波天文学の進歩に大きな貢献をした」とたたえている。 1982年に完成した、当時としては世界最大口径の電波望遠鏡。三菱電機が製造を担当した。世界の電波望遠鏡の口径11メートルが最大だった時代に45メートルという大口径を狙って設計し、大型の機械構造物が変形することなく目的の方向を指向できるよう、さまざまな新技術を投入したという。 これまでに、いくつもの星間分子や巨大ブラックホールの発見など画期的な成果を挙げてきた。観測開始から35年を経過した今でも、波長3ミリメートル近辺のミリ波の観測では世界最高性能の電波望遠鏡の一つという。 国立天文台がIEEEマイルストーンの認定を受けるのは初。
おでこの真ん中あたりで黒い鉢が割れたような模様になっているのが典型的なハチワレ。白いまつげ(でいいのか?)がピンと貼っててカッコいい(2016年6月 ソニー α6300) 日本で一番多い猫は「キジトラ」、2番目は「ハチワレ」だそうである。出典はよくわからないけれども、外猫をたくさん見た経験からしてなんとなく納得できる。 猫の種類って見た目でざっくり分けちゃうことが多くて(何しろ雑種が一番多いから)、その基本は「色」と「柄」。 白だとか黒だとか茶だとかが色。トラとかハチワレとかが柄。 キジトラというのは「色+柄」についた名前。キジは鳥の「雉」(ちなみに、雌の方。雄の色は違う)。雌の雉と似た色のトラ柄だから、らしい。雉というと派手な色の雄が有名だけど、雌の雉は地味な茶色なのだ。 ハチワレは「柄」。漢字だと「鉢割れ」。鉢がかぱっと割れたような形から来たそうで、「八」の字に似てるからかと思いきや、
米国の成人を対象に実施された乳製品に関する調査で、回答者の7%がチョコレートミルクは茶色い牛から採れると回答したそうだ(TODAYの記事、 Food & Wineの記事、 Consumeristの記事、 Dairy Goodの記事)。 調査は乳製品業界団体のInnovation Center for U.S. Dairyが4月にオンラインで実施したもので、1,000人以上が参加したという。チョコレートミルクが茶色い牛から採れると答えた回答者は7%のみだが、何から採れるかわからないと答えた回答者は48%にのぼる。また、自分が飲みたいチョコレートミルクを購入する言い訳に子供を使う回答者が29%いたとのことだ。
「アニメがヒットしても製作委員会がもうかるだけでアニメーターには還元されない」「製作委員会の利益搾取」「広告代理店の中抜き」などアニメ制作の現場からしばしば聞こえてくるこれらの意見。アニメ制作において製作委員会の役割とはなんなのか、製作委員会は本当に悪なのか、中堅制作会社の役員と日本動画協会を取材しました。 6月7日に放送されたクローズアップ現代+「2兆円↑アニメ産業 加速する“ブラック労働”」でも、製作委員会の構造についてパネルで説明するくだりがありましたが、視聴者からは「問題点、このパネルで一目瞭然なのに」「やりがい搾取の典型」「製作委員会のシステムが一番の問題なんじゃないの?」といった疑問の声があがっていました。 物議を醸したクローズアップ現代+のパネル(番組内でのパネルを再現したイラスト) 制作会社が語る、製作委員会の役割 製作委員会とは何なのか 批判的な意見が相次ぐ中、なぜアニメ
豊洲市場に移転するかどうか。長引く議論がいよいよ大詰めを迎えている。日経新聞などによると、小池百合子都知事は週明けにも豊洲移転を表明するという。 築地から豊洲市場への移転は、2016年11月の予定から大幅に延期されていた。この間、大きな注目を集めていたのが豊洲市場の安全性問題だった。はたして、ここまで議論が必要だったのか? 安全性を疑問視した報道豊洲の土壌や地下水を検査したところ「基準値超え」の化学物質が検出され、「安全性への疑問が深まった」などとする報道も続いた。 都はかねてから豊洲開場の条件としての「無害化」を条件にしていたが、達成できなかったとして、小池知事は業者に「お詫び」をした。 化学物質のリスク評価の第一人者、中西準子・横浜国立大名誉教授(79歳)はこう語る。 「豊洲新市場は安全性に問題がないのに、小池知事の姿勢が議論を混乱させた」 中西さんは、公害の時代から環境問題に関わり「
新著『物理学者の墓を訪ねる ひらめきの秘密を求めて』(日経BP社)で偉大な物理学者たちの足跡をたどった京都大学大学院総合生存学館(思修館)教授の山口栄一氏(イノベーション理論、物性物理学)が、現代の“賢人”たちと日本の科学やイノベーションの行く末を考える本企画。 前回に続き、ニュートリノ振動でノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所長の梶田隆章氏との対談の模様を伝える。話題は科学教育や国の研究予算など日本における科学を巡る環境に進んだ。(構成は片岡義博=フリー編集者) 理論と実験という車の両輪 山口 私は岐阜のカミオカンデには2回、行ったことがあります。また、カミオカンデと同じようにニュートリノの観測ができるイタリアのグラン・サッソ山の地下研究施設にも行ったことがあります。1日ずっといて、これは気が狂いそうになるなと思いました(笑)。そこにいる研究者は世俗の享楽から離れた修行僧のよう
ここ3年の間、アルバータ・オーロラ・チェイサーズというフェイスブックグループが空に描かれるゴージャスな光のアーチの写真を撮り続けてきた。 アーチはカルガリーやエドモントンのような中緯度地域の北の空に弧を引く。印象的な紫と緑を呈する色合いで、らせんを描くこともある。 当初、緑紫に輝くリボンを飛行機雲やプロトン(陽子)オーロラだと思われていたが、高速で移動する熱いガスの筋であることが判明したという。 飛行機雲?プロトンオーロラ?いいえ違います 同グループは当初、緑紫に輝くリボンを飛行機雲だと勘違いしていた。カメラのシャッター速度をゆっくりにして、さらに画像編集ソフトで彩度をいじったとき、ようやく光のアーチが発光しており、地上の光を反射する飛行機雲とは違うということに気がついた。 この画像を大きなサイズで見るPhoto credit: Vanexus Photography そのときはプロトン(
テレビとか動画とかで、可愛い動物が可愛らしい仕草をしているとする。 そこにまるで動物の気持ちを代弁するかのように声を当てる。よく見かけるが、これを止めろよ。 ナレーションはまだいい。状況を解説しているものだからだ。 ダメなのは動物に成り代わってしゃべるパターンだ。 大抵、女性の甲高い声で動物の「声」は「代弁」される。 おかしいだろ。動物の考え方なんて人間の言語で表現できるわけないだろ。 ナレーションはいい。これは動物に対して人間がこう考えます、という体だからだ。 あと吹き出しいれて文章で解説するのもダメだ。 本当にそう動物が考えているわけないだろ。わかるわけがないだろ。 なお、動物のキャラクターにしゃべらせるのは問題ない。 動物のキャラクターは人間がつくったものだからだ。そのものではないからだ。 こういうリアルの動物に人間が声を当てるの可愛いからって当たり前のものとしていると、いつまで経っ
Stack Overflow 2017 Developer SurveyのデータをStack OverflowのデータサイエンティストDavid Robinson氏が分析したところ、コードのインデントにタブを使う開発者よりもスペースを使う開発者の収入が高いという結果が出たそうだ(Stack Overflow Blogの記事、 The Registerの記事、 Ars Technicaの記事)。 回答者51,392名のうち、インデントにタブを使うかスペースを使うかという設問に回答したのは28,657名。プロの開発者の回答に限定すると40.7%がタブ、41.8%がスペース、17.5%が両方となっている。このうち12,426名が給与(年間)の情報を回答している。 給与の中央値はインデントにスペースを使用する開発者が59,140ドル、タブを使用する開発者は43,750ドルとなっている。両方使用する
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 今日、大学に入って最初のプログラミングの授業があった。それについて少しばかり思うことがあったのでここに記す。以下の文章は、工学部情報系学科一回生の、最初のプログラミング授業について述べたものである。タイトルにもある通り、この文章は「初心者に対する」講義について言ったものであり、機械制御を専攻する学生に対する講義などを言うわけではない。 最初の言語がC 結論から述べよう。最初のプログラミング言語にC言語は向いていない。できないとは言わないが(私が最初に触れた言語もCだが)、より有力な候補がいくらでもある。私の所属する学科には機械分野に進む
米ニューヨーク州のナイアガラの滝の一つ、カナダ滝(2012年6月14日撮影)。(c)AFP/Karen BLEIER 【6月17日 AFP】米・カナダ国境にあるナイアガラの滝(Niagara Falls)に救命具などを着けずに飛び込んだ人の中で初の生還者として知られた米国人男性が、今年4月に2度目の挑戦で今度はバルーン状の水上遊具の中に入って滝に飛び込んで死亡したとみられることが分かった。米メディアが報じた。 現地当局や報道によると、ナイアガラ川(Niagara River)で最近発見された遺体の身元は、2003年に落差51メートルのナイアガラの滝に飛び込み生還したカーク・ジョーンズ(Kirk Jones)さん(53)であることが判明した。 ジョーンズさんは4月19日に、ウォーターボールなどの名称で知られる、塩化ビニールなどでできた透明のバルーンの中に入って飛び込みに再挑戦したとみられてお
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