トヨタ自動車は2月19日に始まった『H2&FC EXPO(水素・燃料電池展)』(2月21日まで。東京ビッグサイト)で新型燃料電池システム(第3世代FCシステム)を初披露した。この第3世代FCシステムは、耐久性能の向上(トヨタ従来比2倍)、燃費性能の向上(トヨタ従来比1.2倍)とコストの大幅な削減を実現している。 TEXT:世良耕太(SERA Kota) 耐久性2倍、燃費1.2倍、低コストの第3世代FCシステム 第3世代FC(Fuel Cell)システム 現地のトヨタブースでは、トヨタ自動車株式会社 水素ファクトリー Presidentの山形光正氏が「持続可能な水素社会の実現に向けて」と題してプレゼンテーションを行なった。 トヨタはこれまで燃料電池車(FCEV)のミライとクラウンを発売し、累計で2万8000台を販売している。外販ユニットは約100社に対して2700台を販売。小型トラックは16
