ハダカデバネズミてのもなかなか凄い名前の動物だけど(蟻のような真社会性を持ったネズミなので女王デバネズミとか働きデバネズミとかいるらしい)、やっぱり日経サイエンスは別冊も面白いのう。 ミームと言えばいまやリチャード・ドーキンスじゃなくてスーザン・ブラックモアって感じだけど、この本ではブラックモアの論文に反論三本を交えて紹介してます。前の2本は反論て言うより補足してるという感じが強かった。最後の1本は「文化の本質は価値観の共有にあるがそれは単なる模倣では説明できない」と言ってて、確かにそれは正しいわな。ただ、ミームが拡散する方法として単なる模倣以外に「教育」を導入すると解決できてしまうんじゃないかい。例えば「愛国心」なんてミームの中でもかなり強力なものの一つで、「教育基本法の中に愛国心教育を入れよう」とか叫ぶのもミームのせいだし、「愛国心のないやつは売国奴だ」とか言って排斥にかかるのもハヌマ