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ブックマーク / chuukyuu.hatenablog.com (4)

  • (706)クロード・ホプキンズ『科学的広告法』こだわり(6) - 創造と環境

    ↑今日までの累計です。 ・ 坂 登さん訳『科学的広告法』(1966.10.05 誠文堂新光社)より ホプキンズと広告リサーチ (昨日のつづき) 単純性と複雑性 現実は複雑なものである。 したがって、さまざまな観察の非一貫性を抽象作用によって単純なエレメントに還元することが科学的方法の重要な役割となる。 最初、ちょっと見ただけでは複雑そのものに思えたものが、究極は単純なエレメントのさまざまな結合と理解されるようになる。 このように、真の科学的な考え方は複雑な現実を単純化することであり、似て非なる科学的思考は複雑さを喜び、尊しとする。 シロウトを喜ばせるのも、この複雑さである。 ところが、知的慰安を求めるわれわれの自然の欲求を満たしてくれるところまで現実のあらゆる面を単純化することは、科学的な考え方といえども無理である。 広告のメカニズムのように複雑をきわめた現象は、コピーを書いたりコピーを

    kkbt2
    kkbt2 2011/04/20
    「ドアのわきにつけられたスイッチ操作で電球の明りを点滅させるなどということは、当時の消費者は夢にも考えなかったからである。消費者は疑問を解いて問題を解決することをしない」
  • (441)デラ・フェミナ著『広告界の殺し屋たち』(4) - 創造と環境

    【用法】 あなたもお分かりのように、あなたは今まであなたの上にふりかかってきたことの結果として生じたものがあなたなのです。 だから、ここで、どれから大きな影響を受けたというようなことは私にはできません。すべてのものの総合なのですから。 さらにいいたいのは、広告をつくるうえでの成功でもっとも重要な要素は、製品そのものだということです。このことを十分にいう機会が、これまであまり、なかったように思います。あるいは十分に強調することもできなかったようにおもいます。 (「ウィリアム・バーンバック氏、広告の書き方を語る」(6))←( )の数字をクリックで全文が読めます。 (chuukyuu格言)洗心革面(せんしんかくめん)。 (原題『真珠湾をくれたすばらしい民族から』)の抜粋 第2章 「スピーディー・アルカ・セルツァー」の死(4) この瞬間も、コンプトン代理店ではあわれな野郎が部屋に坐りこんで、アイボ

    (441)デラ・フェミナ著『広告界の殺し屋たち』(4) - 創造と環境
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    kkbt2 2009/04/19
    「普通の主婦はケーキをつくる時に何か物理的なことをしないとバカにされている感じがする」「人は効いているという証拠にしみを感じたがっている」誤解されがちだけど、インサイトを探るってのはこういうことですな
  • (217)[ビートルの広告](118) - 創造と環境

    印刷メディアでは、音、動き、匂い、味、肌ざわり、痛み---などは正確には伝えられません。TV-CMだと、音、動きが表現できるようになりました。そのようなメディアの持っている制限を工夫によって錯覚させることもできそうと挑戦し、この場合は、静止誌面から「音」を感じさせたのです。50年前のこのころ、TV-CFがようやくものの役に立つことが先覚たちによって認められかけていました(モノクロでしたけどね)。 クリエイターを、「試みる人」といいかえてもいいのかも。 馴らし運転の必要はありません。 新車に対する価格の中には、奇妙なノイズの代金も入っているとお考えになっていますね。 フォルクスワーゲンは違いますよ。 フォルクスワーゲンの新車は、ノイズ別で、1,595ドル。 新しいフォルクスーゲンは、キイキイきしむ音をみごとに取り除いています。それから、何かが洩れるような音も。各部分が実にぴったりと適合してい

    (217)[ビートルの広告](118) - 創造と環境
    kkbt2
    kkbt2 2009/02/12
    「メディアの持っている制限を工夫によって錯覚させることもできそう」「クリエイターを、「試みる人」といいかえてもいい」
  • (391)『アート派広告代理店---その誕生と成功』(1) - 創造と環境

    いまから40年前---1968年10月15日刊の右掲書(変形A4)を誠文堂新光社から刊行しました。同社発行の『ブレーン』誌に連載したもののまとめです。きのう、お約束したジャック・ティンカー&パートナーズ社を取材したリポートも、同書に収録されています。それで、ひっぱりだして再読してみたのですが、「まあ、ええこと、言うとる」とおもったので、ジャック・ティンカー&社の前に、このの前書きを2回にわたって引用します。チョッピリ辛くて、ちょっぴり古めかしくて、まったく定着しなかった---と、あらためて判定をくだしました。ま、我慢してお読みください。40年前の米国が発した警鐘がきこえてきます。「黒船、来る」の叫びのつもりだったかもしれません。 <序に代えて> 広告の思想 ---プラトンからキェルケゴールまで--- 1966年の11月。私は、この年2度日のニューヨーク訪問をしました。この年2度目---と

    (391)『アート派広告代理店---その誕生と成功』(1) - 創造と環境
    kkbt2
    kkbt2 2008/12/16
    「広告は根本的には説得である。そして、説得は科学ではなくて、アートの問題である」このへん、ずっとうろうろし続けている。
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