九州共立大チャレンジ競技会の男子100m予選に、200m日本記録保持者で北京五輪4×100mリレー銀メダリストの末續慎吾(EAGLERUN)が出場し、追い風参考ながら10秒66(+3.2)という好記録をマークした。自身のSNSで動画をアップし、「 この道を極めるのだ!」とコメントしている。 末續は6月2日に44歳を迎えるため、これが43歳ラストレース。昨年11月には10秒81(+0.5)と43歳の日本最高記録をマークしており、その後に自身のSNSで「まだ速く走れる」と綴っていたが、まさに有言実行。これを大きく上回る記録となる。なお、44歳の公認レースでの日本最高記録は11秒38だ。 末續は2003年パリ世界選手権の200mで日本人初となる銅メダルを獲得。2008年北京五輪4×100mリレーでは日本初のメダル獲得に貢献した。200m20秒03は今も破られない日本記録で、100mも10秒03