今年のノーベル化学賞に選ばれた根岸英一さんがこんな意味のことを言っていた。 「20世紀に生きて死んだ人の数と過去の受賞者数から、ノーベル賞に選ばれる確率は1000万分の1になる。低すぎて宝くじに当たるような確率に思えるが、1000万は10を7回かけ合わせた数。10人中1位になる経験を7回繰り返すと考えればいい」 まぁ10の7乗なので、10人中1位を別個に7回やるのではなくて、10人中1位になって上のグループに行ってまた10人中1位になって、という繰り返しをしないといけない。上のレベルに行くたびに競争は大変になるので生半可ではない。でもそうやって近い目標設定をしてハードルをひとつずつクリアしていく、というのは有効な手段だよね。 ノーベル賞の話と比べる気もないが、ボクも似たような「近い目標設定」をわりとする。 たとえば本を執筆するとする(小説ではなく新書みたいなやつ)。 本を書くって(経験ある
竹内まりやの10年ぶりのライブ「souvenir again」に行ってきた。 4日間だけのスペシャルライブ。昨日はその東京最終日だった。@武道館 いままで観た数多くのライブの中でも最上のひとつだった。 終わったあとちょっと呆然として無口で歩いた。のれるライブ、踊れるライブ、元気が出るライブなどはいろいろあるが、自分の人生に思いを巡らし、沈思黙考し、ちょっと泣き、毎日を大切に生きていこうと決心し、観る前と観た後では確実に人生の見方が変わっている、そんなライブ、ちょっとない。うん、このライブで何かが確実に変わった。いろいろ頭が整理できた。爽快だ。 いや、シンプルなライブなのである。 ステージは楽器が配置してあるだけで凝った趣向はない。歌もお馴染みのものばかり。55歳の竹内まりやは落ち着いていて、客席を無理に盛り上げることもせず淡々と進行していく。観客の年齢層も高く、曲間も静かなものだ。「告白」
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